以下登壇者の広瀬隆さんからのメッセージです!
関東周辺のみなさま
大切な講演会のお知らせです・・・広瀬隆
来週4月20日に、東京(水道橋駅から徒歩10分)の文京シビックホール(小ホール)で、
フォトジャーナリストの広河隆一さんと、もと福島民友新聞記者で、世界情勢にくわしい藍原寛子(あいはら ひろこ)さんと、私・広瀬隆の三人が、
「危機に瀕するメディア〜原発問題から安保法制まで〜私たちは何を伝えられ、
何を伝えられていないのか?」と題した講演会を開きます。
「なぜ人びとは怒らないのか」というテーマが重大です。それは、日本に住んでいる多数の人びとに事実が正しく伝わらない(つまりメディアが眠っている)からなのです。
たとえば、原発再稼働差止め仮処分申立てで、大津地裁が高浜原発の運転停止を命じたのに、1ヶ月もたたずに福岡高裁宮崎支部では川内原発の再稼働運転継続を適格としましたね。なぜ両者の訴訟で正反対の決定が出て、何が伝えられていないのでしょうか。私が見る限り、どの新聞を読んでも、具体的な事実が指摘
されていません。
安保法制の成立に関しては、たとえば中東でイスラム国という武装集団がなぜ生まれたのか、いや、一体誰が彼らをつくり出したのか、それが紙上でも、テレビ画面でも、私たちは知ることができないのです。
その具体的な事実を、三人それぞれの立場から、この講演会で実証します。
5年前の2011年3月11日の夜から、福島の住民をどうして避難させようかと、そのことばかり考えていた自分を思い出し、本当に心が痛みます。そうした時、3月13日に広河さんが現地から電話をくれたのですが、「そんな危険なところで、何をしているんだ。逃げてくれ」と願いました。でも、広河さんは、なぜ命懸けでその危険地帯に入ったのでしょうか。
どうか、文京シビックホール(小ホール)においでください。4月20日、夕刻6:30に開場、7時に開演です。
「危機に瀕するメディア〜原発問題から安保法制まで〜私たちは何を伝えられ、何を伝えられていないのか?」
http://www.daysjapan.net/event-info/event201603_2.html
広瀬隆「メディアはなぜ人々を裏切り、どこに導くのか」
藍原寛子「福島でメディアは何を伝えているか」
広河隆一 特別映像「原発事故報道」
講演「政府の安全宣伝と被害の隠ぺい」
【入場料】1000円、DAYS JAPAN定期購読者は800円、
高校生以下と73歳以上は無料
【申し込みは】
広河隆一事務所 ☎︎03(5376)7898、FAX03-3322-0353
メールhiropress@daysjapan.net
※参加者名、連絡先、DAYS JAPAN定期購読の有無を明記ください