2011年05月08日

水の要らない調乳済みミルクを被災地へ

Milk for Japanese Babiesという水の要らない、
安全で汚染されていない調乳済みミルクを被災地の(ゆくゆくはもっと広域の)、
お母さんと赤ちゃんに届けるといった活動があるのでご紹介致します。


■ 公式サイト
http://milkforjapansbabies.blog.fc2.com/blog-category-5.html
※日本の原発の不安や地震・津波にあわれた被災地へミルクを送付することが第一の目的だが、
活動を継続するには限界があり、フィンランドのチームとも協力し、
今後は日本の法改正に向けた活動も推進していく予定とのこと。

■ソーシャルネットワークmixi
●世界のミルクを日本へ☆USA☆コミュニティ
参加者:180名
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5554337

●被曝から子供達を守る〜繋ぐ命〜関連コミュニティ
参加者:767名
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5581412

■報道採録
産経新聞
http://milkforjapansbabies.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110423/trd11042307310002-n2.htm
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2011年04月20日

4月21日(木)文科省が基準を発表する可能性あります

4月21日(木)文科省が基準を発表する可能性あります
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4月21日(木)
子どもに20ミリシーベルト!?
放射線被ばく基準に関する対政府交渉

緊急に、文科省に抗議の声を! 
文科省は21日にも基準を発表する可能性があります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

●福島の子ども達を救おう。 
 文部科学省は、福島県内の学校の被ばく基準について、
年20ミリシーベルトの被ばくを子ども達に適応しようとしています。
これは、原発管理区域の基準である3ヶ月1.3ミリシーベルトを大きく上回るものです。
放射線の影響を受けやすい子どもに、このような高い基準を適用しようとしているのです。
現在の一般人の基準は1ミリシーベルトです。

 文科省は21日(木)にも基準を発表する可能性が高くなっています。
 何としても撤回させましょう。
★ 政府交渉に参加してください。
★ 参加できない方は、下記から文部科学省に抗議の声を届けてください。
  福島の子ども達に20ミリシーベルトの適応を撤回するように。
  全国の学校関係者も声をあげてください。

  ★抗議先
    文部科学省:https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry09/
          電話番号:03−5253−4111(代表)
    首相官邸:https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

●21日政府交渉の日時、場所
 ・集合 参議院議員会館ロビー     11:00
 ・事前打合せ 参議院議員会館B107 11:15〜12:30
 ・対政府交渉 参議院議員会館B107 12:30〜13:30
 ・記者会見  参議院議員会館B107 13:30〜14:00

●福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、文部科学省はあくまで
「基準は20ミリシーベルト」とし、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしています。子どもたちが被ばくの危険にさらされています。

●確実に広がる放射能、福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染、20%が個別被ばく管理が必要なレベルの汚染状況にあります。子どもたちを原発内で遊ばせるようなものです
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/77b1f6c632e436b9bd3d14d
5796877ee/page/1/

●福島のお母さんから多数の叫び声が寄せられています(フクロウの会ブログ)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

●福島県の住民団体「原発震災復興・福島会議」は学童疎開などの進言書を出し、
今日県内で記者会見されました。
学童疎開などの進言書はフクロウの会のブログにもあります。
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/04/svh-652a.html

●4月15日に、フクロウの会、グリーン・アクション、美浜の会で、
緊急に下記の質問書を出しました。福島瑞穂議員事務所を通じて、21日の交渉が決まりました。
文部科学省と原子力安全委員会の出席を求めています。

●21日には、3月28日厚労省交渉要望書への賛同署名を提出します。
 賛同署名を寄せてくださった皆さん、ありがとうございます。現在集約中です。

関連情報
◎「子どもは半分」、文科相が否定=原子力安全委員表明の被ばく量
 時事通信 4月15日(金)10時51分配信
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000047-jij-soci

◎高木義明文部科学大臣記者会見(平成23年4月15日)
  http://www.youtube.com/watch?v=aGREFhInQkM&nofeather=True
   子ども20ミリシーベルト問題
    3:44〜7:26 / ★21:17〜25:57/ 28:55〜ラスト
   原子力推進教育について  14:15〜21:17 / 25:57〜28:54

●4月15日付の質問書
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mext_q20110415.htm

「計画的避難区域」の年間被ばく線量20ミリシーベルトと、
福島県内の学校の放射線被ばく安全基準についての質問書

子どもの年間被ばく限度は20ミリシーベルトなのか

原子力安全委員会 御中
文部科学省 御中

 政府は、「計画的避難区域」について、年間被ばく線量を20ミリシーベルトと設定し、
それ以下の場合は避難の必要なしとする見解を示している。

 今回、福島県内の学校の放射線被ばく安全基準について、内閣府原子力安全委員会は4月13日、年間の累積被ばく放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましい」との見解を示し、10ミリシーベルトを目安とするよう文部科学省に伝えたと報道されている。この経緯について原子力安全委員の代谷誠治委員は記者会見で、「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被ばくする場合のあることを考慮すべきだ、少なくとも大人の半分をめざすべきだ」と述べた。

 ところがその後、文部科学省は4月14日の参議院文教科学委員会で、「基準は20ミリシーベルト」と答弁した。また、4月15日の閣議後の会見で高木文部科学大臣は、「目標は20ミリシーベルト」と語り、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしている。

(1)文部科学省は、子どもにも一般成人と同じ20ミリシーベルトの年間被ばく限度を適用するという見解なのか。そうであれば、その理由と根拠を示すこと。

(2)子どもの放射線にたいする感受性は成人よりも高く、より厳しい基準が必要である。文部科学省としては、子どもについて、どの程度考慮すべきと考えているのか。

(3)安全委員会は、「計画的避難区域」の年間被ばく限度20ミリシーベルトという見解を示している。
1 この見解は、安全委員会としていつ発表したのか、その文章を示すこと。
2 この見解の根拠を示すこと。
3「計画的避難区域」について、子どもの被ばく限度に関する設定はあるのか。

(4)安全委員会の代谷誠治委員は、「子ども10ミリシーベルト」について、個人的見解とも述べている。これは個人的見解なのか、安全委員会としての見解なのか。
 安全委員会としての見解であれば、この見解をどのように文部科学省に伝えたのか。文章があれば示すこと。

(5)文部科学省が示した、子ども20ミリシーベルトの被ばく限度は撤回し、少なくとも現行の1ミリシーベルトを維持するべきではないか。

2011年4月15日
 福島老朽原発を考える会
  東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR TEL/FAX 03-5225-7213

 グリーン・アクション
  京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952

 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
  大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
・・・・・・・・・・・・・・・・・

(このメールは、これまでメール・ニュースをお送りしている皆さん、美浜の会にメールをいただいた皆さんなどにお送りしています。
今後、メール・ニュースが不要の場合は、お手数ですが、ご連絡ください。)

※美浜の会に届くメール全てにお返事を出す時間がありません。ご了承ください。

2011年4月19日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/  mihama@jca.apc.org
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福島県内の放射線量

4月20日発売5月号「暴走する原発」で執筆頂いている広瀬隆さんから、放射線量の情報が届きました。

==================
みなさん、急いで動いて下さい。福島県内の子供たちが、本当の危機です。下記の、福島市の中手聖一さんから今届いたメールを呼んでください。殺人者である国、原子力安全委員会をたたきつぶさないと、大変なことになります。ただの運動をしている時ではありません。まわりに呼びかけてください。
現在の福島県内は、日毎に放射線量が増えているそうです。 広瀬隆(4月20日)

以下、中手聖一さんのメールです(4月19日付け)

広瀬さん
大変な発表がありました。
「国は、空間線量3.8マイクロシーベルト/時未満の学校では、通常通りに校舎や校庭を利用するとの考えを政府の原子力災害対策本部が示し、安全委が了承した」と報じられました。
彼らは開き直ったようです。現在の「計画避難」地区以外は、まったく誰も移動させないという意味です。

情報提供します。福島県公表データからです。http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolairsoil.pdf

福島市立第一小学校では、

空間線量 3.4(μSv/h)
大気中放射能濃度 5.066(Bq/m3)
土壌放射能 14,743(Bq/kg)

これで年間被ばくはどれくらいでしょうか?

どんなに少なく見積もっても、40ミリシーベルトはいくはずです。食べ物は除いてです。実際は100ミリを超えるでしょう。どこまでいくか私には分かりません。

これは殺人です。すみません、私には言葉を選ぶことができません。
原発内で最も危険な仕事をしている大人以上の被ばくを、子供たちにさせると言う意味です。

撤回させます。
大人たちの誇りにかけて。


中手
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2011年04月16日

第3回取材時 放射線検知データ報告

【4月14日】
13時00分 岩沢小学校 2μSv
13時20分 288号線20キロ地点の検問 2μSv
13時34分 双葉町常磐線高架下 20μSv
     双葉町役場 50μSv
14時13分 波江町に入る 3μSv
15時54分 高瀬川 1μSv
15時55分 6号線双葉町へ戻る 双葉町 3μSv

【4月15日】
8時45分 三春 0.5μSv
9時48分 岩井沢小学校 1μSv 都路村 
10時04分 田村市出口 大熊町に入る 1μSv
10時25分 双葉町前田 5μSv
10時34分 双葉総合公園 5μSv
12時20分 双葉町の原発沿いを海への道 10〜5μSv
12時半 原発北側府フェンス沿い 30μSv
12時50分 原発正門 150μSv 
13時   そこから展望台への道で200μSv(原因不明の音)
15時16分 浪江町 5μSv
16時14分 大熊町に入る
16時47分 大熊町 8μSv
17時40分 常葉町 0.5μSv
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2011年04月05日

ドイツ気象庁による放射性物質の拡散予報

以下のURLから、ドイツ気象局(正式名称:Deutsche Wetterdienst、通称:DWD)による放射性物質の拡散予報を見ることができます。
※ この図はDWDが、日本の気象庁などの観測データに基づいて行った独自の予測であり、空気中の放射性物質の実際の密度は反映されていないということに注意して見てください。
http://goo.gl/eLKk9

2011年4月4日14時30分 読売新聞 http://goo.gl/jnzlk
2011年4月4日22時48分 読売新聞 http://goo.gl/9ftN0

DWDによる放射性物質の拡散予報の日本語訳は以下のURLから読むことができます。参考にどうぞ。
http://goo.gl/8kgCj



posted by デイズジャパン at 23:46| Comment(0) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月03日

第2回取材時 放射線検知データ報告


今回は風が海方向に吹いていたため、前回に比べ、全体に値が低かった。

2011年3月25日(金)
09時45分 茨城県関本パーキングエリア(PA)       0・1マイクロシーベルト/h
10時04分 福島県いわき市いわき湯本 0・3マイクロシーベルト/h
10時18分 いわき市役所       0・3マイクロシーベルト/h 
14時20分 福島県双葉郡浪江町の西の端 矢貝野   40マイクロシーベルト/h
14時32分 福島県伊達郡川俣町         30マイクロシーベルト/h
14時35分 福島県双葉長昼曽根発電所      30マイクロシーベルト/h
14時40分 福島県南相馬市 鉄山ダム     10マイクロシーベルト/h
15時10分 相馬市日立木(にったき)駅   3マイクロシーベルト/h 小雨
15時54分 相馬市物流センター     3マイクロシーベルト/h 
南相馬市用13箱の支援物資手渡す 医薬品 食品 追加の介護用品60箱を2−3日中に届ける手配

2011年3月28日(月)
08時25分 岩手県盛岡市    0・02マイクロシーベルト/h
16時10分 福島県伊達郡川俣町保健センター   3マイクロシーベルト/h
16時53分 福島県相馬郡飯舘村 白石小学校近く   10マイクロシーベルト/h
17時17分 福島県蛇石     5マイクロシーベルト/h 
南相馬市石神第一小学校近く    3マイクロシーベルト/h
南相馬市相双保険事務所      1マイクロシーベルト/h
   
2011年3月29日(火)
10時54分 福島県相馬郡飯舘村綿津見神社   10マイクロシーベルト/h  
11時16分 福島県相馬市大原バス停 検問の警官マスク   5マイクロシーベルト/h
12時05分 南相馬警察署 福島原発から25キロ   0・5マイクロシーベルト/h 
12時10分 福島県南相馬市原町区上渋佐 「この先20キロ圏内」の表示   1マイクロシーベルト/h
12時20分 福島県南相馬市原町区米々沢     1マイクロシーベルト/h 
12時45分 福島県南相馬市原町区江井 18日ぶりに厩舎の馬救出  0・5マイクロシーベルト/h
14時25分 福島県双葉郡双葉町に入る   10マイクロシーベルト/h
14時55分 福島第一原発正門    100マイクロシーベルト/h 警備員はガンマ線対策なし
15時06分 福島県双葉郡大熊町役場   15マイクロシーベルト/h
15時20分 福島県田村市境に入る   3マイクロシーベルト/h
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2011年03月25日

3月23日Ustream中継のアーカイブ版をアップしました。


皆様のおかげにより、
3月23日に行われた【緊急報告】広瀬隆/広河隆一 「福島原発で何が起こっているのか?」は、
会場出席者 約200人
Ustream視聴者 約6000人

と、たくさんの方にご覧なって頂くことができました。
緊急のイベント告知や直前でのUstreamのURL変更にもかかわらず、本当にありがとうございました。


さて、昨日講演を見逃してしまった方のために、また一人でも多くの人に伝えたいという思いから、Ustream中継のアーカイブ版をアップしました。
是非、ご覧ください。


posted by デイズジャパン at 00:19| Comment(1) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

【緊急】本日のUstreamのURL変更

誠に申し訳ありませんが、こちらで中継することになりました。


配信 by OurPlanetTV(tttp://www.ourplanet-tv.org)
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2011年03月22日

Ustreamします!3/23緊急報告 広瀬隆/広河隆一


皆様のおかげにより、
3月23日に行われた【緊急報告】広瀬隆/広河隆一 「福島原発で何が起こっているのか?」は、
会場出席者 約200人
Ustream視聴者 約6000人

と、たくさんの方にご覧なって頂くことができました。
緊急のイベント告知や直前でのUstreamのURL変更にもかかわらず、本当にありがとうございました。


さて、昨日講演を見逃してしまった方のために、また一人でも多くの人に伝えたいという思いから、Ustream中継のアーカイブ版をアップしました。
是非、ご覧ください。





緊急報告 広瀬隆/広河隆一「福島原発で何が起こっているか?−現地報告と『原発震災』の真実」のご案内をした夜から、連日沢山のお問い合わせを頂いております。
呼びかけは始めてから一晩で定員を達したにも関わらず、電話やメールで沢山のお問い合わせを頂いております。定員に達したことをお伝えしても、どうしても見たい、というお気持ちを沢山頂きました。

何が起こっているのか。
何が真実なのか。
多くの方々が関心を寄せられているようです。

当日、Ustreamという生放送中継のサービスを使って、講演の内容をお送りする予定です。
お申込み頂けなかった方は、こちらをご利用頂けますと幸いです。


3月23日(水)19:00〜21:00
緊急報告 広瀬隆/広河隆一
「福島原発で何が起こっているか?
 −現地報告と『原発震災』の真実」
USTREAM




Live Streaming by Ustream.TV



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2011年03月18日

「原発震災」に対する海外メディアと日本メディアの反応

欧州(バルセロナ)にいらっしゃる方より情報を頂きました。
一部抜粋して、転送させて頂きます。
ご確認ください。

------------------------------------------------------
致死量の放射能(米原子力規制委員会)、IAEA2年前に警告(ウィキリークス)

スペイン最大手紙エル・パイスは、3月16日に「日本は35年間にたった3回しか地震対策を見直していなかった」という目次の記事を出しました。
http://bit.ly/f6YZyV

これによると、2008年にIAEA(国際原子力機関)が日本政府に対して、原子力発電所の地震対策に対して、35年間にたった3回しか地震対策要綱を見直していないと警告を発していたそうです。情報源は例のウィキリークスですが、同様の記事は英文でも読むことができます。英国テレグラフ紙です。

http://bit.ly/gcNeco
Japan earthquake: Japan warned over nuclear plants, WikiLeaks cables show

なお、エル・パイス紙は、上の記事で、2007年の新潟県の地震で柏崎刈羽原発の放射能漏れで、東京電力が遅く不正確な情報しか出さなかったことを指摘しています。

またエル・パイスは同じ紙面で、米国の原子力規制委員会のGregory Jaczko委員長が、「福島原発から出る放射能は極端に高い」と断定したことを伝えています。
http://bit.ly/fLeMMx

これは次のニューヨークタイムズの記事が元情報です。
http://nyti.ms/fzqSAs

スペイン第2の新聞エル・ムンドでも、同じ内容が記事になっています。
http://bit.ly/hMV8Z7

同委員長によると、4号機の廃棄燃料を入れたプールから水が無くなり、放射線は短時間であっても致死的な量になっている、と指摘しました。ただし、東電側はこれを否定しているようです。ただし実際には、最新の何時間かプールの水の量は確かめられておらず、米国側は最悪の予想、日本側は最良の予想をしている様子がうかがえます。

エル・ムンド紙は、別の記事で「日本はもう原子炉を冷やすことができない」と書いています。
http://bit.ly/dSZEjx

炉心の全面的な溶融もありえ、その場合に最も危険なのはプルトニウムを使っている3号機であることもかかれています。

こちらではテレビでも連日、福島原発の状況がトップです。またスペインにも日本から次々と人々が引き上げて帰って来ています。外国がどれほどの危機感を持って事態を見守っているのか、一人でも多くの日本人に伝えてください。

一方で、日本の朝日新聞によれば、米軍は米国兵士に、原発から80km以内に立ち入りを禁止したそうですね。
http://bit.ly/eqcYU4

80kmですよ! 彼らは事態がどれほど深刻なのか知っているのです。

あきれ果てたのは次の記事に書かれていたことです。
http://bit.ly/fvimpK

「枝野長官は、1〜3号機の原子炉について『現時点ではしっかり冷却されているデータだと聞いている』と述べた」そうです。

その中で次の記事などはすばらしいですね。「西日本に<疎開>をー 伝えたい、阪神から」です。
http://bit.ly/ihFFs4

ちょっと引用します。

「危機的状況では、リスクを過小評価するよりは過大評価する方が生き延びる確率は
高い。避難が無駄になっても責める人はいない。『何事もなくてよかったね』と喜べ
ばいい。『安全だ』と信じ込まされて、いきなり『さあ逃げろ』と言われたらパニッ
クになる。メディアの報道では『避難できる人は避難した方がいい』という専門家の
発言が抑圧されているように感じる。」
------------------------------------------------------
posted by デイズジャパン at 22:06| Comment(3) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェルノブイリ子ども基金の声明文

チェルノブイリ子ども基金の声明文を転載させて頂きます。

------------------------------------------------------------------------------

福島原発50キロ圏までの避難範囲拡大と浜岡原発の即時停止を求めます


恐れていた「原発震災」が起きました。
3月11日午後2時46分、東北地方を中心に巨大地震が発生、大津波によって多くの犠牲者を出すとともに、東京電力福島原子力発電所は制御不能の事態に陥り最悪の事態に向かって進んでいます。すでに環境には大量の放射能が放出され、周辺の人々への影響が心配されています。
政府は20キロ圏内に対して避難指示を出しました。しかし、30キロ、40キロの人の自主的避難は始まっています。特に妊産婦・子どもは率先して逃がすように政府・自治体の方にお願いします。爆発してしまったら、パニックになります。各地では避難してくる人々のために公共施設を開放し受け入れを始めています。東京も、公共施設などの受け入れをはじめました。さらに避難場所を拡大してください。

私たち「チェルノブイリ子ども基金」は、フォトジャーナリストの広河隆一がチェルノブイリ原発事故の被災地で母親たちの訴えを聞いたことにより1991年に発足し、募金活動を開始しました。20年間、さまざまな救援活動をウクライナ・ベラルーシの被害者、特に子どもたちに対して行ってきました。事故後25年が経過しようとしている今でも、事故後に生まれた子どもたちさえもが、重い病気になり、命を落としています。

「最悪の場合でも、チェルノブイリ事故ほどにはならない」との報道もあります。もちろん、私たちもチェルノブイリのような事態にならないことを強く願っています。しかし万が一の事態が起きてからでは遅いのです。日本国内のすべての原発を止めてください。特に、東海地震による「原発震災」が心配されている浜岡原発は即時停止すべきです。

原子力災害は一地域、一国の問題にとどまらない世界的かつ事実上無期限の問題であることを、チェルノブイリ事故被害者の救援を長年続けてきた私たちは強く認識しています。政府、電力会社は、すべての情報を即時公開し、国際的支援と協力を早急に要請すべきです。

初めに被害を受けるのは子どもたちです。チェルノブイリで起きたことが繰り返されてはならないのです。

2011年3月18日

チェルノブイリ子ども基金
 理事長/鈴村稔 事務局長/佐々木真理 
顧問/広河隆一・黒部信一 理事・監事一同   
162-0816東京都新宿区白銀町25メゾンド原207
Tel&Fax 03-5228-2680
cherno1986@tokyo.email.ne.jp
 
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2011年03月15日

避難指示範囲拡大を求める呼びかけ

月刊誌DAYS JAPAN編集長広河隆一と
JVJA所属ジャーナリスト数名が福島県の数か所で放射線の計測を行ったところ、
以下の結果が検測されました。


3月15日16:10現在
福島県伊達市月舘町月舘
【福島県双葉郡 福島第一原子力発電所より50〜60km地点】
6mRg/h(ミリレントゲン)≒60マイクロシーベルト/h

3月15日16:30現在
福島県飯舘村
【福島県双葉郡 福島第一原子力発電所より約50km地点】
計測器の針が振り切れたため測定不能
計測器上限値10mRg/h(ミリレントゲン)≒100マイクロシーベルト/h

広河からは、「現地周辺にいた方々へは、測定値の結果やとどまることの危険性を伝え、
避難を促した。子ども・妊婦を優先し、早急に避難をすすめるべき」との報告を受けています。

原発から50km圏内には避難所となっている場所もあります。現在の20km圏内避難指示、30km圏内屋内退避勧告では、非常に危険です。
避難指示範囲の早急な拡大を求めます。


DAYS JAPAN
TEL03-3322-4133
FAX03-3322-0353
kikaku@daysjapan.net
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福島原発周辺 放射線測定値 16:10現在【緊急】

風向きによってか、30km圏内から離れる最中、
非常に高い数値が計測されました。



16:10現在
福島県伊達市月舘町月舘
【福島県双葉郡 福島第一原子力発電所より50〜60km地点】
6mRg/h(ミリレントゲン)≒60マイクロシーベルト/h


16:30現在
福島県飯舘村
【福島県双葉郡 福島第一原子力発電所より約50km地点】
10mRg/h(ミリレントゲン)≒100マイクロシーベルト/h計測可能の検知器の
針が振り切れたため測定不能



現地の広河からは、
現地周辺にいた方々へは、測定値の結果やとどまることの危険性を伝え、避難を促したが、
現在の20km圏内避難指示、30km圏内屋内退避勧告では、非常に危険。
早急に、子ども・妊婦を優先し、避難すべきとの報告を受けました。

各団体へ協力を要請し、50km圏内に避難所がないか確認、
即刻避難指示範囲を拡大するよう求めます。



posted by デイズジャパン at 17:10| Comment(3) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発周辺 放射線測定値 14:00現在

14:00現在

林道国見山線入口(ダム隣に位置する)
【福島県双葉郡 福島第一原子力発電所より北に約30km地点】
0,8mRg/h(ミリレントゲン)≒8マイクロシーベルト/h
(東京の約40〜80倍の数値)
posted by デイズジャパン at 14:34| Comment(1) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島原発周辺 放射線測定値 13:40現在

13:40現在

6号線を南下し南相馬市小高区(小高町)へ入ったところで、
「原発爆発 この先立ち入り禁止」という看板に行き当たった。
福島第一原発から20km〜30km圏内・屋内退避勧告地区にあたるこの区域は
人がほとんどいない状態だった。

人々は自発的な避難を行っているもようだ。

避難指示地区にはあたらないものの、放射線の数値は
0,5mRg/h(ミリレントゲン)≒5マイクロシーベルト/h
と高い。


このまま原発付近へ向かおうとしたが、津波被害で倒れた材木が道を封鎖し、
その先へ進むことが出来なくなったため、海岸沿いへとルートを変更し、
原発から20km〜30km圏内にあたる川内村を目指す(広河談)。
posted by デイズジャパン at 14:18| Comment(1) | 「原発震災」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする