2011年04月18日

最新号の予告です!!


いつもDAYS JAPAN をご購読下さって、
本当に有難うございます。

おかげ様で4月号は書店でも大変な反響を頂きました。
まだお読みで無い方は
明日までは本屋さんで購入できますのでお急ぎ下さいね。

さて、いよいよ明後日発売になる5月号の予告です。

特集は「暴走する原発」
@福島原発で何が起きているのか 文/広瀬隆  
  
  1月号「浜岡原発 爆発は防げるか」で原発震災を予測した
  広瀬隆氏。
  その広瀬氏とDAYS編集長広河隆一の緊急報告会は
  告知後、一晩のうちに満席となってしまいました。
  当日参加できなかった方には、大変申し訳ございません。
 
  その緊急報告会で皆様にお伝えしたかったことが、
  今回の5月号の特集でお読み頂けます。

  そして、特集「暴走する原発」のもうひとつの記事は

A福島原発とチェルノブイリ  写真・文/広河隆一
  
  
  20年以上にわたりチェルノブイリを取材し続けてきた広河だからこそ、
  福島原発について見えてくるものがあります。
  二つの事故はどこが同じで、どこが違うのか?
  ぜひご覧頂きたい内容です。


もうひとつの特集は
「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」。今年も世界中のフォトジャーナリスト達から、
その鋭い視線で切り取った一枚が、数多く寄せられました。

今回の5月号は、いつにも増して他誌では決して見ることのできない、
クオリティの高い内容の1冊です。

ぜひ、電子版の無料購読などの特典がついた、
定期購読でお求め下さい。

DAYS JAPAN定期購読のお申し込みはこちらです。

定期購読はこの5月号からでも、
また広瀬氏の記事をさかのぼって読まれたい方は、
1月号からでもスタートできますよ!!


posted by デイズジャパン at 14:18| Comment(0) | スタッフによる最新号の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

【2010年1月号発売!!】

みなさま、
12月19日(土)はDAYS JAPAN2010年1月号の発売日です!!
今月号もとても引き込まれる内容です。

1月号表紙.jpg目次2010-02.jpg

ですが、書店ではこの時期客足が遠のき、
大変に売上が伸び悩むのです。

デイズ事務所では書店でも販売を伸ばす為に
さまざまな試行錯誤と工夫を重ね、
いろいろな努力をしています。

まだお手元にお持ちでない方、
ぜひお買い求めください。

もう読まれたかた、お持ちの方は
ご友人や知人のみなさまにおすすめください。



以下最新号の内容です↓↓↓

表紙:ピンクのサリーをまとって男性優位社会に
異議申し立てを行うピンクギャングの首領、パール・デヴィ。
12ページより「特集:誰も知らないインド」。


アニマルワールド 氷山に取り残されたホッキョクグマの親子

トピックス
日本●普天間基地移転問題が正念場に
パキスタン●自爆攻撃で46人死亡最悪の治安状況に
フィリピン●ミンダナオ島で地方権力による虐殺事件
日本●佐賀・玄海原発でプルサーマル計画稼働

特集:誰も知らないインド
1 カシミール 
2 ピンクギャングの闘士たち(今月号の表紙です!)
3 インド赤軍 
4 ナガランドへの旅 写真/広河隆一

水の物語

日本が作った毒ガス兵器
写真/滝澤早苗(DAYSフォトジャーナリスト学校)

コラム「現場から」
窮状続くガザ イスラエル攻撃から1年

コラム「OUTLOOK」
仕分けられた側による抗議の会見の意味はいかに
文/斎藤美奈子

連載 孤高のフォトジャーナリスト福島菊次郎2
農民たちの三里塚

ノーム・チョムスキー特別連載10
戦争と平和とオバマのノーベル賞

DAYSフォローアップ 「あの記事」のその後を伝えます


マンガ●DAYSウォッチ21
予算 橋本勝

私の取材機材23
英伸三

世界のフォトエージェンシー23
Parallelo Zero

[営みの地球]62
カナダ 紅鮭の遡上


おすすめはピンクのサリーのピンクギャング。
まさに誰も知らないインド

彼女たちの存在は本当に驚異です。
そのピンクのサリーには写真でないと伝えられない
圧倒感があります。

腕力の弱い女性があえて腕力に訴えて
男性優位社会に挑む姿にインドの新しい一面を
思い知らされます。




posted by デイズジャパン at 01:03| Comment(0) | スタッフによる最新号の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

11/20 最新号発売です!!!

11/20(木) DAYS JAPAN12月号発売日です!!
12月号表紙データ02_軽.jpg


一足先に届いております、読者の方のご意見やご感想を
お届けします!!


<トピックス>
●臨場感がありすごい記事だと思う

<特集:小児病棟 セラピー犬と子どもたちの日々>
●写真を味わい、文章を味わうことができる記事だ

●重みのある内容だが、絶望ではなく心を揺さぶられる

●今までのDAYS JAPANにないレイアウトで、今後もやってほしいと思った。

<現場から>
●タイムリーさがある

<祝島第2弾:ジーン・チャンの見た祝島>
●前号の特集の流れをくんでいてうまい!と思った

●2回に渡って取り上げられていることでDAYSが祝島のことを
どれだけ伝えたいのと思っているのかが伝わった

●前号の写真と比べて撮るひとが違うと伝わるものもまったく違うものに
なるんだな、と感じた

<新連載:福島菊次郎 広島の被爆者中村さんの記憶>
●祝島の原発問題と相乗効果で考えさせられる内容だと思う

●当時の状況がなまなましく迫ってくる これからの連載がすごく楽しみだ

●写真のひとつひとつにいつ撮影したものかわかるようになっていてもよかったと思う

●天皇制を守るため20数万人が原爆の犠牲になったということは教科書にも載っていないことだ

<新宿・歌舞伎町 コマ劇場で働く人々>
●かつてこんな風景があったのか、とびっくりする

●昔の日本、昭和に興味を持つきっかけをあたえてくれる記事だと思う

●もっと知りたくなった。

<DAYS フォローアップ>
●祝島のこと、DAYSのフォトジャーナリスト学校のこと、DAYSの流れがわかって良いと思う。

●福島菊次郎さんの写真が見れたのがうれしい


まだ読まれていないみなさま
是非本屋さんで手に取ってください。
今号も頭を揺さぶられる内容ですexclamation
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2009年07月17日

最新号(09/08号)明日発売です!

8月号表紙データ.jpg


■最新号(09/08号)
http://www.daysjapan.net/

明日、最新号が発売されます。
雑誌の顔である表紙にどんな写真を持ってきてどんな色に仕上げるか。その作業は編集部が担当していますが、1スタッフとして納品された本誌を手に取る瞬間は、毎回大変緊張します。そして今回、少し黒が強い気もしますが、表紙に映る少女の肌の白さでその透明感は保たれてホッとしました。この少女は11歳にして、手術を2回、計65回の化学治療と放射線治療を受けているのです。透きとおった彼女の目は、短い時間の中で何を見て、何を感じてきたのか。30年近く生きている私の生き方を問われているかのように感じました。
23年も前に起きたチェルノブイリ爆発事故の問題まだ終わっていないのです。現地では、今でも信じられない状況が続いています。一目散に人々が逃げ出したままの幼稚園。バラバラの義足や人形が庭に落ちている家。壊れたままの乳母車。そして、今でも多くの子どもが、甲状腺や腫瘍の治療を受けていて、それは次世代にも続いていく。そんな状況がチェルノブイリの「今」なのです。しかし、それを伝えるマスメディアはほとんどありません。

2つめの特集として、カザフスタン共和国での核問題を取り上げています。モノクロの写真で小さな子どもたちが犠牲になっていることを伝えています。モノクロ写真に映し出される彼らの視線や瞳の輝きを見て、何を守っていきたいのか。守りたいものと、守っているものの矛盾の隙間を感じました。原発を50基以上持つ、日本の私たちは、彼らの歴史から何も学んでいないような気にさえなりました。

さて、最新号が出たらすぐにスタッフ会議をするのですが、今回は写真・構成ともに、安心して送り出せる仕上がりになったのでは、という意見になりました。今回は日本に住むブラジル移民や、ベトナム枯葉剤など、充実した構成になっています。個人的には、ブラジル特集見開きのブラジル人女性の写真、中村梧郎氏の写真の力強さと突然姿を消した辻出紀子氏の内容を特にみて頂きたいと思いました。また、ノーム・チョムスキー氏が鋭くアメリカの歴史をつき、広河も別の角度から言及している点は興味深いです。

手にとって読んで知ってください。
そして、周りの人たちにもお知らせください。

よろしくお願い致します。
(プロジェクト事業部)
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最新号(09/08号)について(企画スタッフより)

今月号は、チェルノブイリ原発事故、ベトナム戦争など、過去に起こった悲劇を忘れないためのデイズらしいテーマとなっています 。また、表紙の少女の写真はとても目立つので、多くの人の手にとっていただけるのではないかと思います。

●特集 チェルノブイリから23年
表紙にもなった少女の透通る肌に吸い込まれそうでした。また、朽ち果てた家屋の写真がその年月を語っているようでした。もう23年も経ったのかと思いました。でも、記事を読むと、被災者たちは23年という長い時間、苦しみ続けてきたという現実を改めて考えさせられました。また、かつて、そして今、核実験を行い、原発を広めようとする人々は、核の被害が何百年たっても消えないことを知っているのでしょうか。

●彼は枯葉剤を浴びた ベトナムの少年フンの生涯
枯れ果てた森に立っている少年の写真は以前見て知っていました。しかしながら、その後、成長し、大人になった彼の写真を初めて見ました。その年月を考えるとき、一人の写真家が何十年もかけて追いかけた「伝えたい真実」がここにあるのだと思いました。 
豊かな森の中で、静かに暮らす人々の頭の上から、劇毒を散布する。そしてその劇薬は何世代にもわたって人間を苦しめます。それが戦争です。ちょうど、私が生まれた年にベトナム戦争は終わりました。そんなこともあって、私の成長とともに、戦争が終わった後もずっと苦しんできた人たちのことを思うと、胸が苦しくなるのです。

(企画部)
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最新号(09/08号)について(編集スタッフより@)

核の痕跡
チェルノブイリから23年:
史上最悪のチェルノブイリ原発事故から23年がたちました。今も後遺症に苦しむ人が多く存在し、また事件後に生まれた命にも影響を及ぼしているという事実が写真をとおして伝わってきます。表紙の写真の11歳の少女は、手術を2回、化学治療・放射線治療を65回も受けています。今回のレポートは、この事故が「23年前」の出来事ではなく、「23年間」も続いているという現実を明らかにしました。そして、いまだに苦しむ人々がいるという事実がありながらも、世界では原発建設が加速しており、日本にも原発は存在し、トラブルも続発しています。このレポートは、改めて原発について私たちに問いかけています。

営みの地球 チベット 祈りに生きる人々
今回の営みの地球は、昨年上野彦馬賞の「毎日新聞社賞」を受賞し、チベットを取材で注目されている写真家、野田雅也さんの取材です。彼が長期にわたり追い続けているチベット難民の現実がそこにはありました。チベット難民の亡命ルートとなっている雪山越えは危険と隣り合わせです。凍死や落下、中国兵に射殺され命を落とす人もいます。インドへ亡命したチベット難民は雪山越えの時に凍傷にかかり手の指や足を失ったものの、今の方が幸せだといいます。その言葉が、自由を求めた難民たちの現状は、チベット人がここまで追い詰められていることを私たちに伝えます。

世界のフォトエージェンシー インビジョン・イメージズ
世界のフォトエージェンシーを紹介するこのコーナーの18回目はギリシャに拠点を置く新しいエージェンシー、Invision Imagesです。多くの小さなエージェンシーが巨大写真エージェンシーに買収されてゆく写真業界で、新たなエージェンシーも生まれ続けています。このInvision Imagesもその一つです。ギリシャ人写真家の2人が、写真家の権利と写真のクオリティを守り、ギリシャの写真業界の状況を改善したいとの思いで設立しました。代表的な作品とともにエージェンシーの歩みを紹介していきます。まだ知名度も低い新しいエージェンシーですが、日本を含む世界各地で取材を行っていて、今後の活動が楽しみなエージェンシーの一つです。

(編集部1)
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2009年07月11日

最新号のポイントについて(スタッフより)

DAYS JAPAN編集部より、7月号のポイントをご紹介します。
どんな想いで作っているか、少しでも皆さんの心に届けば幸いです。


レギュラーページの「トピックス」は、通常のコンテンツとは別に、世界で今まさに起こっている事態を伝えるページです。毎号、校了直前に写真をセレクトし、週刊誌並みのスケジュールで制作しています。
「イラク 日本大使一行襲撃」では、核や基地の問題をテーマに活動するフォトジャーナリストの森住卓さんが、イラクで5月に起こった日本大使襲撃事件の様子を、緻密な追加取材を重ねてレポートしています。
米軍がイラクから撤退するタイミングでの、イラク・米国・日本の政府関係者がひた隠す重大事件の影に、大国の思惑に翻弄される紛争地の事情が透けて見える好レポートです。

特集「敵」の姿 ソマリア・タリバン
「海賊対処法」を拙速な審議で駆け足で成立させ、自衛艦2隻を急ぎ足で派遣した日本が出会う「敵」の姿。自衛隊は戦後初めて戦闘で「敵」を攻撃する可能性があります。
また、米軍を中心とするアフガニスタンのタリバン掃討作戦には、日本の自衛隊は給油という形で後方支援を行っており、アフガニスタンの人々は、日本が米軍の「同盟軍」であることを知っています。フランスの女性フォトジャーナリストが、ソマリア、アフガニスタンの生々しい状況を伝えています。
記事は日本や欧米がソマリアの無政府状態に乗じた乱獲が、ソマリアの漁民にはじめは武装した自衛を、そして徐々に「海賊」行為を行わせたことを指摘しました。
アフガニスタンの、米軍やNATO軍の空爆が新たなゲリラを生んでいる実態は、かつての泥沼化したベトナム戦争を想起させます。つまり、米軍に「勝利」はないということを。

南アフリカ共和国 新しい差別
アパルトヘイト(人種隔離政策)を克服した南アが直面する、新しい差別=失業と貧困に発した外国人排斥の動きを、南アの代表的日刊紙ザ・スターのシニア・フォトグラファーが追いました。明治学院大学国際平和研究所長などを歴任した勝俣誠さんは、アパルトヘイト撤廃から15年後の南アが、再び岐路に立っていると述べています。

世界報道写真展2009
今年も世界報道写真展(WPP)の入選作品が世界中を巡回します。DAYS JAPANではDAYS国際フォトジャーナリズム大賞の公募を行っていますが、毎年WPPの入選作品を掲載して、フォトジャーナリズムの発展・振興を図っています。フォトジャーナリストの大石芳野さんは、世界報道写真展を、変化し続ける世界を解くヒントだとおっしゃっています。

私の取材機材
今回ご登場いただいたのは、自然写真家の水越武さん。北海道に居を構え、世界を飛び回りながらも、大自然とともに生き、自然を活写する生活を送っています。山を愛し、森に感謝する写真家は、ライカを愛用。

DAYS ウォッチ!
軽妙な中にも、視点と姿勢をしっかりと打ち出すことで定評のある橋本勝さんのマンガは、今回は核廃絶がテーマ。他国の核のみを削減させようとする核保有国のエゴを厳しく批判しつつ、唯一の被爆国日本という言い方にも疑問を呈します。

(編集部)
posted by デイズジャパン at 02:01| Comment(0) | スタッフによる最新号の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最新号について(スタッフの声)

今月号を出すにあたり、社内では今までにない規模で議論をしました。
リスク管理、証言者の安全性と信憑性を証明するための証言のバランス、また電話の対策。
様々な状況を想定し、社内でも緊迫した空気が漂っていました。
しかし、発売後は特に大きな問題もなく、読者の皆様にはいろいろな応援のご意見も届き、今となってはひと安心しています。
何を出すか、どう発表するか、エネルギーを絞りだすように試行錯誤する編集長の姿を見てどのメディアも出していない真実を伝えていくことの重さを身をもって知りました。

さて、いち読者に戻ったとき、一番心を揺さぶられたのが「フィリピン人妻への虐待」でした。
一人の女性として。この社会を作っている一人の日本人として、腑に落ちない気持ちと、憤慨と、不甲斐無さの入り混じった、何とも嫌な後味が残りました。
この後味が彼女のような人を一人でも出さないように、また、彼女自身も何とかできるように動いていく原動力になるかと思います。
「カフィン」という団体についてもっと知ろうと思いました。

一人でも多くの 人に見てもらいたい、知ってもらいたい号です。

(プロジェクト事業部)
posted by デイズジャパン at 01:57| Comment(0) | スタッフによる最新号の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする