2009年01月09日

本日の朝日新聞「天声人語」(広河隆一)

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本日の朝日新聞「天声人語」はパレスチナについてです。
その中で広河隆一が紹介されています。
どうぞご覧下さい。

※昨日の「NAKBA アーカイブス・パレスチナ完成報告・試写会」は370人の方が参加され、何とかしたいという想いが集結する場となりました。


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2009年01月08日

ガザのフリージャーナリスト、サファ・ジュディさんからの報告

******以下、転載・転送可******
私たちに残された最後のものを守るために
サファ・ジューデー
エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine
2009年1月5日

1月3日の夜、私たちは悟った。イスラエルの戦争大臣エフード・バラクの言葉に正しいと言えるものがあるとしたら、それは唯一、この侵攻が長いものになるということだ。こちらの時間で午後9時15分、イスラエル軍は3つの地点からガザ地区に入ってきた。F-16が上空から掩護する中、ガザ市の東、そして、北部のジャバリヤとベイト・ラヒヤから、パレスチナの人々が住む地域に戦車隊が進軍してきた。同じ時刻に、ガザ最南端のラファにも、東南から戦車と歩兵部隊が侵入した。ガザ市のミンタル地区には戦車砲と大砲の砲弾が雨あられと襲いかかり、海からもガザ市に向かって戦艦からの一斉砲撃が起こった。ガザ地区全域が包囲され、ミサイルと大砲の猛烈な攻撃が続いた。

多くの住人は、地上侵攻が始まったことさえ気づかず、その間ずっと、イスラエル軍の空爆が激しさを増しただけだと思っていた。ガザ市はこの数日間、停電が続いていて、どの家のラジオも電池が切れかかっていたのだ。すでに1週間以上、ガザ市のほぼ全住民が家に閉じ込められた状態で過ごし、開いている店など1軒もない。ニュースは口伝えで伝わってくる話に頼るしかなく、自家発電装置を持っていて、なおかつ燃料が残っているという幸運な人はごくごくわずかしかいない。このうえなく厳しい、絶望的な状況に置かれたこの今、武器など持っていない一般の人たちに猛烈な爆撃が浴びせられている。地上戦に先立つ8日間、イスラエル軍は、完全に無防備な人々(その4分の3は女性と子供だ)相手に、世界で最も進んだ軍事力を、システマティックに、思う存分ふるいつづけた。気力・体力とも限界に達した状態で、住民たちは、途方もない喪失感と焦燥感にさいなまれながら必死に耐えている。言うまでもなく、18カ月に及ぶ封鎖で、ガザはすでに、これ以上持ちこたえるのもほとんど不可能な状態に追い込まれていた。

この数日間で、私たちは10以上のモスク、聖なる礼拝の場所が爆撃を受けるのをまのあたりにした。ほとんどが、中で人々が祈りを捧げている時のことだった。私たちは、瓦礫の下から子供たちが引きずり出されるのをまのあたりにした。その小さな体の中で折れていない骨はただの1本もないように見えた。私たちは、血まみれの死体と最後の息を引き取る人たちであふれかえっている病院をまのあたりにした。空爆を受けた現場で懸命の蘇生処置を受けている友人たちの姿をTVで見た。何家族もの家族全員がミサイルの一撃で地面もろとも吹き飛ばされるのを見た。私たちの街が、家が、近隣の地域一帯が、とてつもない破壊行為によって、何だったのかもわからない瓦礫の山に変じていくのをまのあたりにしてきた。

これだけのことをやっておきながら、イスラエルは声高に、この攻撃は民間人を対象にしたものではない、これはハマースの政治・軍事部門に対する戦争であると強固に言いつづけている。一方の私たち、ガザの住民は、全員が、およそ人間に耐えられようはずもない恐怖と暴力を一身に受けつづけている。もしかしたら、イスラエル軍は、自分たちが作り出した妄想を真実だと思い込むようになり、その妄想のもとに行動しているのではないか。そんな思いすら浮かびはじめている。

イスラエルは私たちの家に入り込み、私たちの街で私たちを攻撃し、私たちに向けて全開の暴虐さを発揮しつづけている。いったい、私たちは、どう対応するのが当然だと思われているのか?

今、ガザでは、パレスチナのすべての派が一致団結し、持てる限りの戦闘能力を結集して、敵に立ち向かっている。その戦闘能力は、イスラエルの軍事力に比べられるようなものでは到底ない。それでも、彼らの闘いは、私たちに、かつてないほど強く、パレスチナの人々は自分たちのものを守るために最後の最後まで闘うだろうという確信を与えてくれている。抵抗と勇気と愛がパレスチナ人のアイデンティティにとって不可欠のものなのだということを、それは、私たちが耐えている苦難がどれほどのものであろうと、決して変わることはないのだということを、示してくれている。彼らの闘いは私たちの心に力を与えてくれた。私たちが最も必要とする時に、心を支えてくれるものが出現したのだ。

パレスチナ解放人民戦線(PFLP)のアブー・アリー・ムスタファ旅団、イスラーム聖戦運動のアル・クゥドス旅団、ハマースのイッズッディーン・アル・カッサーム旅団、民衆抵抗委員会(PRC)のサラーフッディーン旅団、ファタハのアル・アクサ殉教者旅団、このすべてが結束し、統合されたひとつの最前線部隊として、100パーセントの危険が約束されている中、私たちの街を、私たちの家を守るために闘っている。彼らはみな、みずからの死が無力な子供の死をひとつでも阻むことできるのなら、それなら自分は死んでもかまわないという覚悟ができている。私たちはひとつだ。私たちはこれまで繰り返し繰り返し苛酷な運命を受け入れてきた。しかし、ガザの人たち(その80%は難民だ)は決して皆殺しにされるつもりはない。圧政と強欲に導かれるままによそからやってきた連中に今一度この地から追い立てられるつもりはない。

パレスチナ各派の統一レジスタンス部隊の人員が全部でどれくらいになるのか、いろいろな数字が出されているが、おそらくは数千というところだろう。一方、ガザ地区内・ガザ周囲にいるイスラエル軍は、現時点でおよそ3万3000。明日中には、さらに多くの予備役兵が招集されることになっている。圧倒的な軍事力の差は地上部隊の人員数にとどまらない。イスラエル陸軍はイスラエル海軍とイスラエル空軍に掩護されている。地上部隊には大砲があり、戦車があり、工兵隊があり、諜報機関のサポートがある。イスラエル兵は最新鋭の武器と情報機器を装備している。

一方のパレスチナの戦闘員はと言うと、イスラエルの軍事力に抗して自分自身とガザの人々を守るのに、手作りのロケット砲と最少限・最低レベルの武器で間に合わせなければならないのだ。

この今、攻撃のただ中にあっては、現在の状況を正しく判断することも今後を予測するのも難しい。死んだ人、怪我をした人の数も、私たちが失ったものがどのくらいなのかも把握するのが困難になっている。食べ物や水や暖かさや陽の光といった、生きていくための最低限の必需品が贅沢なものではなかったのがいつのことだったのか、それを思い出すのさえ難しい。今、この時点で機能しているのは、人間としての最低限の本能だけ。愛するものを守りたいという欲求、シェルターを確保したいという欲求、闘う本能、逃げようとする本能。私たちはもう長い間、逃げつづけてきた。ガザは私たちの最後の避難所、今イスラエルと呼ばれているものに取って代わられてしまったのちの、私たちの最後の家だ。このすべてが60年前に起こった。イスラエルは、これ以上、いったい何がほしいというのか。私たちにはもうどこにも行くところはない。イスラエルは、現在ある国際法の条項をことごとく無視してきた。今こそ、私たち自身を守る時、レジスタンスの時だ。
・・・
サファ・ジューデーは、アメリカのストーニー・ブルック大学で学び、修士論文提出資格を得た。2007年9月にガザに戻り、現在はフリージャーナリストとして活動している。

Resisting to protect our own
Safa Joudeh writing from the occupied Gaza Strip, Live from
Palestine, 5 January 2009

原文:http://electronicintifada.net/v2/diaries.shtml

エレクトロニック・インティファーダ:
http://electronicintifada.net/new.shtml

翻訳:山田和子
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2009年01月06日

ガザ空爆―若者のみなさんへ

「報復の連鎖」「暴力の応酬」ではありません!
―抗議すべき相手は、だれか?―

2008年も終わる12月27日午前11時半、世界第4位の軍事力を持つイスラエル軍は、世界一の人口密集地ガザ市に60機のF16戦闘機による無差別爆撃を開始しました。(※ガザは全体でも365平方キロ。札幌市の市街区全体の三分の二程度ですが、ガザ市はさらに151平方キロで札幌市中央区の三倍程度しかありません。ガザ150万人の大半がイスラエルの建国や第3次中東戦争で追放されたり避難してきた人たちです。しかも半数は子どもです。)

ここに第一波100発の爆弾を投下しました。大学、モスク、放送局、病院、警察署、刑務所!、内務省・文化省・首相府ビル、市庁舎、税関、入国管理事務所、慈善協会ビル、UNRWA施設などの目標に95%が命中したといいます。これらは軍事目標ではありません。150万人ガザ市民の生活インフラそのものの破壊です。この空爆はジェット戦闘機に加え地対地ミサイル、無人偵察機、ミサイル搭載のアパッチヘリも動員してすでに4日間も続いています。イスラエルはさらに攻撃をエスカレートさせるため地上軍をガザ周辺に配備しています。パレスチナ人の死者は、おおみそか31日現在で公式発表390名に達し負傷者は1800人を越えたといわれています。

人口密集地に爆弾が投下されミサイルが着弾するとどのようなことになるでしょうか。以下、現地からの速報の一部を並べてみます。「爆撃を受けた場所には死体の山ができていた。映像を見ていると、何人か、まだ生きている若者がいるのがわかった。手を上げる者、頭をもたげる者。でも、彼らもまもなく死んだはずだ。全身が焼けただれ、大半が手足を失っていた。腸がはみ出して垂れ下がっている者もいた。全員がおびただしい血の海に転がっていた。」「ガザで最も大きい2つの大学のすぐ近くにある私の家の前で、ミサイルが、学生たち大勢の若者が集まっている中に撃ち込まれた。学生たちは、標的になりやすいから集団にならないようにと注意されてはいたが、その時は帰宅するためにバスを待っているところだった。7人が死んだ。4人は学生で、3人は近所の子供。レイエス家の少年たちで、とても仲のいい3人だった。これを書いている今、外を通っていく葬列の音が聞こえる。窓から覗いてみると、レイエス家の3人の少年の葬列だった。生きている時、この3人はいつも一緒だった。3人は一緒に死に、そして今また一緒に同じ葬列の中にいる。」「下校途中の高校生の姉妹2人が、空爆を受け死亡。学校から帰る途中の、今は死者・負傷者となった大勢の子供たちが、ハマースの武装メンバーだというのか?」「最初の空爆から30分ほどたったころ、帰宅中の3人の女の子が、通りの少し手前にある警備隊司令本部の前を通りかかった。その時、司令本部にミサイルが撃ち込まれた。少女たちの体はバラバラに引きちぎられ、通りの端から端まで飛び散った。通りにも死体が、腕が、脚が散らばっている。靴をはいている足、はいていない足。ガザ市全域が恐怖とパニックと混乱に包まれている。」「病院の廊下はまるで屠畜場だ。いかなる想像も及ばない、どんなホラー映画もしのぐ光景。床は一面、血の海で、負傷者は壁にもたせかけられたり、死んだ人と隣合わせで床に寝かされたりしている!」

これは大量無差別殺戮、ジェノサイド以外のなにものでもありません。ひとつの社会が丸ごと崩壊しつつあるのです。南京でもアウシュビッツでもヒロシマでもあった光景です。人間を人間として見ない人種差別の考えがなければできることではありません。すでにガザには、食料も電気もガソリンも医薬品も欠乏している状態が1年以上続いています。金融から食料・医薬品にいたるまで封鎖し兵糧攻めにしたあげく無差別に殺戮したのです。

どうしてこんなことを平気でできるのでしょう?何か大きな後ろ盾がなくてはできないことです。じつは、こうしたイスラエルの悪魔のような所業を許し後押ししてきたのは、米欧日の「国際社会」なのです。

今回イスラエルは、「ハマースがイスラエルへの攻撃をやめないから」攻撃したといいます。ハマースは、「イスラエルが軍事占領と不当な経済封鎖をやめないから」攻撃したといいます。イスラエルも悪いが、ハマースも悪い。武力に訴える双方が悪いのでしょうか?若いみなさんは目の前にある現象の背後に、それをもたらした歴史や構造がどのような力関係によって織り成されてきたかを探る努力が必要です。とりわけ力の弱い人々が、彼らは何と闘い何を獲得しようとして闘っているのか、それを注視しなければなりません。

まず「国際社会」は、05年の非常に民主的な選挙で選ばれたハーマス政権を認めませんでした。そしてイスラエルの占領地パレスチナ社会にたいする経済制裁を支持してきました。さらに昨年6月ハマースがガザ地区の実権を握って以来1年半にもおよぶ違法なガザ封鎖(じっさいには2000年以来)による兵糧攻めという集団懲罰を「国際社会」は容認してきました。

軍事占領下に生きるということは、生活の隅々まで軍事支配に干渉されるということです。占領下のパレスチナ人は、たとえ抵抗しなくともフツーの生活を送るのは困難なことなのです。彼らは、口で抵抗したら逮捕され、石で抵抗したら殺されます。さらに土地強奪、家屋破壊、農地破壊、指導者の暗殺・不当逮捕、収監、拷問、強姦、買収などあらゆる手段で占領下の抵抗を日常的に抑圧・弾圧しパレスチナ社会を破壊してきました。

振り返ってみると、建国後の60年間、あるいは軍事占領後の41年間、イスラエルの悪行を「国際社会」は正面から批判・告発・制裁することはほとんどありませんでした。土地と家屋を奪われたままの難民問題、ジュネーブ条約にも違反する入植地の問題、国際司法裁判所からも違法のレッテルを貼られている分離壁の問題、なによりも軍事占領してはならないという国連決議。これら一切をイスラエルは履行することなく国連加盟国であり続け、「国際社会」から本格的な制裁を受けたことが一度もないという特殊な国なのです。第2次大戦後の国際正義は、その多くはイスラエルの存在によって破壊されてきました。

これに対し、軍事占領と闘っているハマースは、貧しい人々のための診療所や学校、病院、職業訓練学校を開設し、この経済封鎖のなかで食糧援助や福祉計画によって民衆を支えてきました。私服を肥やしているファタハの幹部と違って、ハマースの指導者は一般の人々とともにつつましい生活を送ってきました。だからパレスチナ民衆に根強い支持があるのです。イスラエルや欧米の言いなりになり譲歩に譲歩を重ねてきた自治政府とファタハが残してきたものとは、政治腐敗と土地を奪われ虫食い状態にされた西岸地区だったのです。「軍事占領している限りイスラエルを認めない」というハマースは、公正というパレスチナ民族の大義のために闘ってきたといえるのです。

しかし9・11直後のアメリカによって「国際テロ組織」の汚名を着せられ、「国際社会」は「反テロ戦争」の名のもとにハマース=パレスチナ民衆を敵視してイスラエルを何がなんでも支持し続けているのです。イスラエルは国連加盟の国家で国防軍をもっていますが、パレスチナは「国家」さえもありません。不当な軍事支配に対する抵抗運動は、民衆の中から湧き起こるが故に民衆全体を抑圧し弾圧しなければなりません。ですから、イスラエルは建国以来「集団懲罰」という卑劣で野蛮な方法でパレスチナ支配、中東支配を貫いてきました。今回のようなことは、いまに始まったことではないのです。

それに対して、インティファーダなどパレスチナ側の抵抗運動が激しくなるたびに、本来イスラエルが履行しなければならない矛盾の根源に立ち返ることなく、むしろ設定される土俵が「暴力の応酬」「報復の連鎖」という非常に不公正(アンバランス)な対比が世界中で喧伝・利用されてきました。

今回もまた、TV,新聞などのメディア報道はいっせいに「暴力の応酬・報復の連鎖を懸念」と報道し始めました。そればかりでなく、国連事務総長や各国政府、アムネスティやNGO諸団体の声明もおなじく、イスラエルの空爆中止と並行してハマースの迫撃砲攻撃をやめることを要求しています。喧嘩両成敗というわけです。

そこでは明白な非対称があえて不問にされています。死者数が300:1という事実もありますが、武器弾薬の質と量、兵員数と総合兵力を較べてみると1000:1、1万:1と考えてもいいのです。イスラエルが200発以上の核ミサイルを保有していることはここでは除外しても、軍事力の点で比較にならないことは明白なのです。なのにあたかも喧嘩両成敗というロジックが一見成立するような見かけを与えるのは、「不当な軍事占領下の抵抗運動」という冷厳で最重要な事実を捨象しているからなのです。

どうしてこのような意図的な捨象が「国際社会」にまかり通っているのでしょうか?どうしていつも「どっちもどっち」のような錯覚した印象を与えるのでしょうか?それはわれわれをふくめた「国際社会の常識」が不当なイスラエルの軍事占領支配を「いいことだ」と容認しているからなのではないでしょうか。私たちは、イスラエルや米欧政府が信じ込ませようとしているこの奇妙な「国際的常識?」すなわち「反テロ戦争の常識」から解き放たれる時期ではないでしょうか。世界の民衆の切実な声に耳を傾けることなく、この奇妙で野蛮なレトリック(トリック)から解放されることはないでしょう。

今回のような出来事に接すると、まずイスラエルと「国際社会」に抗議し空爆の中止を求めることが必要のようです。すでに日本国内でもパリやロンドンやワシントンでもその声があがっています。さらに私たちにできることはないでしょうか?私たちに身近なところに、抗議し批判すべき相手はいないでしょうか?あなたが考えたことを、家族や友人・知人あるいはメディアの人々に伝えることも大事なコミットメントではないでしょうか?

いま日本は、不況の最中にあっても軍事費を削ることなく日米同盟の絆をいっそう深くし、「戦争をできる国」から「戦争をしたい国」へと転換し、イスラーム世界への軍事進出を虎視眈々と準備しています。「反テロ戦争」は、つまるところイスラーム第三世界への欧米資本主義諸国による支配の強制戦略なのです。イスラエルは欧米が打ち込んだ楔です。イスラエルと闘っているパレスチナ人は、米欧日の「国際社会」が喧伝しているこの「反テロ戦争」の最前線で苦闘しているのです。世界や日本の報道する「暴力の連鎖」という常套句は、この「反テロ戦争」を永続させる標語なのです。私たち自身を縛っているこのレトリックと闘うことが、パレスチナの人々に想いを寄せ、彼ら彼女らの死を無駄にしないことではないでしょうか?

これ以上、最前線で闘っているパレスチナの子どもや若者、女性を見殺しにしてはなりません。これ以上、ガザ市民をいけにえにしてはなりません!

2008年12月31日
パレスチナ連帯・札幌 松元保昭
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TUP速報

http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/

「このMLはアメリカによるイラク戦争をきっかけにして、03年3月に作られました。戦争と平和に関する翻訳記事や重要な情報を、できるだけ早くお知らせする掲示板です。主に、日本では報道されない米英を中心とした情報を翻訳家約40人が、ボランティアで手分けして翻訳し、配信の登録をした人にお届けしています。購読料は無料です。不毛な戦争を一刻でも早く停止し、国際平和が実現することを求めるためのMLです。グループを混乱させる目的での書き込みを避けるために、投稿は管理人グループにしか届きません。配信ご希望のかたは、右上の「参加ボックス」をクリックの上、申し込んでください。 」
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アキバ・オールの手紙

以下、広河隆一に届いたアキバ・オールからの手紙です。


テルアビブでの反戦デモからいま帰宅した。
5000-7000人の参加者のうち7割がユダヤ人、3割がパレスチナ・アラブ人だったと推測されている。
ほとんどがテルアビブの外からバスで来た。デモはラビン・スクエアと映画館の間の the Ibn-Gvirol mile をあるきながら『爆撃を止めて対話を始めろ』『封鎖を終えろ』『シオニズムのために殺し殺されることは拒否する』などのスローガンを叫んだ。約2000人の右翼が『アラブ人に死を』と叫びながらデモ行進を追いかけ襲撃しようとしたが、M16ライフルで武装した警察と軍によって押し戻された。この喧嘩はテレビ局のカメラの興味をひいたので、当局はまずいと思ったのだろう。サハニンでもデモがあり、四万人が参加。うち8割がアラブ人、2割がユダヤ人。右翼ユダヤ人はいなかった。テレビはどのデモも映さないだろう。

新聞はよくても最後に小さく載せるだけだろう。
帰り道、ラジオでイスラエルの戦車がガザに入ったと聴いた。バラクのラジオでの話は、多数の犠牲者が出ることを覚悟するようイスラエル人に対してよびかけることがおもな内容だった。

いろいろな情報を総合すると、侵攻には三つのおもな目的があるようだ。
1) ハマス指導層を殺す、もしくは捕らえること
2)ハマスの兵器を破壊すること
3) イスラエルの書く停戦合意をハマスにのませること

イスラエル政府は今後批難されたくないので『簡単に早くは終わらない』といいつづけているが、私はかれらに長期戦をするつもりはないと思う。オバマが就任する前に手早く作戦を終わらせたいのだ。政府は市民を攻撃しないように努力していると強調している(悪い評判が計画を損なうこともあるため)。作戦がうまく行くかはまた別問題だ。バラクの言葉で古いユダヤの格言を思いだした。『賢い者は利口な者が自らを救い出す状況を避ける』バラクはたいていのイスラエルの指導者のように利口だが、賢くはない。

私はこの不必要な戦争で殺されたすべてのパレスチナ人とイスラエル人の死を嘆いている。悲しい。

(訳:青柳 泉)
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2009年01月05日

ガザのゲルニカ イスラエルによる空爆で300人以上が死亡

英語スクリプトはこちら

動画 後半37分
 
世界中で抗議の声がまきおこる中、イスラエルはガザ爆撃を続けています。数カ月間におよぶ封鎖によってガザの市民生活を完全に麻痺させた上に加えられたスラエルの猛攻撃は、1948年以来で最も犠牲者の多い凄惨なものと言われています。攻撃開始3日目でガザ地区の一般市民300人以上が死亡、1400人が負傷しました。

イスラエルのエフード・バラク国防相は「ハマスとの全面戦争」を宣言し、地上戦にむけた準備を進めています。ガザ周辺は軍事緩衝地帯とされ、ジャーナリストや一般市民の立ち入りを禁じて150万人のガザ住民を孤立させました。

イスラエルは今回の軍事作戦の目標を、ガザから発射されるロケット弾からイスラエル南部を守るためとしています。西岸地区のパレスチナ自治政府アッバース大統領も、ハマスが停戦合意の継続を拒みロケット弾攻撃をしたことが今回の事態を招いたと、ハマス政府に責任をかぶせています。欧米のメディアはイスラエルの自衛権行使を正当と認めたうえで、いささかやりすぎではないかとやんわり批判するのみです。本当にそんな解釈でよいのしょうか?

現在の事態について、ガザ地区からムーサ・エルハッダートと、ラファのフィダ・キシュタの2人、西岸地区のラマラからは独立系議員で大統領候補として出馬したこともあるムスタファ・バルグーティ、イスラエルからはテルアビブ在住のハアレツ紙記者ギデオン・レビ、米国からはエレクトリック・インティファーダ共同設立者のアリ・アブニマーと、さまざまな立場の人々からの現状分析を聞きます。

ゲスト
*ムーサ・エルハッダート(Dr. Moussa El-Haddad) ガザ市在住の元外科医 有名ブロガーのライラ・エルハッダート‘Raising Yousef’の父

*フィーダ・キシュタ(Fida Qishta) ジャーナリスト、国際連帯運動(IMS)のガザ地区の世話人

*ムスタファ・バルグーティ(Dr. Mustafa Barghouti)ラマラ在住のパレスチナ立法評議会議員、ファタハに対抗する民主派の政治家

*ギデオン・レビ(Gideon Levy) イスラエルのハアレツ紙の記者

*アリー・アブニマー(Ali Abunimah)米国在住 エレクトロニックインティファーダThe Electronic Intifadaの共同創設者。 One Country: A Bold Proposal to End the Israeli-Palestinian Impasse (『一国家解決 出口のないイスラエル=パレスチナ紛争を終結させる大胆な提案』)の著者。29日のガーディアン紙に‘We Have No Words Left’ を寄稿

字幕翻訳:田中泉/校正・全体監修:中野真紀子
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Why Gaza's Message Is Threatening To Some?

英語ですが、ご紹介します。

Why Gaza's Message Is Threatening To Some?
http://www.palestineremembered.com/Articles/General/Story11960.html
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2009年01月04日

今回の空爆について(森澤典子さん)

皆さま、新しい年が明けました。今年もよろしくお願いします。

昨年祖母を亡くし喪中だったため、新年のご挨拶は控えるつもりでいました。けれども年末から始まったイスラエルによるガザへの大規模な空爆が連日激しさを増し、辛い気持ちで年を越し、喪に服す思いは一層強くなりました。

でも私の気持ちを暗く重くしているのは、イスラエルによる空爆の事実だけではありません。この一連の出来事には大きなトリックがあり一般の報道も、政府の対応も、人々の反応もそのトリックに陥ったままであることが、状況を一層悲惨にしていることに心が張り裂けそうになるからです。

今回のイスラエルの空爆、そしてこのほど開始された地上での攻撃はイスラエルの言う『戦争』でもなければハマスのロケット弾阻止の大儀のためでもないことはイスラエルのこの60年間のパレスチナへの戦略をほんの少し学ぼうとすれば誰にでもすぐにわかるはずです。

小学生にだって。
これは戦争でもテロ対策でもなく、あきらかな侵略行為です。
60年前に始まったイスラエルのパレスチナ地方への侵略『NAKBA』の一環です。

ガザ側からロケット弾が打ち込まれる遥か昔からイスラエルによるこうした攻撃は姿かたちを変え繰り返されてきています。そして今回のガザへの大規模な攻撃は、周到に準備されたものでした。2003年夏ごろから突如として始まった封鎖の硬化。(それまでもパレスチナの人々にとってはイスラエルによる軍事封鎖のため移動も物資の輸送も著しく制限されていましたが、私たち外国人は交渉次第で出入りできました。それがそのころから国連職員、NGO、ジャーナリストが次々にガザに入れなくなり完全に封鎖されてしまったのです。)そして極めつけ、シャロン首相によるガザからの入植者撤退、世間に対しては平和的な行動のようにアピールされていましたが、入植地がなくなりいよいよ大規模な空爆を可能にし、準備を進めている気配がイスラエルによるガザへの激しい攻撃、侵略を予測させ、私の中に不気味な不安を掻き立てました。

この時7000人のガザの入植者を撤退するシャロン首相にブッシュ大統領は次のことを了解していたのです。
一、ほとんどすべてに近い西岸地区入植者の永久保存(約16万人)
二、イスラエル建国にともなうパレスチナ難民の帰還権の放棄
三、西岸に建てている隔離壁の建設
四、暗殺攻撃を含めた、パレスチナ抵抗勢力への攻撃
(このことはエリック・アザン『占領ノート』現代企画室の解説にも詳しく触れています。上記の訳はこの著書から引用しました。)

これまでどの米国大統領もイスラエルを擁護していてもパレスチナ難民の帰還権に触れることはありませんでした。それがブッシュ大統領は安々とその放棄を一方的に認め、さらに入植地を初めて認めた大統領に対し呆れ果て、その浅い判断による重い罪と、このため今後のしかかるパレスチナの人々の恐ろしい運命に、当時私たちは本当に落胆し、恐怖を感じたことを覚えています。またこの4つ目の暗殺攻撃を含めた攻撃の許可は今回の大規模な空爆の格好のステップとなりました。

それでもアフガン攻撃、イラク攻撃と次々に失敗し、米国民からもすっかり支持を失ったブッシュ大統領と、その大統領を支えてきたマスコミ、国際社会は、大きな反省と成長の元、イスラエルの暴挙は抑えられるだろうとどこかで楽観的な期待もしていました。
今回のような大規模な空爆を許さない国際社会の監視という抑止力が働くことを信じていました。

でもそんな期待はあっという間に吹き飛ばされました。
長期間封鎖され、食事も水も電気も仕事も失われつつあるガザの人々に対し、戦闘機、無人戦闘機(卑劣です)、戦車、軍艦を総配備してイスラエルは容赦なく攻撃をし、それを国際社会は止められずにいます。

そしてパレスチナ側からの抵抗は一切認めようとしません。イスラエルはロケット弾の発射区は攻撃せずに残しています。イスラエルの情報量、最新技術では、ピンポイントで人一人に絞って爆殺出来ますし、これまで何度もそれを行ってきています。でも、2006年のレバノンの時と同じ、核心は残し、ガザの歴史的建造物であるモスクや大学、マンションなど多くのものを攻撃し破壊し人々を犠牲にし続け、『パレスチナは人道危機にはない』と言い続けています。

いったいガザをどうするつもりなのでしょう。

先日知人が苛立ちながら私に質問してきました。
『どうしてハマスはロケット弾を撃ち込めば攻撃されることをわかっていて撃ち続けるんだ。』
その方は、イスラエルの攻撃は許されない、だけどハマスが攻撃を止めれば納まるのに・・・と心配していたようです。でもその言葉は私を深く傷つけました。困ったことに、こうした質問に答える的確な答えを探しても見つけることが出来ない自分がいました。パレスチナの状況は勘のいい人ならすぐに理解できるかもしれませんがほとんどの人は中に行って、パレスチナ側から世界を見てみないと理解するのは難しい。想像を絶する状況があります。

そして理解されない・・・ということが、本当に辛く孤立感や絶望感を生んでいます。私も以前は抵抗するパレスチナ側を批判していました。何故?と詰め寄ったこともありました。
でも闘わなくてどう生きたらいいのでしょう。私たちが食べないと生きていけないと同じくらいに、生きるために闘うしかなかったら。
そんな状況をどうやって私たちは想像できるのでしょうか。

パレスチナで聴いた言葉が今でも心に焼き付いています。
『信じてください。世界というものは、弱い人々の言葉を聞かないものです。』
食糧支援、教育支援、医療支援、金銭的支援
それらを命がけでやってもやっても人々が殺され続け、政治部門軍事部門と立ち上げ、それでも結局何をしても変わることの無かったパレスチナの状況を憂いながら、ハマスの幹部イスマイル・アブ・シャナブさんが涙をためて私に言った言葉です。

シャナブさんは2003年当時、イスラエルと闘っても軍事的にはかなわないことを私にはっきり言いました。
『共存しか道は無いのです。そのためにもまずはパレスチナ自治区内のイスラエルの軍事的政治的占領をやめてもらうことです。そして共存のための話し合いのテーブルにつくつもりです。』
シャナブさんは政治部門のトップで、インタビューをお願いするたびに繰り返し共存について発言しました。ラジオでも、日本のテレビ局向けにも発言していました。

でもそれは大々的には報道されず、シャナブさんは2006年夏、乗っていた車に対する戦闘機からのピンポイント空爆で爆殺されてしまいました。ハマスはイスラエルとの停戦に合意し、攻撃を止めている真っ最中でした。

その時私はイスラエル政府が望んでいることは共存でも占領の終結でもないことを知りました。停戦も和平など望んでいないことを。
それまでも、もしかしてそううかな?と思う節があっても、いや、まさか・・・と信じたい気持ちでいました。でもこの時知ったのです。
そしてシャナブさんの死を受けて、ハマスの残された人々は怒りに震え、停戦破棄を宣言しました。

『ハマス停戦破棄』は各紙大々的に報道され、ハマス側から停戦が破られた印象が世間を走りました。その後私もガザに入れることは無く、今のハマスの状況も、パレスチナの状況も本当には把握し切れていません。でもなぜ、新聞も報道のたびに「ガザを支配するハマス」と枕詞のようにつけるのか疑問は消えません。ハマスは、パレスチナの人々の選挙で勝ったアラファトを認めようとしないイスラエルと米国、国際社会の圧力により、国際監視団のもと正当な選挙で選ばれたパレスチナの第一党です。そうなったとたん、それを認めず、秩序を著しく乱しているのはイスラエル、アメリカ、そして私たちです。

マスコミに勤めている方たちにお願いがあります。
私たちの平和を望み、今の状況をペンの力で打開したいと思って記者になったのでしたら、マスコミにはその力があります。
でも記者のかたたちがいくらエルサレムに駐在したって占領地のことはわかりません。西岸やガザにもっと入ろうとして、ご自身の目で確かめてから記事にしてください。こんな時はガザに近寄り、どうしても中に入れない状況くらい自分でリポートしてみて欲しいと思います。

それからブッシュ大統領に声を届けることの出来る方にお願いがあります。
英雄になりたくてイラクもアフガンも経済もことごとく失敗してしまったブッシュ大統領に、あと一つだけ英雄になる方法が残されていることを誰か
伝えてください。残すところ後僅かな任期中にイスラエルの攻撃を今すぐストップさせることです。米国大統領の力において。
ブッシュ大統領にはそれが出来ます。
数々の失敗の後でも世界から尊敬され後世名を残す立派な大統領として幕を閉じることが出来るでしょう。

皆さんにお願いがあります。
私たちが今回の攻撃について正しく理解するためには少しでもいいので、イスラエルの建国から今に至る全体の流れを知ってください。
1月8日の試写会、ぜひいらしてください。また1月10日には子どもキャンペーンやアムネスティ、JVCなど日本を代表するNGOとともに、今回のガザへの攻撃に対して出来ることを模索し、イベントを企画中です。

何か良い案がありましたらお知らせください。パレスチナのことに関心が無かったり、あまり良く知らない方たちも巻き込んで出来る何かいい方法を探しています。詳細が決まりましたらまたお伝えします。

乱文、お許しください。

森沢典子
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「広河隆一アーカイブス・パレスチナ1948NAKBA」完成報告と試写会
長らくお待たせしました。DVD・BOX「広河隆一アーカイブス・パレスチナ1948NAKBA」は10月22日に日本語版全30巻(約45時間)の編集が終わり12月26日無事完成いたしました。(英語版30巻は来年2月ごろ完成予定)。NAKBA(大惨事=パレスチナ難民の発生)から60周年の今年にようやく間に合って、ほっとしています。そこでアーカイブス版完成報告と試写の会を以下の通り行いたいと
思います。お誘いあわせの上お申込ください。

日時:1月8日(木)18時40分開場 19時開演
場所:文京シビックホール・小ホール
(JR水道橋駅8分)http://www.b-civichall.com/access/main.html
プログラム:
アーカイブス版・序章(1時間17分)試写
「完成に寄せて」   板垣雄三氏(東京大学名誉教授・中東学会元会長)
「ここまでの道のり」 広河隆一(DAYS JAPAN編集長)
▲参加費▲ 
●一般 =1000円(参加費は当日会場で申し受けます)
●アーカイブス版製作募金寄付者・予約申込者    =無料
●『1コマ』サポーターズ会員(受付で申告してください)
  DAYS定期購読者(バッジ持参)           =500円
共催:DAYS JAPAN・広河隆一事務所
参加予約申込先:
《FAX》03−3322−0353 
《メール》hiropress@daysjapan.net
(ご予約の際、無料・割引対象者は「先行予約者」などの項目をお書きください)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DVD・BOX「広河隆一アーカイブス・パレスチナ1948NAKBA」(30巻)は次の価格で受付しています。
個人視聴用:日本語版20万円、英語版20万円、日・英語版35万円 (税金・送料込み)
図書館用:日本語版30万円、英語版30万円、日・英語版 50万円 (税金・送料込み)
申込先:広河事務所(担当魚住)03−3322−0353 hiropress@daysjapan.net
郵便振替口座:加入者名 郵便振替口座:00160-4-76817 加入者名:HIROPRESS CLUB
(振り替え用紙に、ご氏名、ふりかな、住所、電話、メールアドレス、などをお書きください) 
posted by デイズジャパン at 21:38| Comment(0) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パレスチナに公正な平和を実現するためにあなたにもできる25の行動(抄訳)

ガザで起きていることに対して、何かしたい、でも何をしたらいいんだろう、何もできない、と思っているあなたに。私たちにも出来る25の行動のアイデアです。

全部が誰にでも今すぐ出来るわけではないけど、でも、出来ることもたくさん、あります。喪章はもっていないけど、クーフィーエは持っているので、明日から外出するときは、身につけます。


転送・転載歓迎
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パレスチナに公正な平和を実現するために あなたにもできる25の行動(抄訳)

1)事実を入手し、それを広めよう。

2)地元メディアに発信しよう。地元紙に投稿しよう。
活字メディア、音声メディア、映像メディアに、彼らの報道ぶりについて意見を書こう。

3)あなたの国の政治指導者に、攻撃を止めろとイスラエルに圧力をかけるよう要求しよう。

4)イスラエル大使館、エジプト大使館、可能なら国会前その他、目につくところでデモをしよう(メディアにも働きかけよう)。

5)ティーチ・イン、セミナー、討論会、ドキュメンタリー映画の上映会などなどを開催しよう。
単刀直入に。場所を決めて、会の性格を決めて、必要なら講師を決めて。宣伝も忘れずに(インターネットが効果的だよ)。

6)パレスチナとガザについて詳細を書いたチラシを撒こう。

7)自宅の窓にパレスチナの旗を掲げよう。

8)パレスチナのスカーフ(クーフィーエ)を身につけよう。

9)喪章をつけよう(いろんな人とパレスチナについて会話するきっかけになる)

10)国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通してガザに直接支援をしよう。
http://www.un.org/unrwa/

11)あらゆるレベルでボイコット、投資引き上げ、制裁を行おう。
イスラエル大使の送還を指導者に要求しよう。

12)イスラエルの指導者を戦犯法廷に引き出すために働きかけよう。

13)イスラエルの人々に、戦争省の前でデモをするよう呼びかけよう。
もっとダイレクトに、政府に抗議するよう呼びかけよう。

14)より多くの人に声を届けよう。ご近所や友人には直接、その他大勢にはインターネットで。

15)あなた自身の活動グループを立ち上げよう。
地元の既存のグループに参加してもいい。「パレスチナ」で検索すれば、すでに活動しているグループが分かるはず。

16)政府関係の事務所その他、政策決定者が集まるところで座り込みをしよう。

17)グループで平和のための1日断食をしよう。やるときは公共の場所で。

18)パレスチナに行こう。

19)パレスチナで活動に当たっている人権団体その他を支援しよう。

20)大きな立て看やポスターを作って、通りや人がたくさん集まるところに置こう。

21)地元の教会やモスク、シナゴーグ、その他宗教関係の場所を訪ねて、道義的立場に立って行動するよう要請しよう。

22)ガザのための請願書に署名しよう。
http://www.avaaz.org/en/gaza_time_for_peace/98.php?cl_tf_sign=1

23)ガザの人々にメールを送ろう、電話をかけよう。
彼らは外界の声を聴きたがっている。

24)政治的見解が違うグループとも協力しよう。
党派主義は戦争したがってる連中を利するだけ。

25)毎日、一定時間を平和活動のために充てよう(たとえば1時間)。
このリストに挙がっている以外の行動を考えよう。

おまけとして
26)ここパレスチナにいる私たちの誰でもいいから、現場で何が起きているのか、ライヴでレポートさせてもらえるよう、地元のラジオ局のトークショーやニュース記者に働きかけて。
posted by デイズジャパン at 13:28| Comment(2) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエル空軍が爆破したトラックは、溶接用の道具を載せていたのか、それともハマスのグラッドミサイルの移送中だったのか?

アミラ・ハス ハアレツ紙 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1052258.html

12月29日が終わろうとするころ、イスラエル防衛軍は、ホームページに次のような緊急の見出しを掲げた。「ジャバリヤ付近で武器を満載したトラックを攻撃」

小見出しは以下のように続いていた。「午後6時頃、イスラエル空軍はグラッドロケット数十発を載せたハマスのトラックを攻撃した」同記事によれば「トラックが積んでいたロケットが爆発し、あたり一面に破片が飛び散った。ロケットが移送されていた理由は、武装勢力がイスラエル空軍による武器貯蔵庫の攻撃を恐れていたため。またロケットをイスラエルに向けて発射しようとしていたためである」。

この記事には、イスラエル空軍が上空から撮影した、爆発の寸前までの2分間の動画がつけられていた。2台の車のあいだを動いている15ほどの白っぽい影が映っている。その手には3つの黒く、長い物体が握られており、白い影はトラックとおもわれるもの上にそれらの物体を置く。やがて2台目のトラックが出発するが、突然爆発音がし、炎が画面を覆う。目撃者が、爆発は上空の飛行機がもたらしたものだと述べる。

しかし、いくつかの人権団体の調査では、まったく違う証言がでてきている。

ベツァレムと人権のためのマゼン・センターによれば、このトラックは55歳のアハマド・サムールのもので、ジャバリア難民キャンプの彼の工房の横で今も焼けたままになっている。その隣には燃え尽きた酸素風船とナイフとケーブルがぶらさがっている。誰もトラックやそれらのものを動かそうとはしない。上空からすべてを撮影している当局が近づく者すべてを 爆破しようとするかもしれないという恐れからだ。

去る木曜日にサムールは言った。「すべては現場に残されたままだ。我々は死体だけを動かした」攻撃の起きたちょうど3時間前、サムールの娘が告げた。地元のラジオ放送で、サムールの工房の隣の家が爆破されたと聴いた、と。サムールはすぐに息子と数人の隣人や家族とともに自分のトラックに乗り込み、被害を確認しに工房へ向かった。隣接した家は彼の工房の上に崩れおちており、彼らは衝撃を受けた。そして盗まれないよう、高価な道具をすべてまとめて運び出すことにした。最初はドリル、溶接機、秤、その他の道具、それから調理用ガス風船を持ち帰った。それから残っているものを梱包するために、彼らは工房に戻った。溶接に使われる6つの酸素風船のうち3つと、ベンジンの入った缶2つ、ディーゼルの入った缶2つだ。サムールの息子、イマードは道具類をトラックに詰め込み、義理の兄は溶接用電極パック50組を自分の車に載せて出発した。サムール自身は通りの反対側に立って、燃えている近くの家からの埃を肺に吸い込んでいた。トラックに物を載せている若者たちを見て、蜂の巣にいる働き蜂を思い出した。彼の記憶によれば午後5時になる直前のことだった。

サムールの話だ。「突然私はトラックの隣で何か光るのを見た。トラックから火が燃え上がり、爆発音がした。私はその爆発の方に向かって走り出した。近くまできて、煙が晴れて、死体が見えた。そのうち一体は私の息子イマードのものだった。私は気絶した。目を覚ましたあとに、イマードと手伝っていた7人の若者は殺されたということを聞いた。」
ハアレツ紙との電話でサムール氏は次のように述べた。「彼らはハマスではなく、私たちの子供たちだった。名前を言える。イマード・サムール 32歳。アシュラフ・アル・ダバール 30歳。マハムード・ラバヤン 15歳。ラーミ・ラバヤン 23歳。アハマド・ヒーラ 19歳。ムハンマド・マハディ 17歳。ウィッサム・エイド 14歳。ムハンマド・ハベール 20歳。また4人が負傷し、うち2人は重傷だ。ビラール・ラバヤン 19歳。その弟 16歳。」

サムールは言った。「イスラエルには専門家とか利口な奴らがいるだろう。来て俺のトラックと酸素風船を吟味すりゃいいんだ。グラッドミサイルとかそんなものじゃないことを見て確かめるべきだ。イスラエルのあんたたちはグラッドミサイルをいっぱいに載せた大きなトラックが燃やされたと言ってるが、来て自分たちで確認してほしい」

映像に映っているのは対象となったトラックなのか、ハアレツ紙がイスラエル軍の広報官に尋ねた所、次のような返答を得た。「トラックの荷は、武器やロケットを保管していた建物から出されたものだ」その建物がカッサムロケットの製作と発射に使われているということをガザの誰も否定していない。しかし、イスラエル空軍(彼らの持つ軍事的重要性はどんなときでも不明瞭だ)によって攻撃されたものはたくさん存在している。たとえば、ラファのシャブラ難民キャンプのグラウンドの真ん中にある小さな、空っぽの建物。これは2日前にイスラエル空軍によって爆破され、2人が死亡した。

マゼン・センターによれば、終わることのないイスラエル空軍の攻撃のせいで、攻撃対象となったものが軍のものが一般市民のものかを見極めるのが、きわめて難しくなっている。

(訳:青柳 泉)
posted by デイズジャパン at 01:53| Comment(0) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

エレクトリック・インティファーダ

エレクトリック・インティファーダ
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2008/12/31
社説:中東 産みの痛み
ハッサン・アブ・ニーマ

イスラエルのあらたな侵攻が何をもたらすのか確実に言える者はいない。が、いくつかの結果を予想することはできる。

ガザ攻撃でハマスが潰されることはないだろう。たとえイスラエルがハマスを支持したことのある人間を一人残らず殺害したところで、抵抗を終わらせることはできない。むしろ、『抵抗は時代遅れで不可能だ。アラブ人に唯一残されている「戦略的選択」は弱い側の立場からの交渉である』という考え方を切り崩して、抵抗は地域全土で強まるだろう。

ガザ攻撃は、いわゆる「中道派」の人々の力を弱め、その評判を下げるだろう。いかなる抵抗ももみ消そうと精一杯やり、失敗に終わった和平交渉とその支持者たちに全てを賭けた者たちの。
http://electronicintifada.net/v2/article10082.shtml

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2008/12/31
報告:「もしイスラエルの侵攻があれば、病院は崩壊する」

占領下ガザ地区 ガザ市-ガザにいるIRINの特派員によれば、ガザで一番大きな病院の院長室は封鎖と何も変わらない状況におかれている。負傷者の親戚たちは、病人を緊急治療のためエジプトに移送しようとやっきになっている。
この、150万人のパレスチナ人が暮らす狭い海岸地区にイスラエルが地上侵攻をすれば、すでにもう限界をこえている医療システムは崩壊してしまうだろうという恐怖感が生まれている。
http://electronicintifada.net/v2/article10083.shtml

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2008/12/31
報告:「粉々に吹き飛ばされた『和平交渉』」
アダム・モローおよびハリード・ムーサ・アルオムラーニ

(IPS)カイロ-最新の国連安全保障委員会の決議案に沿って公的にはイスラエル・パレスチナ間の「和平交渉」は継続していくように見える。だがイスラエルのガザ地区に対する今回の攻撃で、解決策をみいだす可能性はほぼない。エジプトの労働党(イスラム主義者寄り[Islamist-leaning]・公的には2000年以降活動停止中)の書記長マグディ・フセインはIPSに、「このガザへの空爆以前でさえ、和平交渉と呼ばれるものは死んでいた。」と述べた。
http://electronicintifada.net/v2/article10081.shtml

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2008/12/31
社説:平和が問題となる場所
ハイム・ブレシース

イスラエル空軍の火力で、毎時ガザでの死者数があがり、わずかに残った官庁の建物が倒れかけている。
全政治的指導者を驚かせる予告済の悲劇、という驚くべき政治的現象があらためて起こっている。ふつうの人々とは違い、政治的指導者たちが新聞やTVのニュースを観ることなどまったくないかのようである。
http://electronicintifada.net/v2/article10080.shtml

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2008/12/30
国連機構は、ガザでの戦争犯罪を終わらせるよう行動すべきだ

イスラエル占領軍が行っているガザ地区への攻撃で引き起こされている戦争犯罪と人道に対する罪を終わらせるため、パレスチナの人権団体を代表し、我々は国連人権委員会による介入を緊急に求める。
http://electronicintifada.net/v2/article10079.shtml

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2008/12/30
パレスチナ日誌
世界が沈黙のうちに眺める中でガザでは血がながれている
ライラ・エル・ハダード

「ガザはすっかり闇につつまれている。通りは死のように静かだ」私はガザに住む父で引退した医師のムーサ・エル・ハダードと、米国ノースキャロライナ州からスカイプ通話をしている。
私は同州に2006年半ばから住んでいる。ちょうどその月に、ガザの境界はイスラエルによって完全に閉められ、占領地区の封鎖がさらに強まったのだった。
http://electronicintifada.net/v2/article10077.shtml

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2008/12/30
イスラエルによるガザの破壊-荒れ果てた街頭、そして恐怖
ラミ・アルメガーリ

私はガザ地区中部のアル・マガーズィ難民キャンプにいる。このキャンプのある家にきょうの午後、イスラエルの無人機がミサイルを3発をぶち込んだ。幸いなことに犠牲者はいなかった。
が、不運なことにガザの他の色々な場所で家やモスクが攻撃対象にされて多数の犠牲者が出ている。私は今日、緊急の問題いくつかに対応するために家の外に出た。だがいま、動くことは本当に危険を伴うこととなっている。
http://electronicintifada.net/v2/article10076.shtml

(訳:青柳 泉)
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2009年01月01日

ガザの写真特集

posted by デイズジャパン at 13:13| Comment(0) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエル人権のための医師団ガザ緊急アピール(12/29)

イスラエル人権のための医師団ガザ緊急アピール
2008年12月29日
ガザの病院はすでに満杯 危機的状況です。
いま、医薬品の供給を


3日前のガザ攻撃の開始以来、300人が亡くなり、1000人以上が負傷し、数百人がただちに治療を要する状況にあるといいます。包囲が続いている結果、すでに医療システムは崩壊の一歩手前にあり、市民140万人への、ガザ地区外からの緊急医療支援がいま強くもとめられています。

PHR-Israel、イスラエル-人権のための医師団には、この医療品を数日中に運ぶ手立てがあります。そして今週中にガザの病院への供給品を購入し、直接運び入れるために70万ドルの資金調達をしたいと思っています。 ガザ地区のパレスチナ人の病院は、わたしたちに次のような品目を確保してほしいと言ってきています。
 ・基本的な消毒器具
 ・注射針
 ・包帯
 ・麻酔剤
 ・カテーテル
 ・医療用ガス?
 ・気管チューブ
 ・喉頭(こうとう)鏡
 ・酸素
 ・ポータブルモニター、換気装置、超音波及びX線測定器
 ・医療チーム用衣類
 ・基本的医薬品105品目
 ・付随的医薬225品目
 ・製薬[Laboratory items]???93品目
 ・電動髭剃り
 ・台車
 ・病院用寝台
現在の状況下で、パレスチナ人医師たちは手術用手袋や麻酔薬、ガーゼ、消毒薬、十分な患者用酸素もなく手術をおこなっています。ガザの13の公共病院にはすべてあわせても1500床しか用意がありません。全車両で60台の救急車は現在半分にへっています。次々にはこばれてくる新規患者を入れる病床が必要となっている状況が、癌や心臓病などの重病患者への治療の一時停止を余儀なくしています。重病患者たちは、この危機のあいだ、全員自宅に送り返されました。 患者たちがエジプトに入ることは許されておらず、エレツ検問所を経由したすべての(患者?)照会は留保されています。
わたしたちは、あなたのような組織や個人の助けを必要としています。
PHR-Israel、イスラエル-人権のための医師団は、銀行送金で寄付をうけたまわります。 口座の詳細は以下の通りです。
なお、送金した旨をGila Norich, Director of Development: gila@phr.org.il まで、お知らせ下さい。その際、送られる方のE-mailアドレスを書き添えて頂きますよう、お願い致します。

Account Holder: Physicians for Human Rights-Israel
Bank: Hapoalim #12
Branch: Hashalom #662
Address: 106 Levinski Street, Tel Aviv, Israel
Account Number: 25938
SWIFT: POALILIT
IBAN: IL-70-0126-6200-0000-0025-938

PHR-Israel 
Attn: Gila Norich, Director of Development
9 Dror St.
Jaffa Tel Aviv 68135 ISRAEL.

(訳:青柳 泉)
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2008年12月31日

Gaza needs your voice NOW!

ガザの病院を統括する責任者?モハマド・アル・カシャフの話
「どうしようもない状況だ。爆撃後15分で210人が到着してきてひどい混乱だった病院のスタッフは全員できることはやった。この悲劇は我々ができることを超えている。というより、どんな大病院にも対処できないようなレベルだ。ほんとうに衝撃的だった。我々は手術室6つをあけた。それに、傷を負った人々を産婦人科に移送した」

UNRWAスポークスマン クリストファー・ガンネスの話
「民間人が戦闘に巻き込まれている。昨日はUNRWAにとってのある特別な悲劇が起こった。もちろん我々は起きている事すべてについてあまりにも悲しく思っている…すべての暴力にとても衝撃を受けている。が、空爆が行われたところのそばにいた我々の生徒7人が、砲弾の破片と飛んでくる瓦礫で即死した。20人が負傷し病院に搬送された。もちろん、皆が言っているように病院はどこも満杯だ。だから我々は民間人の殺害に関して調査かなにか、報告が行われる事を望むし、それが行われれば、いつもそうだが歓迎する。事実が公表されなければならない。事実それじたいが、事実の意味をかたらなければならない。

Khiam Rehabilitation Center for Victims of Torture - KRC
Beirut - Lebanon 
P.O. Box: 14-5843
Tel:+961 1 302631
Fax:+961 1 701692
http://www.khiamcenter.org

(訳:青柳 泉)
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今すぐ停戦を!

今すぐ停戦を!
(グーシュ・シャロームが2008年12月30日にハアレツ紙に掲載した広告)

この戦争は非人間的で、無意味で、害をもたらすものです。
この中からイスラエルにとっての良いことなど、なにも出て来ません。

数百人のパレスチナ人の殺害と、ガザ地区での生活インフラの破壊は、忌まわしい行為です。これらから選挙に有利なものを得られると期待しているひとたちはとんだ考え違いをしています。
地上侵攻はさらなる害をもたらすでしょう。ガザに残されているものを破壊して、イスラエル人、パレスチナ人、兵士、市民をとわず多数の犠牲者を生むでしょう。
もし、激しい戦闘のあとで、イスラエル軍が壊されたガザ地区を侵略するのに成功したとします。
結果は、せいぜい、ハマスを地下に追いやり、ガザ地区と西岸での彼らの影響力を増すぐらいでしょう。

攻撃はもうすでに憎しみを増幅しましたし、さらに、市民的な全世界(の人々)を我々に立ち向かわせ、イスラエル国家をさらに憎むあらたな世代を中東全域に生み、ハマスの影響力を強め、平和をもとめるパレスチナ人の地位をさらに下げ、パレスチナ人がまとまることを阻止するでしょう-それなしに和平はありえないのに

戦争開始直後の数時間でテルアビブの街頭でデモをしたイスラエル人数千人の名において、我々は次のことを求めます

●ガザへの攻撃を直ちにやめなさい!
●次の内容を含む停戦を提案し、維持しなさい
 -双方の暴力行為をとめること
 -境界を完全に開ける
 -ガザ地区の人々にたいする封鎖を中止する
●ハマスとの対話を開始しなさい
  ハマスはパレスチナ社会とパレスチナの政治機構にとっての必要不可欠な部分です。
  彼らの参加なくしては、いかなる交渉も合意も無意味なものです。

P.O.Box 3322, Tel-Aviv 61033 --- info@gush-shalom.org --- www.gush-shalom.org

(訳:青柳 泉)
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2008/12/28 16:00時点のOCHAのレポート

空爆で少なくとも280人のパレスチナ人が殺害された。900人が病院で治療を受けた。650人がさらなる治療を受け、110人が重傷。犠牲者の数は増えると予想される。瓦礫の下にうずもれた死体を捜す作業がまだ続いている。

おもな死者は文民警察官。ほかには少なくとも20人の子どもたち、9人の女性、60人のその他の市民。ほとんどが作戦の最初の数分間で亡くなった。これは1967年以降占領下のパレスチナで記録された1日あたりの死者数としては最も多い。

空爆の開始から現在までのあいだにパレスチナ側の武装勢力[militants]はイスラエルの都市や町に100発のロケットと臼砲[mortars]を発射し、イスラエルとガザの境界線から40kmほどの距離にまで到達している。その結果として、1人のイスラエル人市民が死亡し、10人が負傷した。

ケレム・シャロム検問所?[crossing]は今日、一時的に開けられて、人道援助団体からのトラック7台分のとトラック14台分の小麦粉がガザにはこばれることが許された。パン屋として動いている場所?[functional bakeries]での人々の長い列がみられたという。UNRWAの小麦の貯蔵は依然として、ゼロ。ガザ市内、ガザ北部、ガザ中部では1日16時間の停電があったという。

(訳:青柳 泉)
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2008/12/29ガーディアン紙社説

「2国家解決策が潰されている」
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2008/dec/29/israel-palestine

土曜日の午前11:30にイスラエルがガザのハマスに対してはじめた攻撃で、いったい何人の市民が殺されたのか、我々にはわからない。なぜなら、イスラエルがイスラエル人ジャーナリストとあわせて海外のジャーナリストがガザ地区に入ることを阻止しているからだ。

しかし、この空爆でパレスチナ人230人以上の死者を生んだことはわかっている。この40年間のガザで1日あたりで最大の死者数だ。昨夜の時点での死者数合計は290人にまで近付き、700人以上が負傷した。これがハマスの武装勢力からの数百発のロケットにたいする返答なのだ。こちらでは、半年でイスラエル人1人が殺された。しかし、いつもこのようなバランスなのだ。

また、我々は知っている。
この貧しい封鎖地域の通りが人でいっぱいだった土曜の朝に攻撃をする決断がなされたということは、人命軽視を示していることを。それは、イスラエルが彼らの敵にむけている非難と何もかわらない。この返答でカフェや店での自爆攻撃がなされるとき、そしてそうなるだろうが、イスラエルは恐怖につつまれるだろう。だがイスラエルは、今週末ガザで自国の戦闘機が流させた血については、心をとざすのだろう。

外相Tzipiリブニは、ロケット攻撃をやめないならハマスを潰すというイスラエル政府の意図について、声高に警告した。が彼女と防衛相エフード・バラクには責任がある。150万の人々で満杯のガザ地区の、100のターゲットに、100トン以上の爆発物をおとすということに。ハンマーでの一撃には、相手を恐怖に陥れるという目的がある。まさにそれが昨日イスラエルが行なったことだ。

死体や腕のとれた子どもたちを見たガザの学者、ハイダール・エイドは、ハアレツのジャーナリスト、アミラ・ハスにこう語った。「町々の中心部を朝の11:30という時間に爆撃するといういうのは酷いことだ。虐殺の規模を、できる限り大きいものにしようということだ。」

ターゲットになったのは、空爆が行なわれたときもぬけの殻だったハマスの武装組織の訓練施設ではなく、警察署(複数形)だった。空爆はハマスがガザを行政・軍事面で統括するために建てたインフラを破壊するためにおこなわれた。しかし、それはロケットを集めて発射した武装兵だけではなく、警察官を殺害することを意味したのだ。そしてまた、裁判官、役人、医者をもターゲットにすることをも意味しているのだろう。リブニ氏はイスラエル側の西岸でのパレスチナ自治政府との中心的な交渉役をつとめてきた。パレスチナ国家をつくるという目標においては、だれよりも政治的資本を投資している。

人口の半分をおさめているリーダーシップを物理的に潰すことで、中道的なパレスチナ国家をつくれるともし彼女が思っているのなら、完全に間違いだ。イスラエルの包囲政策の結果、ガザでのハマスへの支持は減るところを知らないし、今回の空爆の結果、ハマスへの支持はあがるだろう。

パレスチナ人は、常に、拒絶主義の一団を擁してきた。長いこと、ファタハがそうだった。イスラエルにも、パレスチナ国家を拒絶する者たちがいる。多数の入植者たちもそうだ。拒絶主義者を殺すことで解決策が見つかるだろうと考えることは、中東の歴史すべてを否定することだ。
昨日もイスラエルに降り続けたハマスのロケットにたいする、軍事的解決策などはない。地上侵攻も、ロケットを止めることはないだろう。ロケットをどこかに追いやることは出来るかもしれない。しかし、もしそうなれば、ハマスの次の戦法は東エルサレムのパレスチナ人を使ってtubes(真空管?)を発射することだろう。

ハマスの指導層には、戦って手にした状況が現在ある[Hamas's leadership also now has the conditions for which it has strived.]。かれらは11月にエジプトが提案した交渉をボイコットし、イスラエルとの境界を攻撃するためのトンネルを造り、イスラエルに数百発のロケットを発射した。彼らの戦法と戦略は抵抗の域を出ないが、これによってパレスチナ人がまとめられるわけではなく、ハマスがPLOでの場所を得ることにもならない。パレスチナの指導層内部での危機を一層深めることにしかならないのだ。なぜなら、パレスチナのどの一派も、自分たちだけで主導していくことはできないからだ。

分裂が深まるなか、実行可能なパレスチナ国家への見通しは後退していく。イスラエル流の衝撃と恐怖はイスラエル人とパレスチナ人双方が平和のうちに生き残るために必要なまさにそのプロセスを、麻痺させる以外、何ももたらしていない。

(訳:青柳 泉)
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2008年12月30日

ガザ空爆(ハアレツ紙)

2008年12月29日付ハアレツ紙オンライン版に掲載されていた記事を自己流で訳し、BCCでお送りしています。機構名の誤訳その他、ご容赦下さい。(訳:青柳 泉)

アミラ・ハス「ガザ攻撃はハマスに対するものではなく、すべてのパレスチナ人に対するものだ」
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1050688.html


日曜日の午後3時19分、飛んでくるミサイルの音が電話越しに聞き取れる。ほらまた、子どもたちが恐がって泣く声とともに。ガザ・シティのテル・アル・ハワ区では背の高いアパートがびっしり並んで立っている。その一つ一つの中に数十人、ひとつのブロックにつき数百人の、子どもたちが住んでいる。

父親Bは隣人の家から煙があがっていると私に告げて、電話を切る。1時間後に、彼は言う。2つのアパートが攻撃された、と。一つはもぬけの殻で、誰が住んでいるのか彼にはわからない。もう一つの、犠牲者が出た方は、ロケットの発射をしているグループのメンバーのものだが、別に格が上だったり、重要な人物だったりしたわけではない。

日曜の正午、イスラエル空軍はガザの国内安全保安局の建物を空爆した。その中にはガザ・シティで一番大きな監獄がある。囚人3人が殺された。うち2人はファタハのメンバーだという。3人目はイスラエルとの協力で有罪とされていた。ハマスはガザ地区の他の監獄のほとんどから囚人を移送していたのだが、ここの監獄は安全だと思ったのだ。

日曜日の午前0時、Sは電話の音で起こされた。「でもいずれにせよ眠ってはいなかったんだ」「受話器を取ったら、アラビア語で録音されたアナウンスが聞こえたんだ。『これは警告だ。武器や弾薬を持っている者がいる家は、すべて空爆する』」

彼の近所のある家で、家族3人が殺された。全員が20代の若い男性だった。武器や弾薬を持つものは誰もいなかった。通りすぎる車をイスラエル空軍が爆撃した時に、道を歩いていただけなのだ。また別の隣人は、16歳の娘を亡くした。娘の姉(妹)は重傷を負った。イスラエル空軍はパレスチナ自治政府の予防警備部隊が以前入っていた建物を空爆したが、それは彼女たちの学校の隣だったのだ。

Sはガザ・シティの警察本部のそばで働いている友人を訪ねたときに、土曜の空爆の引きおこしたものの一部を見た。攻撃で殺された1人は、元ハマス幹部イズマイル・アブ・シュナブの長男にあたるハッサン・アブ・シュナブだった。

イスラエルが5年前に暗殺した父親の方は、2国家解決案を支持する発言をした最初のハマスの政治家の一人だった。ハッサンは地元の大学の事務員として働き、趣味として警察音楽隊で弾いていた。土曜に爆弾が投下されたとき、警察の卒業式で演奏しているところだった。

ハマスに反対するSは、こう言った。「ここで70人の警察官が殺された。皆がハマスのメンバーなわけじゃない。」「だいたいハマスを支持した奴らだって、仕事を、賃金を、求めていた若者たちなんだ。彼らは生きたかったんだ。そしてそれだから彼らは死んだ。一気に70人がね。この攻撃はハマスに対するものじゃない。俺たち全員、国のすべてに対するものだ。自分たちの民族と国家がこんなふうに破壊されることを許すパレスチナ人はいない」
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ガザ空爆(英国ガーディアン)

http://www.guardian.co.uk/world/2008/dec/28/israel-and-the-palestinians-middle-east2

2005年にガザから兵舎や入植地が撤去されて以来、7000発(のロケット)が近郊のイスラエルの町々に向けて発射されている。
ガザの militantsは2001年にロケットを発射し始めてから昨日(12/27土曜)までの間にイスラエル南部の町々のイスラエル人民間人16人を殺害した。
昨日、死者数は1増えた。
militantsがロケット20発を発射したときである。これは週の初めに彼らが一日70発を越えるロケットでネゲブ砂漠地区を爆撃していたころに比べれば数は少ない。ネテイヴットで1人の男性が死亡し、数人が負傷した。

(訳:青柳 泉)
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