2014年09月26日

10/17(金)沖縄・球美の里の理事長 広河隆一のお話会in郡山のお知らせ

福島の子どもの保養施設「沖縄・球美の里」にご参加いただきましたみなさま
ご興味をお持ちのみなさまへ

いつもお世話になっております。
沖縄・球美の里の理事長 広河隆一のお話会のお知らせです。

沖縄県、久米島の球美の里にはこの10月、新たに新館が完成し、さらに多くのみなさまをお迎えできる体制になりました。
そしてDAYS JAPANも10月より郡山駅近くに事務所を構えます。
広河はいま、広河が事故後から支援を続けているベラルーシの保養施設を訪れています。
チェルノブイリ事故から28年経ってなお続くベラルーシでの保養について、子どもたちを守ることについて、取材も合わせた訪問です。
その報告会をかねて、「保養はなぜ必要か」の講演会を10月17日に郡山でおこないます。
和室の部屋で、お子さまもお連れいただけますので、ぜひお誘い合わせの上ご参加ください。
参加は無料で、お申し込みは必要ありません。直接おこしください。
また、講演の後にささやかな交流会をおこないます。
こちらは要お申し込みなので、交流会に参加いただけます方は、事前に下記、東京事務局河井までお知らせください。

☆とき
10/17(金) 午後2時〜4時まで
☆ところ
郡山市市民交流プラザ 7階 和室
☆話
「保養はなぜ必要か」
広河隆一(沖縄・球美の里理事長)
吉野裕之(シャローム災害支援センター)
☆料金
無料
☆申し込みは不要です。当日直接いらしてください。60人ぐらいが入る和室です。

☆問い合わせ電話
03−5376−7898
ファックス 03−3322−0353
tokyo@kuminosato.net
沖縄・球美の里 東京事務局(河井)

共催
DAYS被災児童支援募金
NPO法人 沖縄・球美の里
おうちde プラザ

協力
NPO法人 シャローム災害支援センター
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2014年09月24日

沖縄・球美の里理事長 広河隆一より

沖縄・球美の里の第33次保養があと6日間で締め切られます。
22日から29日の8日間で、いつもより短くなって、お忙しい方には参加しやすくなっています。
新館には畳の部屋が10室できて、添い寝が必要なお子さんに利用していただけます。
今の段階でしたら、一家族一室の利用も可能です。
さらに新館には、あらたなラウンジもできます。
初めてご参加の方、大歓迎ですが、今年3月以前にご利用になって、その後来ておられない方々、同期の人をさそいあわせてお申し込みください。
今回は、子どもの三輪車サーキットが完成しました。シャワールームの改修も終わっていると思います。看護師もスタッフに入りました。
球美の里は進化しています。
理事長の広河も最初の4日間、参加します。恒例の交流会でごいいっしょするのを楽しみにしています。
福島の状況は安定しているような雰囲気が流れていますが、お子さんの安全については、もしものことを考えて、万全を尽くす必要があります。
チェルノブイリでは4年目に多くの病気が明らかに増加しました。そんなことはないことを祈りますが、できれば半年に一度の保養をおこなうことによって
お子さんに抵抗力をつけ、ストレスから解放される時間をプレゼントしてください。
このメールをご覧になり保養にご興味のある方、お問い合わせは、03−5376−7898 の東京事務局にお電話ください。

広河隆一 hirokawa@daysjapan.net


沖縄・球美の里http://kuminosato.net/
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2014年06月21日

【拡散希望】 急募!沖縄・球美の里  第28次 第29次  保養ボランティアさん 


福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」
第28次グループ 保養期間 7月15日〜7月24日
第29次グループ 保養期間 7月30日〜8月8日

のボランティアさんが、まだまだ「大変」不足しており、大募集しています!

いよいよ夏本番の沖縄・久米島で子どもたちと過ごしてみませんか?
・準備のお手伝いのために保養開始1日前からきていただき、片付けのお手伝いのために保養終了1日後までいてくださる方、大歓迎です。
・交通費のみご自身で負担していただき、宿泊費・食費は沖縄・球美の里が負担します。

応募はこちらからになります。
http://goo.gl/6T77ln

詳細は以下までお問合せください。情報拡散も大歓迎です。
何卒宜しくお願い致します。
*******************
NPO法人沖縄・球美の里 東京事務局
TEL:03-5376-7898 FAX:03-3322-0353
〒156-0043
東京都世田谷区松原1-37-19武内ビル302
Email:  Tokyo@kuminosato.net
Web :   http://kuminosato.net/
*******************
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2014年06月12日

沖縄・球美の里 保養ボランティアさん 急募

いよいよ夏本番の沖縄・久米島で子どもたちと過ごしてみませんか?

第28次グループ 2014年7月15日〜2014年7月24日
第29次グループ 2014年7月30日〜2014年8月8日
第30次グループ 2014年8月15日〜2014年8月24日

上記期間のボランティアさんが不足しています。

ご興味のある方、ご応募下さい。
準備のお手伝いのために保養開始1日前からきていただき、片付けのお手伝いのために保養終了1日後までいてくださる方も大歓迎です。
交通費のみご自身で負担していただき、宿泊費・食費は沖縄・球美の里が負担します。

応募はこちらからになります。
http://goo.gl/6T77ln

詳細は以下までお問合せください。
宜しくお願い致します。


*******************
NPO法人沖縄・球美の里 東京事務局
TEL:03-5376-7898 FAX:03-3322-0353
〒156-0043 
東京都世田谷区松原1-37-19武内ビル302
Email:  Tokyo@kuminosato.net  
Web :   http://kuminosato.net/  
*******************
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2013年12月02日

沖縄・球美の里(久米島)ボランティア大募集

福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」ではボランティアスタッフを大募集しています。
クリスマスシーズンからお正月にかけて、沖縄県久米島にある「沖縄・球美の里」で、
福島の子どもたちと楽しく過ごしてみませんか?

募集期間
第19次保養(2013年12月19日〜12月27日)
第20次保養(2014年1月1日〜2014年1月9日)


ボランティアの応募の仕方はこちらのHPよりご確認ください。
http://goo.gl/q707P

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2013年10月28日

【拡散希望】福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」18次保養参加者&ボランティア募集

福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」では
11月20日から12月3日までの18次保養参加希望のお子さんとお母さん(福島県かその近隣県の方)募集中です。
同時期の現地でのボランティアも募集しています。

お問い合わせは、東京事務局03-5376-7898までお願い致します。

福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」
http://kuminosato.net/

「沖縄・球美の里」の活動へのご支援をお願いします。
募金の仕方はこちら→http://goo.gl/x5xty

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2013年06月25日

【職員募集・すぐにご連絡下さい】NPO法人「沖縄・球美の里」東京事務局

NPO法人「沖縄・球美の里」東京事務局 <職員募集>
東京事務局職員募集のお知らせです。

この度、現在勤務中のスタッフが遠方転勤のため、新しく人員を募集します。

雇用形態:有給スタッフ
募集職種:一般事務
応募資格:
1 NPO法人「沖縄・球美の里」の設立理念に賛同している    http://kuminosato.net/
2 福島の子どもたちの現状や、保養の必要性を理解している
3 一般事務の経験がある
4 リーダーシップがあり、活発な方

業務内容:
電話対応・各方面への諸連絡・プロジェクト参加・経理 など
給与:月給18万円(諸手当込み・交通費別途支給) 経験・能力を考慮の上優遇  雇用保険有り
勤務時間:週休2日制 定時10:00〜19:00 残業有り
ただし土日に開催されるイベントなどには参加
裁量労働制度を採用しています。


「沖縄・球美の里」は那覇市からおよそ100キロの、沖縄県久米島にあります。子どもの募集はいわき事務局が行い、東京事務局は管理・進行・事務などを行います。またボランティアの皆さんと、多くのイベントや様々な活動に取り組みます。福島の子どもたちを守るために力を尽くしてください。

応募を希望される方は至急電話にてご連絡下さい。
その上で履歴書と志望動機を以下までお送りください。

〒156-0043
東京都世田谷区松原1-37-19-302
「沖縄・球美の里」東京事務局スタッフ採用係

応募・お問い合わせは03-5376-7898まで

採用が決まり次第募集は打ち切らせていただきます。宜しくお願いいたします。
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2013年05月30日

被災者の子どもと放射能について話すときに

被災者の子どもと放射能について話すときに
NPO法人沖縄・球美の里(久米島)理事長 広河隆一

(これは子どもに対しての文ではありません。それはいつか書きたいと思います。これは私がこれまで考えてきたことの一部です。全国で被災地の子どもの保養や甲状腺検診などのために支援されている人々や、こうした問題にぶつかっている方からの、ご感想、ご報告をお待ちしています)

 放射能の被害にあった子どもに対する心理ケアについては、専門家の間でもきちんとした対応ができていません。チェルノブイリ現地ででも同様です。
ここで私の経験から、考えを述べます。福島から来る子どもたちと、被曝や放射能の問題についてどのように話すべきか、あえてしないほうがいいのかという問題を考え直す、ひとつのきっかけになればと思います。

 私はチェルノブイリの救援の経験から、子どもたちが、自分の体の中に放射性物質があることを知らされることと、大気や大地が汚染されていることを知らされることでは、全く違う反応をすることを何度も思い知りました。
 自分の体の中に放射性物質があると認めた子どもは、成長とともにそれをいっそう深刻にとらえるようになります。それがいつかがんを発症するのではないかという不安は、子どもが思春期を迎えるにあたって、膨らみます。私は「がん」という言葉を「死」と同義にとらえる子どもに多く出会いました。その子にはそれは考えすぎだと言い聞かせますが、その子の不安は長く続きます。私たちの行っていたチェルノブイリ救援運動の力では、一人の子を長期間見守ってあげることはできません。
 こうした状況の中、私たちはチェルノブイリの救援活動の時には、子どもがすでに放射性物質に侵されているとか、がんになっているとかいう言葉は、子どもの前では一切使わないように厳格に守ってきました。通訳にもまずそのことを徹底しました。通訳によっては、こちらが「腫瘍」と言っているのに「がん」と訳す人も多いからです。企画の名前も「甲状腺の手術をした子どもたちの保養プロジェクト」とし、「甲状腺がんになった子どもたちのプロジェクト」とはしませんでした。この差がどれほど大きいかは、実際にこのような状況にある子どもに対応した人でないとわからないでしょう。これらの子どもたちは、自分が手術をしたことは知っています。しかしがんとは思っていないのです。

 もちろん手術した子のすべてが、がんだったわけではありません。良性腫瘍の場合も非常に多くあります。手術の結果は保護者に伝えられますが、たとえそれががんだったとしても、多くの場合親は子どもに良性腫瘍だと伝えます。念のために手術したと言うのです。しかし子どもがカルテを見てしまうケースも多くあります。「どうしたらいいかわからない」と泣く母親にも多く出会いました。

 私はチェルノブイリで何千人もの子どもたちの甲状腺検診に立ち合いました。それは私たちが支援して行う検診だったからです。ベラルーシの保養所では血液検査なども行いました。検査を嫌う子どもも多くいました。子どもに聞くと、「だって検査をしたら必ず病気を見つけるじゃないの」と泣きじゃくります。この子には無理に検査をしませんでした。
 そして被曝した子どもは、思春期を迎え、手術をした子どもは体の手術跡(首に傷が残るので、「チェルノブイリの首飾り」と呼ばれることもあります。体質で跡が大きく残る子がいたり、昔の手術は大きく跡が残る子が多かったのです)を誰にも見られないように、タートルネックのセーターや、大きな首飾りで隠し、人前に出ないようにして、プールの授業は休むといいます。やがて恋人ができても、相手の親戚や親から反対されることがあります。そしてその間もがんが発症しないか、転移しないか不安にさいなまれ、結婚したとしても今度は無事に健康な子どもを産めるかどうか、そして産んだ子どもが健康に成長できるかどうか、一生不安はつきまとうことになります。これは特に甲状腺の異常が見つかった場合に多いのです。

 子どもたちは大きくなるにつれ、放射能は時限爆弾のようなもので、いつ牙をむくもわからない、そしてその時限爆弾も1つではない可能性があることを残酷にも知ります。
 1000人の学校に1人の小児甲状腺がんが出るということは、100万人、あるいは50万人に1人と言われるこの病気が、1000倍、あるいは500倍に拡大している可能性があることになります。私たちは1000人に1人だから心配しないでいいと考えるかもしれませんが、子どもたちは、次は自分の番ではないかと恐れるのです。そして中には亡くなる子どももいることを知ったとき、親は日々子どもを落ち着かせて、楽しいことだけに意識を向けようとしますが、なかなか成功しません。
 一時的に対応しても解決できず、長期的に子どもたちを支援していく長いケアが必要になります。子どもたちは、自分をずっと守ってくれる人間を必要とします。私たちの沖縄・球美の里はそのほんの一部の活動を担っているにすぎません。
 こうした不安におびえる子どもたちを、私は20年以上のチェルノブイリ救援活動で、何千人と見てきました。その多くの子どもの手術に付き添い、絶やしてはいけない毎日の薬(ホルモンのバランスが崩れてしまうからです)を日本から送り続け、早期発見の機会を増やすために、超音波診断機を贈ったり、医師や看護師の給料を支払ってきました。私たちが行うまで実行されなかった、病気の子どもの保養も実現させました。
 
 ある少女は、手術室に向かうとき保護者が立ちあえませんでした。気丈にしていた彼女は手術ベッドに横になったとき、泣き出しました。このまま自分は死んでしまうのではないかと言うのです。手術は成功し、発見が早かったため、がんの転移はなかったようです。その後私たちは、この子には薬の供給を続け、毎年会って家を訪ね、ベラルーシの保養センターで夏を過ごしてもらいました。当時日本が保養費用の4分の一を出していたこのセンターでは、放射能のことを忘れ、楽しいことだけをさせるという生活を心がけました。日本から多くのボランティアが行って、踊りや武道や茶道で楽しませました。
 この子はやがて結婚し、赤ちゃんを産みました。彼女は、手術室で彼女の手を握っていた私の手が暖かかったことを覚えていると言ってくれました。チェルノブイリで救援を続け、日本で保養所を建設運営したいと考えたのは、こうした経験があるからです。しかし私は、手術の成功、結婚、出産と、さまざまな問題を乗り越えたと思われる現在でも、彼女が再び放射能が頭をもたげないかという不安を払しょくできていないことを知っています。
 
 また別な子がいます。その女の子は14歳で病気が見つかったときには、甲状腺がんは全身に転移していました。医者から見放され、私が訪ねた時には、痛みとたたかう日々でした。そして2か月後に亡くなりました。助かるはずの子どもでした。だから私は日本の福島県の甲状腺検診のありかたが楽天的に過ぎると批判しています。批判だけでは解決しないので、久米島に保養に来た子どもたち約300人の甲状腺検診をし、福島県の放射能市民測定室たらちねの甲状腺プロジェクトの顧問にもなり、これまでに計1200人を超える子どもたちの検診を行いました。6月には関東のホットスポットでも検診を行います。

 チェルノブイリでその後に出会った少女は13歳でした。甲状腺がんは圧倒的に女性に現れます。彼女は白血病も併発していました。彼女と父親が住んでいた村の上を、事故直後に放射能雲が通りました。父親はがんで亡くなりました。
 彼女は病院を出ても部屋に閉じこもり、学校にも行かなくなり、生きることの希望を見失っていました。この子とはその後数年間付き合うことになりました。その間に数十回彼女を訪れ、家から連れ出したり、勉強の機会を与えました。彼女は外語大学の日本語科に入学を果たし、かつて彼女の生存の可能性は低いと言っていた医師は、危機を脱したと言ってくれました。彼女は今大学で教えています。
 こうした経験を持つ彼女ですが、今でも自分が放射能の問題を抱え込んでいることを意識しています。薬は飲み続け、定期的な検査を受けていますが、病気のことは思い出したくないと言っています。そのため私はかつて彼女を取材して発表した素材を封印しています。
 
 こうして考えると、津波や地震の被害にあった子どもと、原発の被害にあった子どもに対する対応が異なることをわかっていただけると思います。
 広島や長崎では、本格的な心理ケアがなされた例を知りません。チェルノブイリではなされました。私たちがその資金を出したのですが、保養所に心理ケアの専門家が入りました。しかし当時ベラルーシやウクライナには、臨床心理学の専門家はおらず、欧米からもたらされました。しかし放射能で被災した子どもにどのように対応するのか、学者たちはゼロから始めなければなりませんでした。ただ子どもたちを楽しませるプログラムは、すでに以前から保養センターで行われ、大きな成果を上げていました。

 私は久米島の「沖縄・球美の里」の施設そのものが、壮大なセラピーの役割を果たす現場だと考えています。バーデハウス(海洋深層水の施設)に1度行って、子どもの皮膚アトピーが目に見えて改善されたと大喜びで伝えてくれた母子は何十人もいました。それから毎日のように通った母子を知っています。この子は手術をした子でしたが、成果を上げて島を離れました。
 久米島の山や海は、人間の力を越えて、子どもたちを癒してくれます。できればデトックスという言葉も子どもの前では使わないようにしたいと思います。体内に放射性物質があって、それらを出さなければならないということになるからです。
 久米島の自然に加えて、球美の里では、スタッフやすばらしいボランティアの方々が、子どもたちのためにさまざまなプログラムを組んでいます。地元のお母さんたちを交えた厨房では、久米島の食材で豊かな食卓を準備しています。保護者の方も子どもたちも、私たちがみんなの健康のことを一生懸命考えていることはわかっていただけると思います。

 被曝の問題を話題にしなくていいと言っているのではありません。体内に放射性物質を取り込まないように子どもたちに教えることは大切です。ただもうすでに放射能物質を取り込んでしまっているというふうには、子どもに話さない方がいいと思います。
 私たちは原発事故の後、多かれ少なかれ、体内被曝しているでしょう。しかしそうしたことにつながる表現は、子どもに対しては行わないことにしたいと思っています。

 子どもだけではなく、保護者の方でも、被曝や放射能の話題になると、取り乱してしまう人もいます。だから私たちのスタッフが相談を受けても、「放射能や甲状腺の病気のことは、まだよくわかっていないらしいのです」と答えるようにと言っています。専門家にわかっているわけではありません。「安全宣言」をした専門家たちはみんな重大な過ちを冒しました。彼らの行う甲状腺検診に対しても、不信をいだく保護者が多いため、私たちは検診を始めました。何よりもデータが手渡されないことが不安を増長させています。
 保護者の方が一喜一憂する甲状腺ののう胞についても、私たちと政府や県との間の見解は食い違っています。安全基準もそうです。

 私たちは自分たちの主張が正しいと言うことをここで述べるつもりはありません。ただ、子どもや保護者の多く(特に母親)の心が、原発事故の後、非常に繊細でもろい状態になっていることを、たえず心の隅に置いてください。「安全宣言」を繰り返すだけでは、人々の不安は解けません。

 保護者から放射能や汚染の相談をもちかけられたら、「放射能はまだわからないことだらけだから、もしものことを考えて、このような施設を作って、子どもたちに免疫力を付けてもらい、病気になりにくい体を作ってほしいと思った」と言うことにしています。それ以上のことは、聞き役になってあげることが大切です。

 保養所では子どもたちを自然の中で遊ばせ、生活させ、久米島の食材を食べてもらうことを一番の目的にしたいと思います。放射性物質を体内から出すことを促進するためにも、リンゴなどを与えることでペクチンを吸収するというように、自然にやればいいと思います
 子どもたちには、放射能のことを忘れさせ、自然に包まれて生活させ、思いっきり楽しませ、島の人の作った食材を食べさせ、免疫力をつけて病気になりにくい体を作ること、これが「沖縄・球美の里」建設の一番の目的です。

 よろしくお願いします。

2013年5月29日
NPO法人沖縄・球美の里 理事長 広河隆一
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2012年12月06日

自由報道協会主催マクシンスキー氏、広河隆一記者会見 

「沖縄・球美の里」主催の講演会のため、ベラルーシから来日するマクシンスキー氏とDAYS JAPAN編集長、沖縄・球美の里代表の広河隆一が記者会見を行います。
いよいよ12月15日(土)久米島からスタートする講演会。今回、全国4か所で開催するマクシンスキー氏の講演会の一貫として、また広河からは「沖縄・球美の里」の紹介及び報告のための記者会見です。取材をご希望の方、自由報道協会のホームページよりお申込み下さい。

12月18日(火)マクシンスキー氏、広河隆一記者会見

[日時] 2012年12月18日 (火)17時(16時 受付開始
[会見者]マクシンスキー氏、広河隆一 他通訳1名
[テーマ]福島の子どもたちと共に生きる「チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養」
[会場] 麹町報道会見場 東京都千代田区麹町2-2-4*麹町セントラルビル2F
     東京メトロ半蔵門線・半蔵門駅3a出口より徒歩約1分
     東京メトロ有楽町線・麹町駅より徒歩約4分。
[申込方法] こちらの自由報道協会ホームページからお申込み下さい。
        http://fpaj.jp/?p=5233
[申込締切] 2012年12月17日(月)17時まで。 会場に余裕があれば当日参加も可能
[主催] 公益社団法人自由報道協会 http://fpaj.jp/


マクシンスキー氏の久米島・東京での講演会は予約制です。まだ申し込みを受け付けています。
久米島はtokyo@kuminosato.netへ。東京講演はこちらのサイトからhttp://goo.gl/pkmiS
申し込みができます。皆様のご参加お待ちしています。
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2012年11月14日

寄付のご報告<2012年11月13日>

この度、心をつなごうチャリティーコンサート実行委員会様より、DAYS被災児童支援募金へ寄付をいただきましたので、ご報告いたします。

金額:324,068円

全て「沖縄・球美の里」子どもの保養に使用させていただきます。
心より感謝申し上げます。
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2012年11月02日

コンサートin久米島〜チェルノブイリから福島の子どもたちへ〜

コンサートin久米島
〜チェルノブイリから福島の子どもたちへ〜

ナターシャコンサート.jpg


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日時: 2012年11月16日(金)18:30〜20:00(開場18:00)
会場: 久米島町具志川農村環境改善センター
*入場無料 *保育室あり
演奏: 歌とバンドゥーラ(ウクライナ民族楽器)
演奏 ナターシャ・グジー
スライド講演: 広河隆一(フォトジャーナリスト)
三線と民謡: 親子塾なんくる
共催: 沖縄・球美の里、久米島町、久米島町教育委員会
お問い合わせ: tokyo@kuminosato.net
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NPO法人 沖縄・球美の里

福島の子ども保養プロジェクトin 久米島
NPO法人 沖縄・球美の里

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 福島第一原発事故で被曝したか、あるいは今も汚染された地域に住む子どもたちがいます。この子どもたちの健康回復のために保養センターを作る企画を、全国の人々、特に沖縄の久米島の人々が支援してくださいました。
NPO法人 沖縄・球美の里 理事長 広河隆一


 NPO法人「沖縄・球美の里」は、原発事故による被害を受けた福島の子どもたちの心身の健康を守るために、2012年7月5日に久米島でスタートしました。
「球美の里」は、福島の子どもたちを通年で受け入れる、日本で初めての専用施設です。
 現在は、毎月40〜50名前後の子どもたちと保護者を招いて、2週間前後の保養プロジェクトを行っています。11月には第6次のグループが保養することになっています。
 一定期間の保養によって、抵抗力や免疫力をつけるのが私たちの目的です。顔色がすっかりよくなり、活発になったわが子と再会された保護者の方々も驚かれ、喜ばれています。私たちは子どもたちがストレスのない環境でのびのびと暮らし、地元の栄養たっぷりな食事をとった結果だと信じています。さらに私たちは毎日、食品の放射能測定を行い、安全な食べ物を提供することを心がけています。8月からは、この施設ではヨガやアロマテラピーの専門家も常駐するようになりました。
 皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

子どもたちの保養について

子どもたちの参加費はすべて無料です。
未就学児童の保護者は交通費のみいただきます。
レクリエーション・キャンプのつもりで、軽い気持ちでご参加ください。
★球美の里の理念や活動の詳細、保養の応募の方法や募集期間、ボランティアの募集などについて詳しくは、球美の里のホームページをご覧ください。
http://kuminosato.net

NPO法人「沖縄・球美の里」賛同人(一部)
山田洋次(映画監督) 宮崎駿(監督) 吉永小百合(俳優) 石井竜也(アーティスト) 加藤登紀子(歌手) 落合恵子(作家) 坂本龍一(アーティスト) ピーター・バラカン(キャスター)ほか多くの方々。(詳細はホームページをご覧ください)

「 沖縄・球美の里」に協力してくださっている団体(一部)

久米島町、久米島町議会、(社)久米島町観光協会、久米島商工会、FM久米島(株)、久米島町教育委員会、久米島PTA連合会、チェルノブイリ子ども基金、広河隆一写真展事務局、(株)アウレオ、久米島町建設業協会、久米島紬事業協同組合、〈ゆの実〉会、やちむん土炎房、タッチインピース、(株)タビックスジャパン ほか多くの団体

特別後援団体

DAYS JAPAN、未来の福島こども基金

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NPO法人「沖縄・球美の里」
本部:東京都世田谷区松原1‐37‐19  
   TEL 03-5376-7898 FAX 03-3322-0353 info@kuminosato.net 
久米島事務局:沖縄県島尻郡久米島町字山城799(「やちむん土炎房」隣り)
  TEL 080-5008-0233 TEL&FAX 098-985-8880
   ●保養参加者の受け入れと運営、ボランティア担当 
いわき事務局:福島県いわき市小名浜花畑11-3 いわき放射能測定室たらちね気付
   tarachine@bz04.plala.or.jp 0246-92-2526(TEL&FAX)
   ●参加希望者の募集、選考、送り出し担当 
東京事務局:東京都世田谷区松原1‐37‐19
  FAX 03-3322-0353 tokyo@kuminosato.net
   ●募金、企画、宣伝担当

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ぜひ募金にご協力ください

この施設はすべて皆様からのご寄付で運営しています。
ご協力をお願いいたします。
A : 募金(運営資金/いくらからでも結構です)
B : 「スポンサーシップ制度」(一人の子ども、あるいは一組の母子を1回受け入れるための費用)へのご参加(1口5万円)
--------------------------------------------------
郵便振替口座 00180-5-763888 DAYS被災児童支援募金
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2012年09月12日

【沖縄・球美の里】沖縄で子どものレクリエーション・キャンプ

9月8日の「福島民友」に「沖縄・球美の里」の広告が掲載されました。

【沖縄で子どものレクリエーション・キャンプを。】
福島の子どもたちのための全国初のレクリエーション施設
「沖縄・球美の里」が久米島に完成しました。

〈参加費〉
小学生  無料
未就学児 無料(付き添いの母親は交通費のみ実費)
※毎月実施します。

●参加のお申し込み、お問い合わせは
「沖縄・球美の里 いわき事務局」へ。
TEL&FAX:0246-92-2526
Mail:tarachine@bz04.plala.or.jp
●応募者多数の場合、事務局で参加者を選考させていただきます。

〈また、次の方を募集しています〉
ボランティア、事務、保育、調理などの経験者。
ホームページから履歴書と申込書をお送り下さい。
http://kuminosato.net/

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2012年08月25日

沖縄・球美の里の第3次グループの途中経過の報告

沖縄・球美の里の第3次グループの途中経過の報告

未就学児童 6人
小学生 25人
中学生 4人
未就学児童の付き添いの母親 7人
福島からのグループ付添い 1人

8月20日(月)午後4時15分 久米島空港着
球美の里に到着後 オリエンテーション。スタッフの紹介
アロマテラピー開始(この日から24日まで実施)

21日(火)
午前中 沖縄の守り神シーサの焼き物作り
午後  ハテの浜で海水浴(砂州)

22日(水)
午前中 奥武島で浜遊び 貝殻拾い 生き物観察 ウミガメ館見学
午後  バーデハウス(海洋深層水の温浴施設)を母子が利用

23日(木)
午前中 等身大の自画像つくり
午後  ホタル館で自然観察と川の生き物採集
バーデハウス(女の子たち)

24日(金)
午前中 三板(さんば=沖縄の民俗楽器)作りと鳴らし方指導
午後  バーデハウス(男の子たち)
夜   子どもたちのエーサ練習(島の子どもたちとともに)

このような形で進めています。

25日(土)午後からははいよいよ沖縄も強風域に入り、26日深夜から27日にかけて、
久米島の真上を通過するとのことです。

私たちは役場の指示と支援のもとに、より安全な場所に移ることを計画中です。

広河隆一
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2012年08月24日

球美の里より

8月24日。晴れ。
福島のこどもたちの保養5日目。
子どもたちは午前のプログラムである、沖縄の民俗楽器さんばつくりと演奏を習っています。
午後は10人ずつバーディハウスで海洋深層水のプールで入浴。昨日までに女の子たちはプール体験終わりです。アトピーに効果が表れているとのこと。
夕方は、エイサーの練習参加の呼びかけがありますが、風次第です。
役場と台風対策を話し合っています。
今ベランダ側の入り口のガラスの前に、防風サッシの工事をしています。
屋根に追いかぶさるようになっていた松の枝は、昨日までに焼き物工房の方に切っていただきました。
保存食料の購入も進めています。屋根の瓦の補強も、きょうの午後に工事します。
発達しながらこちらに向かっている台風の眼が、久米島の上に来るのは、現在の予想では27日の月曜日。ここは明日の夜から暴風域に入予定です。最悪の場合に備えて、子どもたちは町の施設に避難させることも町と検討しています。具志川農業改善センターです。
島のコンビニからは、どんどん食料が消えています。
準備は着々と進んでいます。
保護者の方はご心配なく。
台風の防風圏内に入ったら、1時間ごとにいわきの事務所に報告をして、ホームページに掲載してもらいます。そちらをご覧ください。
広河
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2012年07月09日

「沖縄・球美の里」掲載メディア一覧

「沖縄・球美の里」掲載メディア一覧」

「沖縄で被災者を支援(板垣真理子)」(東京新聞夕刊 6月27日)
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「保養施設完成 福島の親子、久米島入り」(沖縄タイムス 7月6日)
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「福島の子供たち、集まれ 沖縄・久米島に保養施設完成」(朝日新聞 7月8日)
※動画あり
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「福島の児童を施設で支援 久米島、年間通じ受け入れ」(共同通信社 7月8日)
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「沖縄に福島の子どもの施設 完成」(NHK 7月9日)
※動画あり
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「福島っ子 おいで」(朝日新聞 7月9日)
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「福島の子 久米島で夢を 保養施設全国初開設」(琉球新報 7月10日)
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「被災児保養所オープン 久米島」(沖縄タイムス 7月10日)
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福島の子どもたちのための保養センター「沖縄・球美の里」ついにオープン!!

7月5日、沖縄の久米島に完成した福島の子どもたちのための全国初の保養施設
「沖縄・球美の里」
第一陣として福島県いわき市などから母子約50人が到着しました。滞在は20日まで。
7月8日には「沖縄・球美の里」のオープニングセレモニーが開催されました。

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○メディアにも取り上げられました。

【動画あり】「福島の子供たち、集まれ 沖縄・久米島に保養施設完成」
 (7月8日 朝日新聞)

【画像あり】福島の児童を施設で支援 久米島、年間通じ受け入れ
 (7月8日 共同通信社)

【動画あり】「沖縄に福島の子どもの施設 完成」
 (7月9日 NHK)

【画像あり】「福島っ子 おいで」
 (7月9日 朝日新聞)

引き続き、募金にご協力をお願いします。

子どもの保養に応募される方はこちら
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2012年07月06日

「沖縄・球美の里」進捗報告

7月5日、沖縄の久米島に完成した福島の被災児童を受け入れる全国初の保養施設
「沖縄・球美の里」で保養するため、母子50人が第一陣として久米島空港に到着しました。

7月8日にオープニングセレモニーが開催されます。
○詳細はこちら

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写真は準備段階のものです。
最新のものは追って紹介します。

【メディアにも取り上げられています!!】
久米島町役場 まちの話題
沖縄タイムス(7月6日)
○東京新聞(6月27日夕刊)
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2012年07月03日

「沖縄・球美の里」進捗状況_広河隆一のツイッターより

7月8日にオープニングセレモニーが開催される「沖縄・球美の里」。
広河のツイッターから現地の様子が伝えられていますので、ご紹介します。

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7月1日 12:14
沖縄の久米島の工事現場に2週間入っています。窓のないタコ部屋生活。福島の子どもの保養施設「沖縄・球美の里」。あと4日で子どもと保護者50人が入ってきます。台風で工事が遅れ、間に合うか? 突貫工事です。こどもを守るのも、原発再稼働を止めるのもひとつの闘いと思っています。

7月1日 12:19
島の人が30人、ボランティアで助けてくれています。汗だらけで現場にいたら、目の前をアカショウビンが飛んでいきました。

7月1日 16:51
久米島の「沖縄・球美の里」。今ようやく、トイレとシャワー室が完成。地元の工事関係者の方々に感謝です。

7月1日 18:23
施設の裏やぶの奥に水蓮の池が現れました。希少種の動植物の宝庫だそうです。立ち入りは制限することに。
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7月1日 18:40
台風で遅れていた屋根の修理がようやく終了子どもたちの部屋にも窓と扉がつきました。ベランダのペンキ塗りも完成。冬にはクジラが見えることもあるそうです。久米島の子どもたちとの共同の行事もいくつか準備。4日後に到着する第一班は、2週間滞在して次の第2班と交代します。
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7月2日 6:42
沖縄慰霊の催しに出席。久米島は戦後も、スパイ容疑で日本軍による住民処刑が続いた島。米軍による殺戮はほとんどなかった。本土の人は、何考えずに来るかもしれないけれど、歴史は消せない。その久米島の人が今福島の被災児童のためにここまでやってくださる。オスプレイに対する闘いを。
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7月2日 13:58
ベッドを50人分組み立て中。

7月2日 14:31
今蛇口から水が流れ出しました。水道が開通。電気もテストOK。ベッドの組み立てが30人分完成。あと20人分。海のかなたに座間味の島々が見えます。
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7月2日 15:53
子どもたちの到着まであと3日。厨房が完成。今ベッドも組み立て終わりました。今回は未就学児と母親計50人。保護者対象に、沖縄戦のレクチャーもやります。明日は建物全体のふき掃除です。


7月3日 9:18
朝9時から、久米島紬の会の女性たち10人が福島の子どもの施設の拭き掃除のボランティアに来てくださっている。思いがけない応援。
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2012年06月17日

【沖縄・球美の里】進捗状況とオープニングセレモニー

沖縄の久米島に誕生する福島の保養施設「沖縄・球美の里」で保養するため、母子50人が第一陣として7月5日NU879便16:10着、NU881便18:30着(飛行機の都合で2便にわかれます)の2便で久米島空港に到着します。
施設は久米島山城にできます。
これは全国で初めて、年間を通じて保養のために子供たちが交代で過ごす施設となります。

この施設のオープニングは7月8日(日)に下記の場所で行われます。

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会場:久米島町具志川農村環境改善センター1F大ホール
住所:沖縄県島尻郡久米島町字仲泊730番地
会場までのアクセス
 路線バス 空港バス停〜仲泊バス停 所要時間5分〜10分 料金130円
 タクシー 所要時間3分〜5分 仲泊地域まで料金1,000円前後
時間:午後2時〜4時
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☆石井竜也さんも参加できるよう予定時間の調整をしてくださっています。
参加者の方には、そのあと山城の「沖縄・球美の里」の見学をしていただきたいと思います。

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お問い合わせ: 「沖縄・球美の里」
沖縄県島尻郡久米島町山城799番地 TEL 080−5008−0233(事務局 まつもと)

いわき事務局 福島県いわき市小名浜花畑町11−3
TEL・FAX:0246−92−2526 Eメール:tarachine@bz04.plala.or.jp

*チェルノブイリの様子からわかるように、福島の子どもたちの保養は今後何十年もくり返し必要になってきます。保養にかかる費用や、人材、施設、環境などすべてのことについてみなさまの暖かい御支援・御協力をいただきたいと思います。ぜひ、一度「沖縄・球美の里」を訪れてください。
7月8日 日曜日、久米島にてお待ちいたしております。
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