カメラを手に鋭く被写体を見つめる、福島さんの表紙に店頭でひきつけられる方も多くいるのではないでしょうか。
敗戦後、福島さんは広島に入り、国家から見捨てられたひとりの原爆被爆者の中村さんとその家族を10年にわたり撮影。それが福島さんの原点。それ以降、被曝者を中心にABCC、兵器産業、自衛隊など日本の暗部を暴き、公害、三里塚闘争、学生運動などを最前線で撮影してきました。
国家の嘘や権力の暴走に、果敢に立ち向かい、告発する。その写真家として見せる厳しい姿勢と代表作品を入れ、この誌面18ページで組ませていただきました。
この号は福島菊次郎さんを始めて知るという方にも手に取っていただきたいです。
また後半は、フォトジャーナリスト那須圭子さん、編集者で福島菊次郎写真パネル保存会代表の一ノ瀬清美さん、映画『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』の長谷川三郎監督、そしてDAYS JAPAN発行人広河隆一。より近しい所から彼を見てきた4名が、人間・菊次郎さんについて寄稿しています。ほっとするエピソードや、衝撃的な福島さんからの告白など、こちらもぜひ読んでいただきたい、
この11月号丸ごとが福島菊次郎さんの保存版の1冊に仕上がっています。
その他、「福島・これでも帰還か!2」行き場のないフレコンバックに囲まれる富岡町、横須賀基地の原子力空母ロナルド・レーガン強行配備、戦闘続くシリアの子どもに襲いかかる爆弾などトピックスで掲載しています。
11月号は全国の書店、アマゾン、フジサンマガジンサービスで発売中です。書店にない場合は、書店員さんに直接お申込み下さい。
どうぞ宜しくお願いします。
DAYS JAPAN2015年11月号
http://www.daysjapan.net/about/index2.html
お得なDAYS JAPANの年間定期購読もおすすめです。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281680978/
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