大きなパネルに写し出された元日本軍「慰安婦」の女性たちの悲しみ、怒り、強さ、弱さを湛えたそれぞれの表情。そしてそれぞれの体験の証言。きょうは写真家のヤンさん(写真)と、何年もかけて彼女たちに話を聞いたジャーナリストのヒルデさんも来日されていました。ヤンさんとは去年DAYS JAPAN2014年10月号で紹介させていただきてから初めてお会いしました。「「慰安婦」にされた女性たちは、何が起きたか、何をされたのか、自分がどう呼ばれていたのか全部覚えている。それが証拠」とヒルデさん。
今回が日本初となったこの写真展、パネルはすべてオランダよりもちこまれたものだそうです。
慰安婦の方々の写真1枚1枚ががすべてを語っています。
ぜひひとりでも多くの方ににこの作品を見て欲しいとおもっています。
日本初開催!ヤン・バニング写真展
Comfort Women―インドネシアの日本軍「慰安婦」―
2015年10月10日(土)〜10月25日(日)
12:00〜19:00開館(火曜日休館/最終日は17:00まで)
入館料:700円
場所:キッド・アイラック・アート・ホール〈3-4階ギャラリー〉
写真家のヤン・バニングさん。キッド・アイラック・アート・ホールにて。
DAYS JAPAN2014年10月号に掲載しました。
http://www.daysjapan.net/bn/1410.html
明日12日は墨田区東向島のReminders Photography Strongholdギャラリーにて
ヤン・バニングさんのクロストークが予定されています。まだお席があるようなので時間がある方はぜひ。
http://reminders-project.org/rps/janbanning-talk2015/