2014年05月25日

DAYSの放射能測定班について

こんにちは。編集部まるいです。

今月号の放射能汚染地図(チェルノブイリの廃村と福島の汚染比較、ひたち海浜公園)はご覧いただけましたでしょうか。そこでは、福島県の福島市、郡山市、伊達市で測定した放射能値を掲載していますが、いたるところで国の基準値を超える毎時0.23マイクロシーベルトを超えているのを見ていただけるはずです。

DAYS JAPANでは3・11の事故後、広河が中心となり、放射能を独自で計り地図にする「DAYS測定班」を立ち上げました。
測定をした場所の線量がグーグルアース(衛星写真)上に記録されるホットスポットファインダーという測定器を使い、班のメンバーが、地元の方の協力をえて福島県内や近県などを歩いて測定しています。そしてその結果をDAYS JAPAN誌面でお知らせしてきました。

福島県内にはいま、いたるところに国や県が設置したモニタリングポスト(空間線量の計測器)が設置されています。そしてそれらの計測値は各自治体のHPなどで公開されています。
しかし、果たしてそれで十分なのでしょうか。モニタリングポストの情報をすべてとし、「安全」と言い切って大丈夫なのでしょうか。

モニタリングポストは多く、除染が完了したところや比較的開けた場所に設置してあります。そして、当然ですが、その場所の計測のみ(定点観測)しかできません。ですが、私たちの測定でホットスポット(局地的に高線量な場所)が計測されるのは、例えばふとした道端や、溝、数個並んだベンチのひとつ、枯葉がたまっているところなど、モニタリングポストが置いてある場所「以外」のところです。そして、そういう場所の多くは、子どもたちの通学路になっていたりと、人々の生活圏に入り込んでいます。

怖いのは、数点のみの測定で、そのすべてのエリアが「安全」だとされ、ホットスポットが見過ごされることです。
人々は町中のいたるところに住んでいるのに、なぜ国や県、市の測定が、地図ではなく定点観測のみなのか。

実際、今月号で発表した茨城県の「国営ひたち海浜公園」も、DAYS測定班が測定する数日前の発表で、公園は、園内20数か所の測定結果を公表し「全エリアについて毎時0.23マイクロシーベルトを超えるところはありませんでした」と発表していました。しかし、高線量のホットスポットが見つかり、その結果立ち入り禁止となったのは、公園が毎月測定している場所以外のところでした。

事故から3年。空間線量が街全体の平均として高いところは減少しているかもしれません。しかし、福島市などではいまだ基準値を超える場所が約8割を占めています。
DAYSは、生活圏に、まして子どもの遊び場に放射能が潜むこと、それが放っておかれることをよいとは思っていません。

だから、DAYS測定班は、街中を歩いて、気になるところを調べ、地図にする測定が必要だと思っています。
今後も測定を続けていきますが、町の放射能情報などがございましたらお寄せください。
(info@daysjapan.net)
よろしくお願いします。

まるい

※写真はデイズ事務所前で、ボランティアさんに協力いただきました。
山くんありがとうございます!

写真.JPG
posted by デイズジャパン at 18:46| Comment(0) | 編集長便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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