2014年04月16日

【今の時代を読み解く言葉@「自発的隷従」】DAYS JAPAN 4月号

『ラ・ボエシの「自発的隷従論」を読んだ「美味しんぼ」の原作者、雁屋哲氏は、
「日本社会は自発的隷従で組み立てられている」とさえ言う』
4月号本文より
「美味しんぼ」は知っていますが、ラ・ボエシとは一体どんな人なのでしょうか?

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独特の文学的表現を散りばめながら、現代社会の問題をつまびらかにしてくれる西谷修氏(元東京外国語大学教授)。今月号の【今の時代を読み解く言葉@「自発的隷従」】では、もやもやとして言葉にしづらい時代の空気を流麗かつびしっとした文章にまとめて下さいました。

『16世紀にフランスの若い学徒エティエンヌ・ド・ラ・ボエシの遺した小論は、
21世紀初頭の日本で思いのほか多くの人びとの心に届いたようだ。

彼は政治学も社会学もまだない時代に、
今日言うところの「人文的教養」だけを肥やしに、
世の中の不当で不条理な事象、とはいえしばしば見受けられる
圧政の秩序のからくりをみごとに透視し、
それに「自発的隷従」というひとつの表現を与えた』

4月号本文より

なんと、「自発的隷従」とは勉強熱心な普通の学生ラ・ボエシが、
理不尽な世の中の本質をずばり言い当てた言葉、ともいえるようです。

「そうよ!自分も毎日の生活の中で自発的隷従を強いられているわ!」と
感じる人はとても多いのではないでしょうか?
でも、いざそれを他人に説明しようとしても、なかなか伝わりません。

『一人の支配者は、独力でその支配を維持しているのではない。
一人のまわりには何人かの追従者がおり、
彼らは支配者に気に入られることで自らの地位を確保し、
かつ圧政のおこぼれで利益も得る。だからそのために圧政を利用しもする。

そういう彼らの下にまたそれぞれ何人かの追従者がいて同じように振る舞い、
さらにその下にはまた何人かの・・・・、
という具合に、自ら進んで隷従することで圧政を支えて
利益を得る者たちの末広がりに拡大する連鎖がある』

4月号本文より

なるほど。まるでマトリョーシカのよう。
なんだか、社会が良くなることを阻んでいる殆どの原因が、
「自発的隷従」構造の中に隠されているような気もします。

4月号【今の時代を読み解く言葉@「自発的隷従」】
一読の価値ありです。

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10周年記念4月号が書店で買えるのは18日の金曜日まで。
紀伊國屋書店、三省堂書店、ジュンク堂書店、Book1stなどにございます。
また、今月号からこれまで置いていなかった書店でも
DAYSを買えるお店が増えました。ぜひチェックしてみて下さいね!!

どうぞ宜しくお願い致します。

*本文中、西谷修氏の所属が「京都外国語大学」になっておりました。
訂正の上、謹んでお詫び申し上げます。


営業部
佐藤典子











posted by デイズジャパン at 15:25| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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