2014年03月24日

DAYS JAPAN 4月号【人間の戦場 パレスチナ】

DAYS JAPAN 創刊から2号目の特集は【絶望のパレスチナ】
現在はSOLD OUT のため、販売はしていません。

2004-5月号 絶望のパレスチナ.jpg

しかし、DAYS JAPAN はこれまでずっとパレスチナの記事を掲載してきました。
編集長 広河隆一のフォトジャーナリストとしての原点もまたパレスチナにあります。
10周年記念号の4月号では、映画「ぼくたちは見た〜ガザ・サムニ家の子どもたち」で知られる古居みずえ氏に記事を書いて頂きました。

4月号パレスチナ.jpg

人間の戦場 パレスチナ
〜繰り返される侵略 沈黙は、悲劇を黙認することである】
フォトジャーナリスト 古居みずえ


『パレスチナで多くの市民がイスラエル軍による侵攻の犠牲になったのは、2008年末から09年1月にかけてだった。その侵攻は、私が今まで通った20数年の中で一番悲惨な出来事だった。
イスラエル軍はガザ地区を3週間にわたり侵攻し、およそ1300人以上のパレスチナの人々を犠牲にし、中でも多くの民間人、女性や子どもの命を奪った。

その頃アフリカで取材をしていた私に、現地の知り合いから電話が入った。
「毎日、女性や子どもたちが病院に運ばれている。建物の窓ガラスも壊れ、寒い中で人々は暮らし、どこへも行くところがないものは路頭で彷徨っている!」電話の声は涙声だった』
4月号本文より

パレスチナの悲劇の恐ろしい所は、生活の場が突然惨劇の舞台へと変貌してしまう所だ。それが60年以上も、延々と続いている。この状況の中で暮らしていたら、わたしはいったいどんな人間に変わってしまうのだろうか?現在の日本で生きる私にとって、それは想像することさえ難しい。

また、古居氏はパレスチナ問題が解決しない原因に『世界の無関心、日本の無関心』があると述べている。『無関心は悲劇を黙認し、同じことを繰り返させる』と。さらに絶望的な状況に追いやられつつあるパレスチナの現在に、警告も発している。

『エジプトは11年、民主化の動きの中でムスリム同胞団の政権が作られ、ガザの人々は以前よりもエジプトへの出入りが自由になり、物質的にも豊かになった。しかし、13年6月にエジプトでクーデターが起こると、新たに政権についた軍部がガザとの国境を封鎖し、それだけでなく、ガザへの唯一の補給路としてあった地下トンネルを壊し、物の出入りができなくなった。燃料の供給も厳しくなっているうえ、日常の食料にまで影響が出始めている。ガザは今、国際的にも話題にならず、孤立を深めている』4月号本文より

エジプト、シリアという隣接地域の混乱は、
必然的にパレスチナの人々に大きな影響をもたらす。
今できることは、私たちひとりひとりが彼らに対しての関心を失うことなく、
古居みずえ氏をはじめとする、信頼できるジャーナリストからの情報を、
さらに多くの人にできる限り正確に伝えていくことかもしれない。

営業部
佐藤典子






posted by デイズジャパン at 11:56| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。