2014年03月12日

バイバイ原発3.8きょうと

【バイバイ原発3.8きょうと】【原発のない社会へ2014びわこ集会】に参加し、
DAYS JAPAN の紹介にもご協力下さった読者の方が、
当日の様子を報告して下さいました。

以下、読者からの報告を紹介します。

バイバイ原発3.8きょうと、原発のない社会へ2014びわこ集会に参加しました。
さて集会ですが、きょうとは約2500名、びわこは約1000名が参加されました。

きょうとは、福島からの訴えとして、福島原発告訴団・子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの池脇美和さんから福島の現状報告。毎日様々な問題が押し寄せてくる。だまっていては何もならないと告訴団を結成。検事は東京電力の弁護士のごとく保護。このような無責任体質は、また事故に繋がる。
http://nonukeskyoto.jimdo.com/

避難者からの訴えとして、昨年4月に京田辺市に避難している うのさえこさんより。
事故の日は寒くて灰色であった事を思い出す。多くの命が失われ、亡くなった。
津波により、絶命により、原発の収束のために亡くなった命。
まづ伝えたい事、皆さんにお礼を申し上げたい。様々な支援や援助を頂いて。

原発の事、瓦礫の事、この3年間一人一人必死に生きてきた。
まるで戦争の中のよう。そして今、より強くなって来たと思う。
見えない放射能に目を凝らしましょう。
チェルノブイリの約7分の1の放射能が自然の中にばらまかれた。
……(中略)……
原発という事故に、今を生きる私たちが未来を決定する事ができる、
人々が放射能に教えられることなく。と結ばれた。

慶応技術大学経済学部教授 金子勝氏講演は衝撃的でした。

原発事故の責任を取らない。この原発をどうするか。
原発に頼らない社会とは言ってはいけない。原発を続けてゆくと日本経済は破綻する。
最大の問題は経営者が責任を取っていない。この無責任社会は第二次大戦と同じ。

原発は不良債権。7000kwは節電により減っている。
それに、企業が持っている自己電力を足せば十分足りていた。
架空ではなく政府のシュミレーションを使用しても、火力より高い。
電力会社がつぶれないために、原発を動かそうとしているだけである。

当たり前の事を当たり前にすれば、脱原発は出来る。
脱原発の戦いは、新しい産業を生み出す事ができる。
人口増加が停滞すれば、大量生産は不必要。原発も同じ(電気の大量生産)。
スマートグリット、スマートシステムで新しい技術の上に新しいシステム。
経済性より安全性と言うのもおかしい。

脱原発はこれからの産業構造にマッチしているらしいです。
これについては夜に詳しい講演がありました。
まだ、喋り足りなく思ってられるようでしたが。
夜の講演の表題は「日本経済のゆくえ〜原発やTPPにもふれながら」です。

3.9びわこ集会では、予定していた おしどりマコ・ケンさんのメッセージはマコさんが東京の医師の手伝いをされて、原発事故の汚染地域と血液検査の結果を書かれた論文が評価され、ドイツで行われる「原発事故がもたらす自然界と人体への影響についての国際会議」に招かれ、発表されることになったので急遽出演できなくなり、井戸謙一さんの基調報告から始まりました。

井戸謙一さんは弁護士・元金沢地裁裁判長で、2006年3月24日、日本で初めて稼働中の原発である石川県志賀原発2号機の運転差し止めを認める判決を下され、その中で「可能性として、外部電源の喪失。非常電源の喪失。様々な故障が同時に。多重防護が有効に機能するとは考えられない」と述べ、事故に想定外はないとし、事故が起こった場合、その被害は取り返しが付かないという住民の訴えに重きを置かれました。

また、前年の5月30日には、住民基本台帳ネットワークシステム差止請求事件で、住基ネットはプライバシーの保護を保障した日本国憲法第13条に違反するとした判決を言い渡されています。現在は弁護士として、若狭原発差止訴訟の弁護団長として活躍され、福島の子どもたちを救うため郡山集団疎開裁判などにも関わってられます。

さて前置きはこれくらいにして、とても分かりやすく説明されました。
中でも衝撃的だったのは、事故後福島市ではヨウ素剤は配られなかったのに、
福島県立医大の医師や看護婦や職員等はヨウ素剤を飲んでいた事です。
医療知識のある自分達は飲み、一番必要な子どもたちには配らず、
それで良く直ちに被害はないなんて良く言えたものです。

原発の新基準がバックフィット制度の導入により国内の現原発にも
適用されるようになり、新基準を甘く設定。中でも一番重要なのは、
立地審査をやめたこと。地域住民の健康を守るための年間250mSまでという基準が外された。

放射能物質を集めて分散させない事が重要なのに、政府は拡散させ、
琵琶湖に放置された汚染物は取り除かれたが、どこに持ち去らせたか分からない。
そのように、汚染されたものが全国に運ばれた可能性もある。
他にも多々ありますが、聞いているだけで腹立たしく思いました。

連帯のメッセージは、東日本大震災滋賀県内避難者の会世話人副会長の
佐藤勝十志さんと武庫川ユニオン滋賀支部のローシア・ジョージ・マルシアさん、
マルシアさんは欠席でメッセージを送られていたので代読されました。

佐藤さん(相馬市から避難)のメッセージを紹介します。

津波の被害には100m程の差で会わなかったものの事故の日家内に病人が出たので
、市役所に水をもらいに行ったら、これは避難されている人の分と譲ってもらえず、
どうすればもらえますかとの問いに職員は「さあ」と答え、
じゃあどうすればもらえますかと問い直すと、「避難所に入れば」と

では入れるのですかと問うと「家が倒壊していれば」とそんな市に対する喪失感。

1号機が爆発すれば避難するかどうか考え14日の朝あるだけのガソリンを軽に入れ、
娘だけでも避難させようと軽に乗せて東京へそして新幹線に乗せる。
そこで東京と福島の情報が異なるのにびっくり。

メルトダウンで避難するよう言われているのに、福島では心配ないが外にでない事。
また、病人がいるので家族で避難した(行きつけの病院も避難者で満員)が、
しばらく1週間交代で相馬市と滋賀県を往復。

高速代が無料になったのは大分先であったが、
高速にとび乗り避難して来た人の話では高速出るときお金が払えなかった人の話では
「避難して来たが高速代が払えない」と言うと、
住所を示せば高速代は要らなかったという。

滋賀県から福島に帰った人が除染も何も進んでないので、
もう一度滋賀県に戻ろうとすると、帰ってくる様に勧められたのに
自主的に帰ってきたのだからもう補助は出さないと言われる始末。

また、指定区域外であるとホットスポットであっても、自主避難とされる。
福島に戻っているのは10人に1人程度で、子どもが少ないので
10年後は福島の人口は1/3になるであろう。

以上、取り急ぎご報告します。(誤字、脱字があればお許しください)


本当に詳細な報告を、ありがとうございました。
ご本人はメモを見て書いたもので間違いがあるかもしれない、とのことでしたが、
「流石、DAYSの読者は違うなぁ〜」と感動するすばらしい報告でしたので、
そのまま紹介いたしました。

KHさま、本当にありがとうございました!

営業部
佐藤典子



posted by デイズジャパン at 18:57| Comment(0) | 編集長便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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