2014年01月22日

【HIVサナトリウム 占拠するキューバ人カップル】DAYS JAPAN 2月号

【HIVサナトリウム 占拠するキューバ人カップル】
『キューバにある、HIV感染者のサナトリウム(療養所)が閉鎖された。
その当日、他に行き場のない2人が残された。人気のない施設で寄り添って暮らす。
彼らは「不法占拠者」なのだろうか?』本誌リード文より

HIVキューバ.jpg

今月号の特集「記憶障害の花嫁」、障害を乗り越えて純粋な愛情で結ばれる二人の姿に感動の声を頂いていますが、2月号にはもう一つのラヴ・ストーリー、キューバ人のヨハンドラとジェルソンの物語が載っています。編集部石田が、作者から聞いたこの二人のエピソードをご紹介します。

HIVキューバ中ページ.jpg

『2月号の「HIVサナトリウム 占拠するキューバ人カップル」はご覧になっていただけましたか?

写真に写るジェルソンの風貌だけに注目すると、モヒカンにタトゥーのいわゆるパンクルック、もしバスの隣にこんな人がいたら、目を合わせないようにしてしまうかもしれません。

しかし、ジェルソンが組むバンドの理念に目を向けてみてください。
「このバンドは、ファシズムに反対し、すべての人々の幸せと自由を求めること、そして、すべての偏見や差別に抵抗し、この屈辱の地、ピナール・デル・リオから声を上げるためにある。一種の社会運動だ」

ジェルソンは日々、サナトリウムの近隣住民のために、
家畜の世話をしたり、家のペンキ塗りを手伝ったりして、生活の糧を得ています。

そんなジェルソンが唯一情熱を持って続けているのが、音楽なのです。
バンド名は「チスパ」。スペイン語で「スパーク=きらめき」を意味します。
サナトリウムに入所してから、多くの仲間の死を見てきた彼が、
命の一瞬の「きらめき」を表現したい、という想いでつけたのではないでしょうか。

サナトリウム内には、かつての住人だった
ゲイやレズビアンが残していった落書きがあります。

「同性愛は危険なものではない。同性愛嫌悪こそ危険なものだ」

性的マイノリティであるだけで、
HIVに感染しているだけで、人々の憎悪の対象になる。

必要性がなくなったという理由だけで閉鎖が決まったサナトリウムを手放すことで、
彼ら彼女らが刻んでいったメッセージまで手放してしまうことになるのではないか?
ジェルソンは、その疑問を人々に問うために、サナトリウムから声を上げ続けています』

(以上、編集部 石田)

両腕にタトゥーを入れた車椅子のヨハンドラ。
両足が無い彼女は「サナトリウムの女王」と呼ばれていた時もありました。
バンドの演奏会場まで、ヨハンドラの車椅子を押すジェルソンの後姿。

4年間にわたり、キューバのパンクスを取材してきたジョス・トゥルエバの写真は、二人が生きてきた様々な瞬間をまるで一本のロードムービーのように彷彿とさせる、とても深みのある6ページにしてくれました。

ぜひ、DAYS JAPAN 2月号【HIVサナトリウム 占拠するキューバ人カップル】
ご覧下さい。どうぞよろしくお願い致します。

営業部
佐藤典子




posted by デイズジャパン at 12:42| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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