2013年10月09日

環境汚染『工業都市ノリリスク マイナス55度に生きる人びと』DAYS JAPAN 10月号

水銀を規制する「水俣条約」を採択する国際会議が7日から熊本県で開かれています。
条約の前文には『水俣病を教訓に、同様の被害を繰り返さない』という表現が盛り込まれる予定。
先日このブログでも紹介した桑原史成氏の「水俣事件」と併せて、http://goo.gl/k79QIc
DAYS JAPAN 10月号は主に環境問題に焦点をあてて編集されています。

『北極線からさらに北400キロに位置するロシア連邦ノリリスク。
年間約250日は雪に覆われ、約1か月半は太陽が沈んだままの極夜という状態が続く。
巨大なニッケル鉱山を有するこの工業都市は、北極圏で最大の人口を抱える。
極限の環境下で営まれる人間の生活とは、どのようなものか』

DAYS JAPAN 10月号「工業都市ノリリスク マイナス55度に生きる人びと」リード文

10月号ノリリスク.jpg

年間130日が吹雪に見舞われるという極北の地ノリリスク。
中央シベリア高原の北西部に位置する、ロシア連邦クラスノヤルスク地方の都市。
そう聞くと、つい雪と氷に閉ざされた清浄な大地を思い浮かべてしまうが、
実際には「世界で最も汚染された10都市」のひとつとされている。

『20世紀に入り、地質学者が、ニッケル、銅、パラジウム、プラチナ、
コバルト、金などの鉱物資源の埋蔵を発見し、1936年、
旧ソ連はこの地に冶金コンビナートの建設をはじめた』

DAYS JAPAN 10月号「工業都市ノリリスク マイナス55度に生きる人びと」本文より

資源が大量に埋蔵されていて、しかも都市部から離れ、比較的人目に付きにくい土地では、
必ずと言っていいほど汚染や紛争という問題が持ち上がります。
ノリリスクもその例外ではなく、鉱山操業によってダイオキシンや二酸化炭素など、
毎年200万トンの有毒ガスが大気中に排出され、すでに都市部の30キロ圏内にあるツンドラ、約10万ヘクタールが消失してしまったと、写真/文のエレーナ・チェルニショヴァが書いています。

当初グラーク(旧ソ連内務省などにあった強制労働収容所・強制収容所の管理部門のこと)
によって、20年間に約60万人の囚人に強制労働が課されたが、
70年代からは当時の平均給与の4倍近い年収を得られるなどの高待遇によって
一般の鉱山労働者が流入。しかし現在は特に給与が高いわけでもなく、
高失業率にあえぐ若者や移民が職を求めてこの地にやってくるそう。

ぜひ水俣に、ノリリスクに、そして汚染が進む世界の土地の現状に、
DAYS JAPAN 10月号を通して視線を投げかけてみて下さい。

どうぞよろしくお願い致します。

営業部
佐藤典子





posted by デイズジャパン at 11:55| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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