「いのちの地球(ほし)に生きる」DAYSフォトジャーナリズム祭in横浜赤レンガ倉庫
は、多くの方にご来場いただき、無事に終えることができました。
夏休みということもあり、関東圏だけでなく遠方から泊りがけで駆けつけてくださる方もいらっしゃいました。ご来場いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
期間中に横浜市開港記念会館で開催したイベント、8月16日歌と語りによる「チェルノブイリと福島」と
8月18日のシンポジウム「もうがまんできない」は、ほぼ満席となり、ナターシャ・グジーさんの美しい歌と登壇者のご講演に会場が一体となり、大変盛り上がりました。
「チェルノブイリと福島」でご講演いただいたアーサー・ビナードさん、井戸川克隆さん、そして斎藤美奈子さんのお話の内容、そして赤レンガ倉庫会場の様子については、最新号のDAYS JAPAN10月号にも掲載しておりますのでぜひご覧ください。
8月18日(日)シンポジウム「もうがまんできない」の様子です。
そして、赤レンガ倉庫でいただいたみなさまのアンケートをご紹介いたします。
・戦争の写真が生々しくこれだけリアルな視点で見られたのは勉強になった。他には死について取りあげられていた物も印象が強かったです。
・中東に住んだことがあるので、シリアの写真は涙なしには見られなかった。写真から子ども達の泣き叫ぶ声が聞こえてくるようだった。写真の1つ1つに添えられたメッセージがどれも素晴らしかった。写真だけでも様々なメッセージが伝わってくるが、そこに言葉がそえられることで、より写真がそこに映し出された現実が伝わってくる。
・足を運んで良かったと、心から思います。どの写真も胸に」刺さります。一人の人間として、一人の日本人として、どう生きていくか。それを問われる素晴らしい空間でした。
・動物の写真が止まっているのに躍動感あふれる作品にどれも感動しました。自分も写真が趣味なのでいつかこれらの作品のように撮れたら良いなと思いました。
・とっても素晴らしい写真の展示方法だったと思います。まさに地球と生きていること痛切に考えさせられた写真の数々でした。では、この写真を見て考えさせられた私達に果たして何が出来るのか、それを今一度考えていかなくてはならないと切に感じました。球美の里の子供達のことは特にもっと多くの人に知ってほしいと思います。
・一枚一枚が重く胸にせまってきます。原発事故はまだまだ危険な状況がこの先もずっと続くこと、大震災のこともなんとなく毎日の生活の中でふと忘れそうになるけれど決して終わらないこと改めてしっかり胸にきざみこんで自分にできる事をやらなくては。
・宮崎さんのバースフォトが好きで来ましたがほかにもたくさんの素晴らしい写真をみることができてよかったです。生まれることと死ぬことが本当はとても似ていることを思い返し世界にこんなにさまざまな人も動物も住んでいることを身近に感じることのできる展示でした。
・目をすむけることの多さに気がつかされる数々の展示でした。会社を早退して来ましたが(笑)本当に来てよかったと思います。
・あかちゃん誕生のときの希望や愛にあふれた空気がチェルノブイリやその他の地域で過ごしている人たちの空気とひとつに繋がっているとはとても思えず絶句しました。
会場に設置していました福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」の募金箱には
73,980円の寄付が寄せられました。
福島の子どもたちの保養のために役立たせていただきます。
心よりお礼申しあげます。
DAYS JAPANの写真展ですが、次回は10月21日より11月2日まで(日曜休)
京都造形芸術大学にて開催いたします。
詳細は、後日ホームページにアップいたしますので
関西地区の皆様ぜひご来場ください。
お待ち申し上げております。


