http://syabi.com/contents/exhibition/index-1862.html
今年の開催もいよいよ8月4日(日)までとなりました。
土日などは比較的若い年齢層の入場者が多く、みな一枚一枚の写真に熱心に見入っています。
【世界報道写真コンテスト】に入賞するフォトジャーナリストの多くが、毎年【DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】にも応募してきます。以下、今年の世界報道写真展の入賞者のうち、【DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】入賞者をご紹介します。
アレッシオ・ロメンツィ『包囲されたシリア』
【第9回 DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】審査員特別賞
「父親の死を嘆き悲しむ幼い娘たち。父親は2人の男性と共に政府側民兵に拉致され、拷問の末殺害された。アル・クセイル村。シリア。2012年2月14日」この一連の写真でアレッシオ・ロメンツィは世界報道写真展「一般ニュース」の部 組写真1位を受賞。DAYS JAPAN 2013年5月号にも掲載されています。
ドミニク・ナール『南北スーダン 国境沿いの緊張』
【第9回 DAYS国際フォトジャーナリズム大賞】審査員特別賞
彼の世界報道写真展「一般ニュースの部」単写真3位受賞作は、DAYS JAPAN 2013年5月号のP56に掲載されています。筆舌に尽くし難い南北スーダン国境沿いの紛争に巻き込まれた人々を捉えた彼の写真の中では、洞窟の中に隠れるヌバの子どもたちの写真が特に印象的です。
ドミニク・ナールは『コンゴの内戦』で第6回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞3位も受賞しています。
アンマル・アワドは世界報道写真展「一般ニュースの部」単写真特別賞を受賞。
受賞した作品は「エルサレムで、パレスチナ人の抗議者に対して催涙スプレーを浴びせるイスラエル警察」の写真。生まれたときからほぼずっとパレスチナで暮らしてきた彼だからこそ撮れた一枚だと言えるでしょう。
アンマル・アワドは『イスラエル当局による弾圧』で第7回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位を受賞しています。
2011年5月号に掲載されたイスラエル治安警察の前をたった一人で歩く下校途中のパレスチナ人少女の写真には、胸が締め付けられるような思いがします。
他にも今回の世界報道写真展ポスターに採用されたダニエル・ベルフラク、またエミリオ・モレナテッィやヤン・グルラップなど、DAYS JAPAN でおなじみのフォトジャーナリストが世界報道写真展2013に入賞しています。ぜひ、会場に足をお運びください。
また1Fにあるミュージアムショップ『ナディッフ・バイテン』ではDAYS JAPAN のバックナンバーもご購入頂けます。http://syabi.com/contents/museum_shop/index.html
日本の新聞やテレビでは報道されない世界の今。
8月6日(火)からは大阪ハービスHALLに会場が移ります。
関西近郊の皆さまも、ぜひ!!
営業部
佐藤典子
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