2013年07月11日

『ニッポンの女子刑務所』外山ひとみさん【DAYS JAPAN 7月号】

DAYS JAPAN 7月号で特集「憲法」と共に、大きな関心を寄せられているのが、
写真・文/外山ひとみさんによる『ニッポンの女子刑務所』
今回はDAYS JAPAN 編集部 石田が外山ひとみさんからお伺いしたお話をまとめてくれました。

7月号女子刑務所.jpg

『高齢受刑者への想い』

7月号に掲載の「ニッポンの女子刑務所」はご覧になっていただけましたか? 
外山ひとみさんが20年以上刑務所撮影を続けてこられた集大成がここに詰まっています。

今回の企画を進めるなかで、外山さんが東京と静岡のご実家を
往復しながら仕事をされていると伺いました。
というのも、老老介護をするご両親をサポートするために、
両方の場所に仕事ができる環境を整えているのだとか。

お母さんは3年前にペースメーカーを装着、
お父さんは今年、頸動脈狭窄症のため手術を受けた身。
ご両親ともお互いでケアをしつつも、周囲のサポートを必要としています。
そのため、外山さんもできる限り郷里に戻り、介護をされているのです。

とはいえ、お父さんの手術は、今年3月に出版されたビジュアル本
『AllColorニッポンの刑務所30』(光文社)の刊行を待ってのことだったそうです。
校了まで最後の1か月は、ご実家でご両親のサポートをしながら、
1日20時間パソコンと向き合っていたとのこと。
その姿は、まさに格闘だったと振り返られています。

このように高齢のご両親をサポートしていると、
今回DAYSで発表した「ニッポンの女子刑務所」にも登場する高齢受刑者が、
ご両親と重なることが多々あるとのことです。

どんなに健康な人でも、やはり高齢になれば、
周囲や地域のサポートが必要となります。こうして本文にある、
「塀の中は社会の縮図」という言葉を読むと、その意味が重く伝わってきます。
高齢者の受け皿をつくれない社会は、
自分で自分の首を絞めているのと同じことではないでしょうか。
人は必ずそこへ向かっていきます。

また、外山さんはご両親を、「明るくサポートしています」と
いつもおっしゃっていて、私はすごく驚きました。
外山さんのご両親のように、娘さんがサポートしてくれる人もいれば、
そうでない人もいます。そして、家族の介護に疲れ、明るくいられない人もいます。

家族だけでなく、より多くの人が、社会の高齢化に向き合うことができる
仕組みや公共サービスができていくことで、
高齢者だけでなく、高齢者をサポートする人々にとっても、
お互いが支えられていると実感できる、包容力ある社会となるのではないでしょうか。

(編集部 石田)

ご両親をサポートしながらフォトジャーリストとしての活動を続けていくことは、
きっと想像以上に体力と精神力を必要とする状況の連続なのだと思います。

外山さんの写真『ニッポンの女子刑務所』が掲載されたDAYS JAPAN 7月号。
書店でのご購入をご希望の方は今週末13日〜15日の連休がチャンスです。
ジュンク堂書店池袋本店・渋谷店、紀伊國屋書店新宿本店、リブロ池袋店、
Book1st 新宿・渋谷店ほか、全国主要書店でお買い求め頂けます。
また、京王線明大前駅前「ブックスフレンド」ではバックナンバーもございます。

どうぞよろしくお願い致します。

営業部
佐藤典子



posted by デイズジャパン at 12:12| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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