24年にわたり、刑務所取材を続けてきた外山ひとみさんによる写真・文が注目を浴びています。
『男子施設に比べ、過剰収容が続く日本の女子刑務所。
受刑者は、刑期や犯罪の重さによる分類もなく収容される。
しかし、そのような困難な状況にありながらも、塀の中では、時代の変化に応じた取り組みが行われている』
DAYS JAPAN 7月号「ニッポンの女子刑務所」リード文より
決して興味本位の記事ではありません。40か所以上の施設を取材してきた外山さんが、今回の記事で訴えているのは女子刑務所の過剰収容と高齢受刑者の問題。
『「過剰収容」という言葉が登場したのは2000年からだ。
06年には全国の刑務所にいる受刑者は、近年最高の8万人を超えた。
・・・・・(中略)・・・・・
全国77か所の刑事施設の中に、女子受刑者を収容する施設は、医療刑務所も含めて、現在10か所。
なかでも、女子最大の栃木と和歌山では、現在も約120パーセントの過剰収容が続く』
『「塀の中は社会の縮図」である。社会で行き場がなく、わずか100円のお茶を盗って刑期3年、お惣菜万引き未遂で刑期2年など、微罪で繰り返し服役するような高齢受刑者も多い』
DAYS JAPAN 7月号「ニッポンの女子刑務所」本文より
特に高齢受刑者の問題は、「悪いことをしたのだから」と一概に責めることは決してできません。地方に至るまで都市生活のライフスタイルが浸透し、古いものがどんどん捨て去られていくような感覚が、「人間」まで対象になりつつあることには、大きな危機感を覚えます。
「若い人たちが活躍できる社会」というのが、「力を持たない高齢者を排除する社会」では、
未来がますます殺伐としたものになるの必定。
これは紛れもなく、私たちの未来に課せられた大きな課題です。
刑の質や長さでの分類はなく、すべての受刑者が混在して収容されている実態。
ぜひ、DAYS JAPAN 7月号「ニッポンの女子刑務所」をお読み下さい。
営業部
佐藤典子
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