今月号の特集は「放射線と健康障害の真実」。西尾正道(北海道がんセンター名誉院長)の驚きの報告。日本と世界の医学会にまかり通っている誤った「常識」や「知見」が一刀両断にたたき切られている。これを見ると、福島原発事故以来、現在に至る、おかしな医学界と政府とIAEAの動きが、よくわかる。
私はチェルノブイリ取材と救援を24年間行い、福島の取材も何度も行った。その間にも多くの疑問が解けないまま、過ごしてきた。
しかし数か月前に福島県いわき市で西尾さんの講演を聞いて衝撃を受け、様々な疑問が氷解する思いだった。
それで6月8日夜の福島の子ども保養プロジェクト「沖縄・球美の里」の久米島での受け入れから1周年のイベント(中野ZEROホール小ホール)で、多くの人に聞いてもらいたくてならなくなり、西尾さんの講演会を企画した。

放射線の病気が意図的に隠されている現在、子どもたちを守るためにも、被害者を少しでも減らすためにも、このイベントに参加してほしい。500人の座席の300席がすでに埋まっている。
申込みは http://goo.gl/Cnhzz
もしくは、tokyo@kuminosato.net へ。
広河隆一