2013年05月08日

【帰還の坑道】に寄せられた感想文をご紹介いたします。

広河隆一小説「帰還の坑道」、20万人のパレスチナ難民の地下坑道脱出作戦を描き切った長編。なぜ、フォトジャーナリストである広河が、いまこの時期に「帰還の坑道」刊行に踏み切ったのか?読み始めて、その疑問はすぐに消え、やがて一人でもたくさんの人に読んでほしいという熱望に変っていきました。パレスチナ、そしてシリア、レバノンの、太古からの歴史に裏打ちされた豊かな文化、生き生きと燃え立つ大地と人々の魂を、私は何もわかっていなかった事に気づいたのです。この小説「帰還の坑道」を通して、この感動を他の人にも感じてほしい、知ってほしい。素直にそう思いました。

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同じように「帰還の坑道」を読んで広河の想いを感じて下さった読者の方から感想文が送られてきましたので、ご紹介いたします。

『小説は閉塞する現実を、想像力によって超克する役目を持つと思う。
この「帰還の坑道」は、実体験による緻密な描写を伴って、
砂塵を巻き上げる風の匂いや強烈な太陽の暑さを実感しながら、
映画のように映像が押し寄せてくる壮大な小説である。

「大地の日」に決行されるであろうパレスチナ難民絶滅計画『カハナ計画』から
20万人の人々を救うために12kmのトンネルを掘る計画と実行。
「政治もその結果の戦争も、君たちの問題で、俺には関係がない。」
と言った主人公高見を通じて見る遠い国の出来事。

しかし、子供や兄弟を殺され、深い絶望の中にあっても抗い、
闘い続ける人々は無碍に「殺される存在」ではなく、
精緻な計画を実行する知性や培った文化や歴史をもつ「生きる存在」なのだ。

この小説を読んだあと、レバノンのシャティーラ難民キャンプや
パレスチナのガザを撮影した広河さんの写真を改めて見ると
、読む前とは違う感情が湧く。
それはこの小説によって現実が自分に近づいたからではないかと思う。
「私には関係がない。」とはもう言えない』
吉川晶子さんより


吉川さん、ありがとうございます。
皆さまもぜひ「帰還の坑道」感想文をお寄せ下さい。
文章は短くても、長くても構いません。
小説に揺さぶられたあなたの心のままを、書いて下さればとても嬉しいです。
DAYS JAPAN 本誌、またHPやブログ等に掲載の方には、
広河隆一撮影A4写真をプレゼントします。


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感想文は以下のいずれかにお送り下さい。
(感想文専用フォーム)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/731ccf0c188072

(本のお申込・感想文とも受け付けます)
FAX: 03-3322-0353
e-mail: book@daysjapan.net
またはお手紙にて。
*お名前、ご住所、ご連絡先及び
「感想文の掲載・お名前記載の可否」をお書き添え下さい。

みなさまからの感想を、お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

営業部
佐藤典子


posted by デイズジャパン at 18:45| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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