特に注目してほしいのは、アフリカを捉えた写真の数々。アフリカで困窮する子どもたちの写真を目にすることは多いのですが、実際に人々が生活する現場で共に行動しながら、その人々の目線にたって撮影された写真が掲載されたものは、殆ど見かけません。
フォトジャーナリストたちは、なぜスーダンやコンゴ、ソマリアなどの不便で危険な地域で写真を撮るのでしょうか?もちろん彼ら自身の生活のためもあります。しかし、根本的には「世界に真実を知らせたい」という強い想いがあるからではないでしょうか?そして、皮肉なことに、こうした地域の真実を撮影した写真は、大手メディアに取り上げられることはほぼありません。そこで何とかして自分の目で見た真実を伝えるために、彼らはDAYS国際フォトジャーナリズム大賞にエントリーをしてくるのです。受賞者からのコメントの一部を紹介します。
『審査員の方たちが、サハラ地域をテーマとしたこの作品を選んでくださったことを非常にうれしく思います。サハラは、長く干ばつと部族間の争いが続く、問題の多い地域ですが、海外メディアには、ほとんど取り上げられません。この賞は、ニジェールにおける人類の危機を可視化してくれました』
《紛争と干ばつ 飢えるニジェール》
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位 ティム・ディルヴェン
『フォトジャーナリズムの世界には、たくさんのコンテストがありますが、DAYS大賞は、その作品選定の仕方とフォトグラファーへの支援という面で、非常に重要な役割を担っていると思います。この賞の受賞は、フォトグラファーが、重要かつ独立した仕事を続けていく場を提供してくれます』
《スーダン難民たちの長い旅》
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2位 シャノン・ジェンセン
『この機会に、大手メディアでは取り上げられない、人間の抱える問題をテーマにした重大なストーリーを支えてくださるDAYS JAPAN のスタッフに感謝いたします。内戦下にあるソマリアが、一刻も早く安定することを強く望んでいます』
《22年目を迎える戦場 ソマリア》
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞3位 ホセイン・ファーテミ
『私にとって一番重要なことは、一般の人たちに、このスーダンの内戦についてのストーリーに、目を向けていただくことです。DAYS JAPAN は、そのための最適な発表の場だと思います。この雑誌や、ホームページ、展覧会などを通して、私の写真が何千、何万という人々の目に触れることになるでしょうから』
《スーダン国境沿いの緊張》
DAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査員特別賞 ドミニク・ナール
彼らの写真の他にも、世界の実像に迫る写真が満載されたのがDAYS JAPAN 5月号です。
「多くの人が真実を知ることで、戦争を止める力にしたい」というたくさんの方の想いが、DAYS JAPANを創刊に導きました。その想いが9年間全く劣化することなく、この5月号に顕れていることを、誰よりも私自身がうれしく思っています。支え続けて下さる読者のみなさん、そして世界の真実を伝えようと努力を続けているフォトジャーナリストの方々に、心から感謝します。
DAYS JAPAN 5月号は明日20日発売です。
お近くの書店にない時には、info@daysjapan.netよりお申込み下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
営業部
佐藤典子
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