特集「チェルノブイリ原発事故後の実践例に学ぶ 子どもを守る方法」について書いて下さいました。
【被曝地帯では大変なことが起こっています!!
昨年末にヨーロッパのインターネット上で放映された番組──真実はどこに?──WHOとIAEA放射能汚染を巡って──(下記サイト)をご覧になった方も多いと思います。その中で、IAEA(国際原子力機関)の権威者たちが放射能安全論をふりまく現状を、ロシア科学アカデミー環境政策センター会長の生態学者アレクセイ・ヤブロコフ(Aleksei Yablokov)が痛烈に批判しました。
http://www.youtube.com/watch?v=oryOrsOy6LI
──流産の増加、死亡率の上昇、新生児患者の増加、遺伝子への悪影響、先天性奇形児の増加、癌の増加、精神機能発達の遅れ、精神病患者の増加、免疫系の状態悪化、ホルモンの状態変化、心臓血管系の病気、子供の成長の遅れや異常な衰弱状態、病気回復の遅れや老化の加速。
これだけの実害がチェルノブイリ被曝地帯で出ている。バンダジェフスキー氏が明らかにしたセシウム症候群を追究するべきだ。──
アレクセイ・ヤブロコフ
そう、放射線被曝・放射能被曝によって生ずる病気と悪影響は、癌と白血病だけではないのです。そして発売中のDAYS JAPAN 2月号には、昨年末に来日したベラルーシ保養施設「希望」のヴァチェスラフ・マクシンスキー所長の衝撃的な2012年12月16日東京講演録が特集されています。そこに示されたデータは、被曝した私たちすべての日本人に対する重大な警告です。特に、福島県を中心とした深刻な汚染地域の人たちに・・・
チェルノブイリ原発事故の被曝国ベラルーシにおける放射線被曝・放射能被曝によって生じた病気と悪影響は、前頁のグラフの通り・・・息を呑むような数字が示されています。消化器官で74倍、悪性腫瘍(癌)で51倍という病気の増加倍率に寒けを覚えますが、癌だけでなく、国民全体、全身の器官がやられているのです。
特に子供は・・・
DAYS JAPANの特集は、この絶望的にも思われる状況の中で、子供たちの保養施設「希望」のマクシンスキー所長が、どのようにしてこの子供たちを守ろうとしてきたか、その具体的な行動と成果を、事実に基づいて語っているものです。日本では、悪政のため、その正反対の行動がとられてきました。しかし、急いで、できることから始めなければ、取り返しのつかないことになります。
先人が実行した苦難克服の行動に学ぶことです。
「保養の効果」がどれほど大きいものであるか、を。
(なおここに示したグラフは、DAYS JAPANに掲載された数字を使って作成したものですが、誤記と思われる数字があったため、編集長の広河隆一さんからマクシンスキー所長に確認していただき、誤記を修正した数字を使っています。)
ぜひお読みください!!!!】
広瀬さん、ありがとうございます。この文章を参考になさると、DAYS JAPAN 2月号特集「チェルノブイリ原発事故後の実践例に学ぶ 子どもを守る方法」が更にわかりやすくなると思います。
みなさま、本当に、ぜひお読みください!!
営業部
佐藤典子
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