「最大でも1μSV/h程度だと思っていた」
「なぜ、子どもたちのために裁判を起こさないのか?」
「ベラルーシのように、日本にも報道の自由は無いのか」
自らの予想とはかけ離れた日本の状況に驚くネステレンコ所長の視察中の様子が、おしどりマコさんの文からありありと浮かび上がってきます。
「日本はベラルーシより豊かな国なのに、汚染地域の子どものために何をしているのだ?」
この言葉を政府への批判として受け取るのは簡単です。しかし、ただ政府に期待しても何も変わらない。変えるためにまず私たち自身が真実を知り、必要な行動を取ることで必然的に政府も動かざるを得なくなっていく、ということを今回の原発事故で痛感している人も多いと思います。
「特別にきれいな食品を提供するべき。基準値を大幅に下回る食品を優先的に提供する。そして、ベラルーシでは汚染地域に居住している人々は夏休みが長い。国の負担で、1年に1回は保養にいくのだ。子どもの場合は1年に2回が望ましい」
チェルノブイリでの経験から子どもの保養の重要性をよく知っている広河は、代表を務めるNPO法人「沖縄・球美の里」の設立でいち早く必要な行動を起こしました。しかし、まだ日本において保養の重要性は殆ど知られていないのが実情です。
来月12月15日から各地で開催されるチェルノブイリ被災児童のための保養施設「希望21」の所長マクシンスキー氏の講演会は、まだ私たちの知らない現地の状況を知ることのできる、またとない機会です。ぜひ、ご参加下さい。詳細は以下のHPから。http://www.daysjapan.net/
どうぞよろしくお願い致します。
営業部
佐藤典子
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