その後いかがお過ごしですか。沖縄・球美の里は、少しずつ変化しています。
私たちの団体は、10月から「特定非営利活動(NPO)法人沖縄・球美の里」になりました。
この度はいくつかのお知らせをします。
【1】お友達をご紹介ください
新しいチラシが出来上がりました。お友達の方にお渡しいただき、ご支援をお勧めいただけましたら幸いです。
【2】久米島コンサート 11月16日に、6時から久米島の具志川農村環境改善センターでチェルノブイリ事故で被災したナターシャ・グジーのコンサートをします。無料です。私の話と島の民謡グループ「親子塾なんくる」も出演します。
【3】写真展 14日から25日までは久米島博物館で、
私の写真展「チェルノブイリ・フクシマそして世界の戦場」も開催します。この機会に久米島を訪問してみようと思われた方、ぜひ参加ください。保養期間中なので、施設にお泊りはできませんが、ご訪問は歓迎します。特に17日の午前中は9時以降11時半まで、ご訪問に対応する担当者を配置します。
【4】これらの問い合わせ受付については、いわき事務局ではなく東京事務局で行いますので、
ファックス 03-3322-0353か
メール tokyo@kuminosato.netの根本までご連絡ください。
【5】シンポジウム「福島の子どもを守るためにチェルノブイリの経験から学ぶ」
ベラルーシから、保養施設「希望21」の所長を20年以上勤めてこられたマクシンスキーさんをご招待し、チェルノブイリ事故の後、汚染地で育った子どもたちを保養させるうえで、どのようなご苦労があったか、ご経験やその効果などを詳しく聞く機会を持ちたいと思っています。また同時に開始後半年目を迎えます球美の里の報告も私からさせていただきます。予定は次の通りです。
●12月15日(土)14−18時 マクシンスキーさんの久米島講演会と交流会。
会場:沖縄・球美の里のダイニングルームか図書室。
15日昼から球美の里で1泊2日で、講演、交流会参加、宿泊費と食事込みで参加費10000円で募集をします(交通費は別)。この時期は子どもの保養がありませんので、施設を利用していただきます。お申し込みやお問い合わせは、上記メールアドレスにお願いします。
現在も福島の子どもたちの通年の保養施設としては、沖縄・球美の里が、日本では唯一のものですが、私たちの運営の仕方を知って、北海道ほかに、同様の施設を建設する動きが起こっています。この機会に球美の里を訪問したいという方にはいい経験になると思います。関心のある友人の方にお知らせください。
そのほかのマクシンスキー講演会は次の通りです。
●東京講演会:12月16日(日)18時半―21時半
会場:北沢タウンホール(下北沢 03−5478−8005)、
参加費:900円
予約先:tokyo@kuminosato.net (根本)
●福島県いわき市講演会:12月17日(月)18時―
会場:アリオス(いわき芸術文化交流館 0246−22−8111)
参加費:500円 託児所利用希望者のみ要予約。
お問い合わせはtarachine@bz04.plala.or.jp(鈴木)まで
●京都同志社大学講演会。12月19日(木)18時半―21時
会場:同志社大学今出川校地新町キャンパス・臨光館201教室
資料代:500円 予約不要
問い合わせ先:
社会学部メディア学科・浅野健一研究室 asanokenichi@nifty.com
電話075−251−3411(学部事務室)
これから福島の子どもたちを健康に育てるためにはどのようなことに気を付けるべきかを知るためのいい機会になると思います。ご参加をお待ちします。
【5】 広河隆一郡山講演
来年1月13日に郡山女子大で、私のジャーナリズムについて放送大学の講演会を行います。詳細は追ってDAYS JAPANホームページか球美の里のホームページでお知らせします。
また私の放送大学の番組(衛星放送)「フォトジャーナリズムとは何か」は、1月1日(火)22:15〜23:00にも再放送されます。
以上長い手紙で申し訳ありませんでしたが、よろしくお願いします。
2012年11月2日
NPO法人沖縄・球美の里 理事長 広河隆一