2012年01月09日

DAYS JAPAN 1月号【読者の感想から】

今日は成人の日。晴天に恵まれて着物姿の若い女性たちがあちこちに。これからの世界を担う若者たちの希望と喜びに満ちあふれた姿を見られるのは、平和な社会があってこそだと改めて感じます。

昨年、私たちの記憶の中でも最大級の災害が起き、二度と取り返しのつかない原発事故も起きました。そして2012年、今年は平和な一年であってほしい、という人々の思いと、過去に起こった事実からの変えがたい流れが、どのような「形」となって表れてくるのか?DAYS JAPAN 1月号はそんな疑問に示唆を与えてくれる内容になっています。その1月号を読んだ読者の方から感想が届いておりますので、一部を抜粋してご紹介致します。

【読者の感想】から

「おばあちゃんとフクマルの四季」伊原美代子氏・写真
最初は神様にお供えするおもちから作るんだよ、とおばあちゃん。農作業に耐えて、しかも神様への感謝を忘れないおばあちゃんに乾杯! この写真シリーズは、いつも心が温まります。

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「津波ではなく地震 東電による事故原因の隠蔽に新たな証拠」TOPICS
これは、どこの原発でも大地震に合えば危ないということだ。

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「福島第一原発の行方」小出裕章氏・文 
原発の放射能封じ込め策は、永遠に続くという。家の中には靴を脱いで上がる習慣を持つきれい好きな日本人が、なぜ、大自然の中に核を垂れ流す原発を作って平気なのか理解に苦しむ。東電も科学者も原発は安全であると繰り返し言っているが、自分たちの子供や孫を原発の近くで育てることはできないだろう。

「地震列島の原発」広瀬隆氏・文
日本の地震活動期はここ数十年間続くという。すべての大事故を食い止めるために原発全部と六ヶ所愛処理工場を即時全廃すべきだと、広瀬隆氏は説く。テレビの前で安全だとのたまう科学者よりも私はジャーナリスト広瀬隆氏を信じたい。

「メディアと記者クラブ」上杉隆氏・文
世界でも類を見ない閉鎖的で官僚的な日本の記者クラブ制度は、今回の地震災害に対してほとんどジャーナリズムの役割を果たさなかったという。今回の事件で、私は人間を見ることを学んだ。知識があるからと言っていい人間とは限らない。隠されていた敵も見えた。国民主権を謳う日本国憲法を持ちながら、この国を動かしているのは民衆でなく、官僚と財界人である。民意を反映する政治に、平和的に変えていかなければならない。日本の春は来るのだろうか。

「日本の格差社会」斎藤貴男氏・文
私は99%だ。TTPは、世界規模でのエリートと、低賃金および人権軽視に悩まされる多数者を生み出すだろう。アメリカも日本の財界人も平気である。自分たちさえ良ければいいのか。人生はチームプレイではないのか。国を売らないでほしい。

「アラブ革命の波」板垣雄三氏・文
2011年は、アラブの民衆および世界の99が民主と平等を求めて立ち上がった年だ。名誉革命、アメリカ独立革命、フランス革命を通じて世界の民衆が獲得してきた人権・権利は、大衆の利益に結びつかない資本主義化で今や骨抜きである。といって、資本主義以外の独裁政権でない良い経済制度があるとは私は知らない。世界は静かに空転する。世界を変えてゆく力は、人民の実力行使だけでなく、インテリゲンチャの頭脳労働の中にもあると思う。知識人、頑張れ!

「アメリカの貧困」金平茂紀氏・文
金平氏は、日本国民の想像力行動力が・、長い時間をかけて訓化・去勢されてしまったという。あくまでも平和的に、しかも賢く、日本の春が来ることを望みたい。

「気候変動」田中優氏・文
私たちが進みたい方向は、カネでなく大自然に依存する生き方だと、田中優氏は述べる。その通りだと思う。

「児童労働」池田香代子氏・文
カンボジアの女の子の里親になり、11〜12年ほど、学資を出したことがある。子どもたちに児童労働を強いるのは、なんなのか。自分も世の中にできるだけのことをし、人が人を搾取しては、ならないのだと思う。

「見捨てられたペットたち」星広志氏・写真
原発被災者に、被曝の状況を告げ、ペットや牛、馬等を連れた避難を許すわけにはいかなかったのか。悲しい。

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「サルカド・ワークショップ」広河隆一他・写真
最初の写真のページで驚いた。若く、鋭く、真剣なまなざしの青年たち。彼らは地球の宝であり、その存在は世界を救うと思う。

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皆さまもDAYS JAPAN 1月号への感想を、ぜひお寄せください。
ご感想は以下のフォームから承ります。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/dba023a7111647

どうぞ宜しくお願い致します。

営業・企画部
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 16:41| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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