福島原発に初めてジャーナリストが入った!】
で世界の主要メディアから大きな注目を浴びた小原一真氏。
フランスのケーブルTV局PLANETE+から
小原氏とDAYS編集部に取材の依頼があり、
先日、DAYS事務所にて収録が行われました。
ディレクターのトーマス・ジョンソン氏は
25年前、事故直後のチェルノブイリで取材した経験の持ち主。
DAYS JAPAN 9月号P15の小原氏の写真を見て、
「25年前のチェルノブイリにそっくりだ」と語りました。
それは全身を防護服に包んだままの厳しい作業に疲れ果て、
まるで倒れ込むようにして休憩を取る作業員たちの姿。
小原氏によれば、作業員は主に40~50代の男性が中心で、中には20代に見える若者の姿も見られ、
また、あまりの暑さや息苦しさに耐えられず、思わずマスクを外してしまう作業員もいたそうです。
「戦争ならヒーローは顔を出すのに、
原発事故だと何故ここまで顔を隠さなくてはならないのか?」
トーマス氏が投げかけた質問は、
いつの間にか彼らが顔を出さないのを「当たり前」だと思っていたことを
ズバリと見抜かれたようで、思わずドキッとさせられました。
広河がいつも言っている
「加害者は常に真実を隠そうとする」
そのことに知らず知らずに加担している自分に気が付いたからです。
「作業員が守られていない。
この状況を変えなければ、知ろうとしなければいけない」
小原氏の熱いメッセージが心に響きました。
また、DAYS JAPANへの取材には編集部の山根と企画・営業部佐藤が答え、
DAYSが日本から写真を通して真実を訴えていくことで、
世界のフォトジャーナリストたちとのネットワークを構築し、
多角的に世界を変えていく為の一つの重要な原動力となりうる事、
今後も継続的に原発問題に取り組んでいくことなどを伝えました。
(左からカメラのマイケル氏、トーマス氏、小原氏、山根)
世界のメディアから大注目された小原氏の写真は、
肝心の日本の主要メディアからは全く何の反応も得られなったそうです。
小原氏の貴重な写真が掲載されているDAYS JAPAN 9月号は
連休最終日の9月19日まで書店でお買い求め頂けます。
まだご覧になっていない方は、ぜひお急ぎ下さい。
【オンラインで購入する場合はこちらからどうぞ】
http://www.fujisan.co.jp/product/1281680978/b/679418/
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