2010年08月27日

DAYS INTERNATIONAL 



INTERNATIONAL_0825.jpg
フォトジャーナリズムの危機を越えるために


電子版「DAYS INTERNATIONAL」刊行に向けて

現在、メディアは、新聞、雑誌など紙媒体やテレビも、経営が危機を迎えている。
原因は広告収入の減少と、ネット移行によるといわれる。
この傾向は世界中で進んでいる。
新聞・雑誌などがネットに活路を求める試みもなされているが、
一部を除き、ほとんどのメディアは、成功するめどが立っていない。
ネットが無料を前提としてスタートしたことが、
人々の意識を左右している。
 グーテンベルクの印刷の発明(1445年)から565年。
印刷文化は書籍を人々のものとした。
しかし地球の環境問題として考えると、
紙文化の急速な発展によって
地球の木の多くが切り倒されたことも事実である。
人々が紙媒体に対する愛着をもっているとしても、
大量消費の対象として雑誌・新聞の印刷を考えるのではなく、
紙媒体をもっと貴重な資源・財産として
大切に考えるべき時代がきたのではないか。

だから単なる情報と知識の獲得と共有のためなら、
電子メディアに切り替え、
価値ある芸術品や作品集としてだけ紙媒体を
用いる時期が来ているのかもしれない。

もちろんIT産業はレアメタルを必要とし、
それにより資源をめぐる戦争と難民を
生み出していることを無視してはならないが。
 人間の歴史の上で、馬車が車になり、
蒸気機関車になり、電車や飛行機が発達してきた。
同じように現在進行している、既存の紙媒体や
テレビメディアから電子メディアへの移行は、
技術の進歩として語られてきている。

しかしこの新メディアに、何が積み込まれて運ばれ、
何が積み残されるかという問題が議論されず、
無視されているのが実情だ。
 DAYS JAPANは、すべての人々がもつ
「生きる権利」に備わる「知る権利」を
人々が行使するためのジャーナリズムの役割と重要性を、
正面から主張して刊行してきた。
そのため、現在のネット化という現象が、
ジャーナリズムを置き去りにし、
情報は安価に売り買いされ、
現場でジャーナリストが取材することが
困難な状況になっていることに、
大きな危惧を抱いている。
そのため私たちは、
衰退する既存メディアの生き残りの道を探るために
ネットへの移行を考えるのではなく、
積極的にジャーナリズムの志を守り、
育てていくための手段としてネットを活用する道を考え、
その方向にDAYS JAPANの未来を描くことを考えている。

 DAYS JAPANは紙媒体の雑誌を発刊し続けるが、
世界のフォトジャーナリズムに携わる人々に、
かねてからのDAYS JAPANの夢であった、
インターナショナル版DAYSの電子版の刊行を目指したい。

 ジャーナリストが置かれている現在の傾向に危機感を強く感じている
世界の人々、団体、つまり同じ問題に直面している世界の
フォトジャーナリズム関係の人々に呼び掛けたい。
ジャーナリズムの志を守ろうと必死になっている
世界のフォトジャーナリストたちに、
このプロジェクトへの参加を呼びかける。
 新しいフォトジャーナリズムの電子メディア
「DAYS INTERNATIONAL」の創出に参加して欲しい。

 このプロジェクトに興味を持つ人は
digital_days@daysjapan.netに連絡してほしい。




2010年8月 DAYS JAPAN編集長
広河隆一




こちらから英語版リーフレットをダウンロードして頂けます↓
DAYS INTERNATIONAL.pdf


posted by デイズジャパン at 19:58| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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