(「ユダヤ人の起源ーー歴史はどのように創作されたのか」著者)
明治大学に加えて、京都・広島での講演会が決定しました!!
■明治大学
日時:6月11日(金)18時開場/18時半開演〜21時(予定)
会場:明治大学駿河台校舎 リバティータワー1F 1013教室
資料代:800円 ※予約制
主催:明治大学軍縮平和研究所 / DAYS JAPAN / 広河隆一事務所
お問い合せ:hiropress@daysjapan.net
※明治大学での講演会は定員に達しましたので、受付を終了いたしました。
■京都大学
シンポジウム「パレスチナ問題とユダヤ人の起源〜神話の歴史化に抗して〜」
日時:6月13日(日)12時半開場/13時〜17時
会場:京都大学吉田南キャンパス 人間・環境学研究科棟
地下大講義室(定員200名・申し込み不要・先着順)
地図はこちらhttp://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
参加費:無料
内容:【基調講演1】板垣雄三氏(東京大学名誉教授)
考え方の組み換えを争う場としてのパレスチナ問題
【基調講演2】シュロモー・サンド氏(テルアビブ大学教授)逐次通訳あり
ザ・ヒストリアン〜記憶から神話へ〜
【パネルディスカッション】板垣雄三氏×シュロモー・サンド氏×広河隆一
司会 岡 真理(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)
主催 京都大学大学院 人間・環境学研究科 岡 真理研究室
共催 京都大学大学院 人間・環境学研究科 学際教育研究部
京都大学イスラーム地域研究センター(KIASユニット1)
Days Japan/広河隆一事務所
お問い合せ:tel・fax:075‐753‐6641(岡研究室)/080−3848−7271
E-mail: PJ21kyoto@gmail.com
*お申し込みは不要です
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「プレ企画」
シュロモー・サンド氏「ユダヤ人の起源」関連上映会
広河隆一監督『NAKBA パレスチナ1948』(アーカイヴス版)に収録されている
第6章「ユダヤ人の平和活動家」より「シュロモー・サンド氏インタビュー」前・後編、
第7章「ユダヤ人のアイデンティティ」前・後編を上映します。
6月7日(月) シュロモー・サンド氏インタビュー(前編、98分)
6月8日(火) 〃 (後編、110分)
6月9日(水) ユダヤ人のアイデンティティ (前編、112分)
6月10日(木) 〃 (後編、102分)
会場:京都大学 吉田南キャンパス 総合人間学部棟1階、1102教室
地図はこちらhttp://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
いずれも、18:45開場、19:00上映開始
*チラシはこちらからダウンロードできます
■広島講演
講演テーマ:「アウシュヴィッツと広島」
日時:6月15日(火)18時半開場/19時〜21時(予定)
場所:広島市中区袋町「広島市まちづくり市民交流プラザ」「(収容人員60名)
主催:広島市立大学(未確定)
協力:広島・中東ネットワーク/DAYS JAPAN
参加費:無料
お問い合わせ:uno.m@intl.hiroshima-cu.ac.jp
■東京大学
研究会のため、クローズドでの講演(英語・通訳なし)になりました。
そのため、一般の方はご参加いただけません。ご了承ください。
日時:6月18日(金)15:00〜18:00
会場:東京大学駒場キャンパス
お問い合せ:hiropress@daysjapan.net
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シュロモー・サンド氏 プロフィール
イスラエルに住むユダヤ人。テルアビブ大学歴史学教授。
最新の著書『ユダヤ人の起源−歴史はどのように創作されたのか』は世界15か国で翻訳され、イスラエルをはじめ、欧米で衝撃のベストセラーとなった。
サンド氏と広河隆一編集長のつながり
広河編集長がイスラエルで反占領運動に参加していた時から交友があります。広河隆一監督の「NAKBA」でも、サンド氏はインタビューに出ています。
NAKBA http://nakba.jp/index.html
広河隆一より
シュロモー・サンドは亡くなったパレスチナ最高の詩人マハムード・ダルウィ-シュと青年時代に親交があり、サンドが第3次中東戦争に徴集され、東エルサレム占領作戦に参加し、戦争が終わるとその足でダルウィーシュを訪ね、戦争で自分たちが何をしたか、苦しみながらすべてを話しました。翌日ダルウィーシュがサンドに見せたのが、書き上げたばかりの「白百合を夢見る兵士」という詩でした。
アラブ世界でダルウィーシュの抵抗詩が大変な評価を得ていたときに、彼の新しい詩が、人間性を持ったユダヤ兵のことを描いたので、この詩はアラブ世界でボイコットされ、ダルウィーシュは裏切り者扱いされました。
数十年後、ダルウィーシュがイスラエル包囲下のラーマッラーで亡くなる前に、シュロモーの今回の本のことを知り、周囲に「これをアラビア語に訳さなければならない。私はシュロモー・サンドを誇りに思っている」と語ったということです。
こうしてアラビア語版の翻訳が実現したわけです。
そのほかギリシャ語版、インドネシア語版も進んでいます。
この本は、イスラエル政府を本気で怒らせています。
なぜかというと、この本に書かれていることが真実だとすると、イスラエルがこの地に国家を建設することを正当化できなくなるからです。この本は歴史学、聖書学、考古学、遺伝子学の分野まで踏まえて、驚くような内容を伝えています。
書籍『ユダヤ人の起源−歴史はどのように創作されたのか』について
聖書はいつ書かれ、その記述はどこまで史実と合致するのか。
ユダヤ人はローマに追放されて2000年間の離散をしたというが、
それを否定する史料が多いのはなぜか。
ナチスが殺したユダヤ人たちは、ユダヤ「民族」ではなく、
ユダヤ教に改宗した人々だった可能性はないか。
イスラエルを建国したユダヤ人たちは、どこから来たのか。
など、歴史学・考古学・聖書学・遺伝子学などを駆使し
これまで語られなかったタブーをひも解いていく。
本書は、イスラエルで19週連続のベストセラー入りを果たし、
仏英語版に続いて、世界15か国語に翻訳中。
フランスではジャーナリスト賞を受賞。
3月末には日本語版も発売され、発売からわずか10日間で
すでに増刷が決定。驚異の売り上げを続けている。
さらに、ロシアではノンフィクション部門1位に輝いた。
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