受賞理由
■創刊5周年を迎えたDAYS JAPAN誌は、世界の現実を直視した優れたドキュメンタリーフォトを掲載し続けている。
■掲載された作品がピュリッツァ賞を受賞するなど、フォトジャーナリズムが厳しい状況におかれている中で、常に高い水準を保ちながら発行を続けている。
「1年持たないだろう」
そう言われても発刊に踏み切ったDAYS JAPANが、
5年後こんなにも権威ある賞をいただくなんて誰も想像していませんでした。定期購読や、ボランティア、また励ましの言葉をかけ続けてくださった皆さまに励まされてきたからです。
言葉で言い尽くせませんが、
この場をかりて心から感謝の気持ちをお届け致します
「名取洋之助写真授賞式」選考委員の一人である作家 椎名誠氏が「受賞された写真には人を黙らせる写真の力強さを感じた。素晴らしい作品ばかりで選考に大変困った。」とおっしゃっていました。
フォトジャーナリズムの行く末が危ぶまれる中、硬派な雑誌が賞をいただき、若い人たちの溢れる才能が証明された夜、「もうひと踏ん張りしよう!」と思わずにはいられませんでした。
12月〜2月は定期購読強化期間や写真賞開催など目白押しで、まだまだDAYS JAPANは休んでいられません。
今後も、DAYS JAPANは学びながら成長していきますので、ぜひ末長く見守って頂きますようお願い申し上げます 拝
【おまけ】
賞状・楯をいただいた後、選考委員の方とDAYS JAPAN関係者が壇上で記念撮影をしました。その時、会場からどよめきがあがりました。
というのも、壇上にあがった2/3が、学生ボランティアの方々で、会場の皆さまは「DAYS JAPANのスタッフはなんて若いんだろう!」と驚かれたそうです。
実はその時間、ちょうど編集部は大きな正念場を迎えており、デイズスタッフは僅か数名のみの参加となってました。おかげ様で編集部は大きな山を乗り越えることができました
“当然”といってしまえばそれまでですが、今後、これまでの実績や功労に対し、
さらに多くのサポートや賞を受けられますことを願ってやみません。
また、ひとりでも多くの方が「定期購読」されることも願っております。
編集部・スタッフの皆様、日夜ご苦労さまでした。
これからも日本のメディアを引率する素晴らしい灯台として、
又、ジャーナリズムの良心として、
「DAYS JAPAN」誌が存続されてゆくことを心よりお祈り申し上げます。
一応援者 輩