「出稼ぎ」を目的に多くの外国人が日本に渡ったと同様に、戦前日本人も「一攫千金」を狙い渡航した。‘移民’としての海外生活は、馬小屋での寝食、長時間に渡る肉体労働と夢にも思わぬ生活が待っていた―半世紀以上経った現在、グローバル化によって恩恵を預かる先進国の影で、経済を支えているのは、低賃金で働く移民をはじめとする外国人労働者です。私たちの生活を支えてくれている外国人コミュニティのマイナスイメージを払拭させてくれるような日系人経営者の奮闘も話を聞きますが、彼ら、彼女らが安心して暮らせる基盤を作るにはまだまだ時間がかかると思います。
(20代/女性)