2009年07月20日

読者の声 2009年8月号no.3

世界報道写真展の感想ですが、大賞を受賞したアンソニー・スアウ氏のアメリカ経済危機で、経ち退きを言い渡された家族が住んでいた家の中を確認する警察官の写真についてですが、家の中の様子からも確かに経済危機がいかに家族に大きな影響を与えたかということが伝わることは伝わるのですが、この写真が大賞になった理由が今だによく分かりません。写真展の会場に入った時にやたらとアメリカの作品が多かったのが気になりました。それも、日常生活の部のニューヨークの「シングルマザー」の作品やポーランドのオフィスでコーヒーを飲む男性の写真など、他の国でも同じような状況の写真を撮影出来るのではないかと思うような、写真があったような気もします。

また、ブラジルで警察の立ち退きの要求に対抗する女性の写真は、2年前に同じ賞を受賞したイスラエルの女性が同じ様に1人で立ち退きに対抗する写真ととても似ているような気がしました。絵的に見ると、女性が権力に対抗しているような写真に見て取れるのですが、その背景を知ってから写真を見ることの重要さを改めて教えられたような気がします。

今年のDAYSの大賞も受賞したワルテル・アストラダさんの作品ですが、やはりとても迫力があって、1枚1枚が選挙後の暴動がどのようなものであったかを説明するのに力がある写真だと思います。
さらに、瞬間の表情や瞬間の出来事を撮影したフォトグラファー自身の作品に対する責任のようなものも感じられました。恐怖におびえる男の子の名前や年令をキャプションに記述していることからも、その場で彼自身が見た状況をしっかり取材しているのだということが分かりました。

また個人的にですが、中国の1本の木の周りで起こる色々な物語を四季の流れを通して記録した作品から生命力を感じました。
(20代/女性)


posted by デイズジャパン at 23:48| Comment(0) | 読者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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