2009年07月11日

最新号のポイントについて(スタッフより)

DAYS JAPAN編集部より、7月号のポイントをご紹介します。
どんな想いで作っているか、少しでも皆さんの心に届けば幸いです。


レギュラーページの「トピックス」は、通常のコンテンツとは別に、世界で今まさに起こっている事態を伝えるページです。毎号、校了直前に写真をセレクトし、週刊誌並みのスケジュールで制作しています。
「イラク 日本大使一行襲撃」では、核や基地の問題をテーマに活動するフォトジャーナリストの森住卓さんが、イラクで5月に起こった日本大使襲撃事件の様子を、緻密な追加取材を重ねてレポートしています。
米軍がイラクから撤退するタイミングでの、イラク・米国・日本の政府関係者がひた隠す重大事件の影に、大国の思惑に翻弄される紛争地の事情が透けて見える好レポートです。

特集「敵」の姿 ソマリア・タリバン
「海賊対処法」を拙速な審議で駆け足で成立させ、自衛艦2隻を急ぎ足で派遣した日本が出会う「敵」の姿。自衛隊は戦後初めて戦闘で「敵」を攻撃する可能性があります。
また、米軍を中心とするアフガニスタンのタリバン掃討作戦には、日本の自衛隊は給油という形で後方支援を行っており、アフガニスタンの人々は、日本が米軍の「同盟軍」であることを知っています。フランスの女性フォトジャーナリストが、ソマリア、アフガニスタンの生々しい状況を伝えています。
記事は日本や欧米がソマリアの無政府状態に乗じた乱獲が、ソマリアの漁民にはじめは武装した自衛を、そして徐々に「海賊」行為を行わせたことを指摘しました。
アフガニスタンの、米軍やNATO軍の空爆が新たなゲリラを生んでいる実態は、かつての泥沼化したベトナム戦争を想起させます。つまり、米軍に「勝利」はないということを。

南アフリカ共和国 新しい差別
アパルトヘイト(人種隔離政策)を克服した南アが直面する、新しい差別=失業と貧困に発した外国人排斥の動きを、南アの代表的日刊紙ザ・スターのシニア・フォトグラファーが追いました。明治学院大学国際平和研究所長などを歴任した勝俣誠さんは、アパルトヘイト撤廃から15年後の南アが、再び岐路に立っていると述べています。

世界報道写真展2009
今年も世界報道写真展(WPP)の入選作品が世界中を巡回します。DAYS JAPANではDAYS国際フォトジャーナリズム大賞の公募を行っていますが、毎年WPPの入選作品を掲載して、フォトジャーナリズムの発展・振興を図っています。フォトジャーナリストの大石芳野さんは、世界報道写真展を、変化し続ける世界を解くヒントだとおっしゃっています。

私の取材機材
今回ご登場いただいたのは、自然写真家の水越武さん。北海道に居を構え、世界を飛び回りながらも、大自然とともに生き、自然を活写する生活を送っています。山を愛し、森に感謝する写真家は、ライカを愛用。

DAYS ウォッチ!
軽妙な中にも、視点と姿勢をしっかりと打ち出すことで定評のある橋本勝さんのマンガは、今回は核廃絶がテーマ。他国の核のみを削減させようとする核保有国のエゴを厳しく批判しつつ、唯一の被爆国日本という言い方にも疑問を呈します。

(編集部)


posted by デイズジャパン at 02:01| Comment(0) | スタッフによる最新号の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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