2009年07月07日

読者の声 2009年7月号no. 7

ソマリアの海賊が「海賊」になってしまった由来についての取材は、ソマリアと日本をはじめとする先進国との関係性が見える点と、「私たちの同胞たちの身を危険にさらし、ものを奪っていく悪い奴ら」という無条件の悪者に対応するための自衛隊派遣という構造で報道され、理解されがちであるところを、ソマリアの人々の立場から歴史的経緯をさかのぼった報告である点が非常に勉強になりました。一面的に見られがちな問題を別の角度から見る、知りたいことと知らなければいけないことは必ずしも一致しないが、遠いソマリアの問題は「自分と関係がある」と思い出させるような記事だと感じました。また、ソマリア沖に核廃棄物を捨てていたという事実には衝撃を受けました。
ソマリアの問題にしても大使襲撃事件にしても、権力を持つ側が国民に知らせないでおこうと考える事実は実際に国民の耳にとどいてこず、国民の方も選挙権を持つ者として隠された事実をしる必要があるにもかかわらずメディアコントロールされていることにも気付かない、問題意識を持たない、当事者だと思えない、という構造は変えられなければいけないと再認識しました。
また、私は2年間マレーシアに住んでいたのですが、国民の側が政府の発表がすべてではないことを見抜き、インターネットのブログという形で活躍するジャーナリストたちがたくさんいました。新聞も与党関連企業が発行しているので、目は通すもののインターネットでの情報がより信憑性をもっているようでした。もちろんマレーシア政府のやり方が露骨すぎてすぐ国民の方でわかりやすいという違いはありますが、当事者であるという意識が非常に強いと感じました。日本の「与党に常に不満はあるものの、なんとなくいつもいれているから」と最終的には自民党が与党でありつづけるという無気力さのなかで、DAYS JAPANは目をそむけたい事実を思いださせてくれるような雑誌だと思います。
(20代/女性)


posted by デイズジャパン at 12:55| Comment(0) | 読者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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