2009年02月02日

広河隆一 アミーラとの出会い

ガザのシファー病院でアミーラに会いました。このブログで紹介した女の子です。
彼女はだいぶ元気になっていましたが、足に金属の器具をつけて、少し動くのにもつらそうでした。
彼女は数日前にヨーロッパで治療するため、ほかの3人の女の子といっしょにエジプト国境から救急車で運ばれようとしました。ところがエジプトの役人たちは、境界線で2日も彼女たちを救急車に閉じ込め、外からバンバン車をたたき、「お前たちはハマスの政治的道具としてヨーロッパに運ばれようとしているんだ」と怒鳴り続けたといいます。ほかの女の子も彼女も恐怖でパニックになり、もう2度とエジプト人は見たくないといっています。でもイスラエルは病人のためには国境を開けません。
私はエジプト側のラファのゲートから入りましたが、1日目は入ることができず、30キロ離れた街に戻り、そこで泊まったのですが、そこには1000台もの救援物資満載のトラックが止められていたのです。
エジプトが救援物資の通過を許可しないのは、イスラエルに配慮しているのか知りませんが、この問題の複雑さを思い知りました。アミーラはイスラエルだけの犠牲者ではないのです。
ところでアミーラは3日間生死をさまよってそして奇跡的に助けられましたが、2−3日というこの時間に助けが来なかったために、多くの人が亡くなっています。イスラエルは多くの場所で救急車の通過を許さなかったのですが、これも殺人行為として、国際法で裁かれるべきことではないでしょうか。
広河隆一
posted by デイズジャパン at 14:20| Comment(3) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イスラエルの行為は国際法で裁かれてしかるべきです!!!
リアルな情報を有難うございます。
Posted by momomo at 2009年02月02日 15:11
「あらゆる人種差別を撤廃する国際組織」(EAFORD)による起草、国連にイスラエルの戦争犯罪を審理する特別法廷設立を求める要望書への署名
ここ
http://www.petitiononline.com/EAFORD09/petition.html
Posted by mizuko.y at 2009年02月04日 18:16
 このことが本当ならば、これを報道しない日本のマスメディアとはいったいなんなのだろう?
Posted by マーク at 2009年02月04日 21:23
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。