2009年01月06日

アキバ・オールの手紙

以下、広河隆一に届いたアキバ・オールからの手紙です。


テルアビブでの反戦デモからいま帰宅した。
5000-7000人の参加者のうち7割がユダヤ人、3割がパレスチナ・アラブ人だったと推測されている。
ほとんどがテルアビブの外からバスで来た。デモはラビン・スクエアと映画館の間の the Ibn-Gvirol mile をあるきながら『爆撃を止めて対話を始めろ』『封鎖を終えろ』『シオニズムのために殺し殺されることは拒否する』などのスローガンを叫んだ。約2000人の右翼が『アラブ人に死を』と叫びながらデモ行進を追いかけ襲撃しようとしたが、M16ライフルで武装した警察と軍によって押し戻された。この喧嘩はテレビ局のカメラの興味をひいたので、当局はまずいと思ったのだろう。サハニンでもデモがあり、四万人が参加。うち8割がアラブ人、2割がユダヤ人。右翼ユダヤ人はいなかった。テレビはどのデモも映さないだろう。

新聞はよくても最後に小さく載せるだけだろう。
帰り道、ラジオでイスラエルの戦車がガザに入ったと聴いた。バラクのラジオでの話は、多数の犠牲者が出ることを覚悟するようイスラエル人に対してよびかけることがおもな内容だった。

いろいろな情報を総合すると、侵攻には三つのおもな目的があるようだ。
1) ハマス指導層を殺す、もしくは捕らえること
2)ハマスの兵器を破壊すること
3) イスラエルの書く停戦合意をハマスにのませること

イスラエル政府は今後批難されたくないので『簡単に早くは終わらない』といいつづけているが、私はかれらに長期戦をするつもりはないと思う。オバマが就任する前に手早く作戦を終わらせたいのだ。政府は市民を攻撃しないように努力していると強調している(悪い評判が計画を損なうこともあるため)。作戦がうまく行くかはまた別問題だ。バラクの言葉で古いユダヤの格言を思いだした。『賢い者は利口な者が自らを救い出す状況を避ける』バラクはたいていのイスラエルの指導者のように利口だが、賢くはない。

私はこの不必要な戦争で殺されたすべてのパレスチナ人とイスラエル人の死を嘆いている。悲しい。

(訳:青柳 泉)


posted by デイズジャパン at 02:06| Comment(0) | ガザ空爆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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