2012年11月30日

ベラルーシ、ベラルド研究所所長【DAYS JAPAN 12月号】

チェルノブイリ事故後、国から独立した民間の放射能研究機関として立ち上がったベラルーシ、ベラルド研究所のアレクセイ・ネステレンコ所長が来日し、10月18日に福島県内を視察しました。この視察に同行したDAYS JAPAN 連載「実際どうなの!?」のおしどりマコ・ケンさんが12月号Topicsに書いています。

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「最大でも1μSV/h程度だと思っていた」
「なぜ、子どもたちのために裁判を起こさないのか?」
「ベラルーシのように、日本にも報道の自由は無いのか」


自らの予想とはかけ離れた日本の状況に驚くネステレンコ所長の視察中の様子が、おしどりマコさんの文からありありと浮かび上がってきます。

「日本はベラルーシより豊かな国なのに、汚染地域の子どものために何をしているのだ?」

この言葉を政府への批判として受け取るのは簡単です。しかし、ただ政府に期待しても何も変わらない。変えるためにまず私たち自身が真実を知り、必要な行動を取ることで必然的に政府も動かざるを得なくなっていく、ということを今回の原発事故で痛感している人も多いと思います。

「特別にきれいな食品を提供するべき。基準値を大幅に下回る食品を優先的に提供する。そして、ベラルーシでは汚染地域に居住している人々は夏休みが長い。国の負担で、1年に1回は保養にいくのだ。子どもの場合は1年に2回が望ましい」

チェルノブイリでの経験から子どもの保養の重要性をよく知っている広河は、代表を務めるNPO法人「沖縄・球美の里」の設立でいち早く必要な行動を起こしました。しかし、まだ日本において保養の重要性は殆ど知られていないのが実情です。
来月12月15日から各地で開催されるチェルノブイリ被災児童のための保養施設「希望21」の所長マクシンスキー氏の講演会は、まだ私たちの知らない現地の状況を知ることのできる、またとない機会です。ぜひ、ご参加下さい。詳細は以下のHPから。http://www.daysjapan.net/

どうぞよろしくお願い致します。

営業部
佐藤典子




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2012年11月29日

「ニッポンの嘘」東京再上映のお知らせ(下高井戸シネマ)

2010年1月号から12月号にかけて【孤高のフォトジャーナリスト】としてDAYS JAPAN が特集した福島菊次郎氏。90才を超えてなお現役で活躍する福島氏の姿を追ったドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘」がDAYS JAPAN 事務所のすぐ近くにある下高井戸シネマで12月1日から上映されます。

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この映画は、福島氏がDAYS JAPAN事務所でDAYSフォトジャーナリスト学校2期生に講義をするところから始まります。一見すると穏やかな老人が、とつとつと語る講義の内容は過激なまでの反骨精神に溢れていて、聞き入る生徒たちの顔は徐々に真剣そのものに変わっていきます。軍人として第二次世界大戦を経験し、その後の日本社会の嘘っぱちを身体で知っている福島菊次郎氏の「反骨」は、言葉の上だけではない、魂そのものから湧き出てくる本物の気迫に満ちていて、決して老いさらばえることはないのです。ぜひ、劇場で「福島菊次郎」を体験して下さい。

会場では福島菊次郎氏の代表的な写真を掲載したDAYS JAPAN 2010年1月号から12月号も特別販売致します。また、12月2日には長谷川三郎監督によるトークもございます。詳細は下高井戸シネマにお問い合わせください。http://goo.gl/svtP7

ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳

配給:ビターズ・エンド
2012年/日本/1h54/プロジェクタ−上映
監督:長谷川三郎
戦後66年間、現場の最前線でシャッターを切り、権力の嘘を暴き続けてきた反骨の報道写真家・福島菊次郎に迫るドキュメンタリー。彼の語る言葉と、25万枚以上の写真からは私たちが今まで知ることのなかった「日本」が見えてくる。

12/1(土)〜12/7(金) PM1:35〜(終3:34)
12/8(土)〜12/14(金) PM7:00〜(終8:56)

◎12/2(日)、先着30名様ポストカードプレゼント
 上映後、長谷川三郎監督によるトークあり!

一般1600円 / 学生1300円 / シニア・火曜みなさま1000円 / 会員900円
★12/1(土)は映画の日!みなさま1000円でご覧いただけます。

【お問い合わせ】
下高井戸シネマ TEL:03-3328-1008


どうぞ宜しくお願い致します。

営業部
佐藤典子
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2012年11月28日

福島の方に定期購読の特典がございます。

11月26日の福島民報一面に掲載されたDAYS JAPAN の広告をご覧になりましたでしょうか?DAYS JAPAN では福島民報の新聞広告をご覧になって、定期購読を申し込まれた福島の方に10月号他をサービスする特典を設けました。このサービスは現在避難中で福島を離れておられる方にも適用されます。

2011年3月以降、DAYS JAPAN では福島に関する記事を数多く取り上げてきました。その中でも特に、福島の方々に今すぐ知って頂きたいのが今年の10月号から12月号の記事です。

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DAYS JAPAN 10月号「告発された医師 山下俊一教授 その発言記録」
10月号では福島県放射線健康リスク管理アドバイザーである山下俊一教授の、事故直後からの講演会や新聞に掲載された発言を14Pにわたって集め、その問題点を編集長 広河隆一が指摘しています。

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DAYS JAPAN 11月号「私たちは子どもを守る」

11月号で特集されているのは、福島原発事故で被災した子どもたちのための保養施設「沖縄・球美の里」によせて小出裕章氏、石井竜也氏、落合恵子氏、田中優氏など17名の著名人がそれぞれの視野からみた保養の重要性や、子どもたちを守る決意を語って下さっています。

この「沖縄・球美の里」は、広河がチェルノブイリ「希望21」での経験から、福島の子どもたちに今すぐ必要なのは、きれいな環境で安心して過ごせる保養所であると呼びかけ、石井竜也氏らの協力のもと今年7月にオープンした日本初の専用施設です。子どもたちの参加費はすべて無料です。詳細はNPO法人「沖縄・球美の里」のHPをご覧ください。http://kuminosato.net/

また、12月にいわき市でも開催される「希望21」の所長マクシンスキー来日特別講演の詳細はこちらのリンクからご覧ください。http://goo.gl/LrJjF

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DAYS JAPAN 12月号「信頼できる甲状腺医はどこにいる?」
どの甲状腺医で検査を受ければよいのか?少ない情報をたよりに医師を探さざるをえない福島出身の子どもや保護者の方の不安を少しでも解消するために、全国467人の甲状腺専門医にアンケートを実施。返答のあった58人のコメント、病院名、所在地などを一覧にしています。ぜひ参考にして頂きたい資料です。

同様の新聞広告は12月1日の福島民友にも掲載されます。
この情報をぜひ、お知り合いの方にもお知らせください。
また、福島限定特典に関する詳細はDAYS JAPAN 佐藤まで直接お問い合わせください。
book@daysjapan.net

どうぞ宜しくお願い致します。

営業部
佐藤典子
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2012年11月27日

小出裕章氏講演会「子どもたちに原発はのこせない!」

小出裕章氏の講演会が、12月1日(土)に首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂大ホールにて開催されます。
DAYS JAPAN 11月号特集「私たちは子どもを守る」に『いのちの在り方と責任』と題してお寄せ下さったメッセージでは以下のように述べられています。

「今、日本は曲がりなりにも『民主主義国家』を自称し、私は国家に抵抗して生きてきたが、いまだに殺されることも、拘束されることもなく、私自身の自由な選択で生きている。そしして、自由に選択した以上、その選択によって起きることに対しては責任を負うべきものと思う」

優しくて温厚な顔の奥には強烈なまでの責任感と使命感があることが、ひしひしと伝わってくる一文です。
小出先生の多忙ぶりは、誰もが知るところと思います。けれど、どんなに忙しくてもDAYS JAPAN が記事を依頼した時には快く引き受けて下さいます。自らの命をかけて果たすべき責任を成し遂げておられる小出先生のお話を、ぜひ直接お聞きください。
当日は会場にてDAYS JAPAN 11月号の他、最新号12月号も販売致しております。

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━━━━━━━━━━━━━━━━連続企画・第7回━━
子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座
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《第7回》
★☆ 小出裕章さん講演会
        「子どもたちに原発はのこせない!」 ☆★


 2030年代に原発はゼロにする─3・11原発事故の放射能被害を前に、政府はそれまでの原子力推進路線から、脱原発路線へと「転換」したように見えます。しかし、実際には原発の再稼働や新たな原発の新増設さえねらわれています。

 放射能におびやかされることのない社会を、どうつくっていけばいいのでしょうか? 原発事故の前から一貫して脱原発を訴え、事故のあとは放射能被害の拡大をおさえるため、また、脱原発を実現するために発言し、行動してきた、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんを八王子にお招きして、考えます。

――――――――――――――――――――――――――
             * ご案内 * 

◆日時
 2012年12月1日(土)16時〜 (開場:15時)

◆会場
 首都大学東京 南大沢キャンパス・講堂大ホール
 (京王線相模原線「南大沢」駅から徒歩約5分)
 地図:http://p.tl/Fn_K

◆お話
 小出 裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)
 ┏━━━━━━≪ 小出 裕章さん ご紹介 ≫━━━━━━━┓

   1949年、東京都生まれ。東北大学工学部原子核工学科
   卒、同大学院修了。74年から現職。原子力の平和利用に
   夢を抱いて大学に進むが、危険な原発を都会に建てず、
   遠く離れた過疎地につくることに矛盾を感じ、脱原発運動
   に関わるようになる。

 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆託児あり:予約制・無料(お問い合わせください)

◆入場料(前売り/当日):500円
  ・中学生以下、障碍をお持ちの方と介助者は無料(要予約) 
  ・当日満席の場合は、前売り券購入者の入場を優先します。
  ※八王子市内の方は、下記の委託販売店にてお買い求めください。
  ※八王子市外の方は、氏名、住所、連絡先、チケット枚数を
   ご記入の上、メールまたはファクスにてお申し込みください。
   お申し込み後に、予約をキャンセルされる場合は、必ず
   ご連絡ください。

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◎主催・お問い合わせ先
子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座
・電話 :
・FAX : 020-4624-2381
・メール hachikou802@yahoo.co.jp
・ウェブサイト http://843koza.info/
・facebook http://www.facebook.com/843kozapage
・mixi http://mixi.jp/view_community.pl?id=5641951
・twitter http://twitter.com/#!/843tweet

◎共催:
・首都大学東京学長裁量傾斜研究費・研究環「カタストロフィと人文学」
・首都大学東京労働組合
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どうぞ宜しくお願いします。

営業部
佐藤典子
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2012年11月24日

11月11日ヘリ撮影を終えて(広河隆一より)

 11月11日ヘリ撮影を終えて(すこしおそくなりましたが)


 暗くなってから6時から7時までが、私の当番でした。山本太郎さんがレポーター、IWGチャンネルから動画の配信が行われました。私の前に撮影したのは豊田直巳さんです。

 しかし6時少し前から雨が降り始めました。ヘリの会社によると、雨でも視界は何とかなりそうとのこと。迷った末、ヘリは飛ぶことになりました。しかし霞が関上空についたら、それまでの視界が瞬く間に悪くなり、ヘリよりさらに低い高度まで霧が下りてきます。時々ビルの屋上部分がもう全く見えない状態でした。撮影どころではありません。ISOを6400に設定しても、シャッタースピードは10分の一秒くらい。振動するヘリからですから、とてもVR(ぶれ防止)を使っても、ろくな写真にはなりません。下ではほとんど道路の街路樹に人々が入っているため、よく見えません。しかし撮れないでは済まないし、ヘリに募金をしてくれた人にも、デモをしている人にも申し訳が立ちません。

 ところが視界が悪すぎて、一時海に上空に避難。じりじりするうちにデモ終了の7時が近づきます。その5分前にヘリは最後の試みのために国会上空に戻りました。視界は相変わらず悪く、議事堂をかすめて霧が流れています。下には傘を差した人々がぼんやり見えます。そして議事堂前では、人々が道路に膨らみ始めていました。

 昨日までは晴れていたのに雨になったこと、日比谷公園が使えなくなったことなどの悪条件が重なり、デモは以前議事堂前の道を埋め尽くした時のようにはなりませんでした。上空からそれが悔しくてたまりませんでした。しかし道路にはみ出した人々が、次回に闘いをつないでくれたと思います。雨でも、日比谷公園の使用禁止でも、これだけのことができた。人々の波は、途切れず続いてくれた。そして次の闘いに途切れず繋いでくれた。デモに参加された方々に感謝を感じるとともに、悔しさを共有して、ばねにして、多様な戦い続けていきたいと思います。なにより、このデモを快く思わない連中は、次回のデモの日の天気を恐れるでしょう。

 闘いは原発を廃止するためのデモだけでなく、今すぐ子どもたちを守る具体的な闘いともつながっています。事故の責任者たち、政府、企業、自治体、医師、専門家たちの責任を問うことも、まだ始まったばかりです。そして私たちが行っている沖縄・久米島の、福島の子どものためのプロジェクト「沖縄・球美(くみ)の里」では6回目の子どもの保養が終わりました。これまで保養した子どもと保護者の母親は、250人に上ります。子どもたちにとって最も大切なこの時期に、手をこまねいてはなりません。デモも、裁判も、放射能測定も、子どもの保養も、疎開も、すべての運動を全速力で進めましょう。

 球美の里では、今収容人数を50人から100人の規模にする計画を立てています。どんな台風にも対抗できる建物を建てたいのです。ご協力をお願いします。広河隆一
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2012年11月22日

写真展「チェルノブイリ・福島そして世界の戦場」

今月14日から久米島博物館で開催している写真展「チェルノブイリ・福島そして世界の戦場」
DAY JAPAN編集長広河隆一の写真展の様子が11月22日の沖縄タイムスで紹介されました。
写真展は、今週末まで。25日(日)までの開催です。

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久米島にいらっしゃる方、連休中に久米島へ向かう方、是非足を運んでください。

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12月号特集「信頼できる甲状腺医はどこにいる?」

DAYS JAPAN 12月号特集「信頼できる甲状腺医はどこにいる?」
写真・コメント/広河隆一 


DAYS JAPAN には、全国に避難した福島出身の人たちから、
どの甲状腺医師を頼って検査をしてもらえばいいのかという問い合わせが多く寄せられている。
そこで、日本甲状腺学会の「認定専門医」等467名の医師に宛て、アンケートを実施した。

・エコー検査の画像データはもらえるのか?
・検査結果の詳細は伝えられるのか?
・甲状腺専門医としての経験は?
・使用検査機械の新しさ
など、受診側からすれば、もっとも気になる質問をぶつけた。

誌面にはアンケートにお答えくださった病院名・住所、返答内容が記載され、
甲状腺医をお探しの方にすぐに役に立つ実用的なものになっています。

今月号の内容を必要とされている方にお知らせ頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

営業部
佐藤典子
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2012年11月21日

広瀬隆さんからDAYS JAPAN 12月号について

広瀬隆さんがDAYS JAPAN 12月号特集「衝撃の原発事故シミュレーション〜地形・気象を考慮した汚染予測」について書いて下さいました。

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【DAYS JAPANの報告・・・広瀬隆】

今月号(2012年12月号)のDAYS JAPANに、若狭湾と泊原発で大事故が起こった場合の、鮮明な汚染シミュレーション図が出ています。これは、私が一番信頼している民間シンクタンクの環境総合研究所の青山貞一さんによる解析です。インターネットでも公開されていますが、ネットでは鮮明でなかったので、助かりました。DAYS JAPANをぜひ見てください。
若狭湾の場合は、風向きが南に向かった場合、関西地方が壊滅する様子が、ぞっとするほど明確に出ています。

泊原発の場合も同様ですが、こちらも放射能が南下する場合のシミュレーションになっています。先週、北海道の東にある網走と北見に講演会で行ってきましたが、地元の人たちは、泊原発の場合には、シベリアから吹く風で、風が東に(内陸に)向かうことが多いと言っていたので、このシミュレーションを東向きの風で想像すると、知床まで壊滅するでしょう。
 そして私がショックを受けたのは、すでに網走の魚からセシウムが高い数値で出ているとの話でした。網走がどこにあるかを、みなさん地図で見てください。すでに海洋汚染が北にまで拡大しているのです!

広瀬隆



明日は「福島原発4号機の核燃料問題を考える第2回議員と市民の院内集会」も開かれます。
第一部は広瀬隆さん、村田光平さん。
衆議院第一議員会館1F13:30開場16:30終了。
参加費 ¥1,000(要予約)

詳細は以下のサイトから。
http://goo.gl/l4CfV

どうぞ宜しくお願い致します。

営業部
佐藤典子

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2012年11月20日

DAYS JAPAN 12月号本日発売!

発売前から表紙「衝撃の原発事故シミュレーション」の図が話題となっている
DAYS JAPAN 12月号、本日発売です。

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今月号の特集は「規制委の予測図を覆す原発事故シミュレーション」
福島原発事故後、民間で購入可能なシステムの開発に取り組んできた青山貞一氏(民間シンクタンク環境綜合研究所顧問)に話を聞いています。
3次元流体計算システムを駆使し、気象・地形・発生源規模を組み込んだ合計5000ケースに及ぶ原発事故シミュレーションをデータベース化。そのシステムを使った、若狭湾の敦賀、美浜、大飯、高浜原発の汚染拡散シミュレーション。衝撃的な拡散予測図です。

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「信頼できる甲状腺医はどこにいる?」
福島出身の子どもや保護者の不安を少しでも解消するために、全国甲状腺専門医へアンケートを実施。日本甲状腺学会の「認定専門医」等全国467名の医師に宛てたアンケートの内、返答のあった58名の回答を掲載。
各医師の名前、病院の所在地もわかる今月号を参考にして頂けると幸いです。

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また、おしどりマコ&ケンさんがチェルノブイリ事故後に民間の放射能研究機関として設立されたベラルーシのベラルド研究所所長の福島視察をルポしたトピックスも必読です。

「落胆しないで。自分は強い人間だと信じて、子どもを守って。誰かが言う『安全』は信じないで、自分で責任を持って判断していってほしい」

この言葉、原発事故とは関係なく、現在を生きる上での貴重なアドヴァイスに聞こえるのは、私だけでしょうか。

営業部
佐藤典子

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2012年11月19日

【拡散希望】ガザの虐殺、この現実を見て!

パレスチナ連帯・札幌より

ガザの虐殺、この現実を見て! まず子どもたち……
パレスチナの友人からです。拡散してください!
http://goo.gl/2HH4F 


すさまじい爆撃の音、その様子を小学校らしき建物の窓から見る子どもたち。
怪我をして血を流す子どもたち。
TVのニュースでは流されていない、パレスチナの現在の真実です。

営業部
佐藤典子
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2012年11月15日

1982 嘆きのベイルート【パレスチナ難民キャンプの虐殺事件から30年】

1982年9月16日、レバノンの首都ベイルートにあるサブラ・シャティーラ難民キャンプは、イスラエル軍によって包囲され、レバノン右派民兵による難民の虐殺が3日間にわたって行われた。そして、18日、ジャーナリストとして最も早い段階でキャンプに入った広河隆一が目にしたのは・・・・。(DAYS JAPAN 11月号リード文より)

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DAYS JAPAN 11月号特集 広河隆一 写真/文
1982 嘆きのベイルート【パレスチナ難民キャンプの虐殺事件から30年】


ここに掲載されている写真は、広河が今まで撮影した中でも、最もよく知られた代表作といえる写真ばかり。その迫力と鮮烈さに、一目で何が起きていたのかがわかり、それ以上言葉はいらないと思うかもしれません。しかし言葉が、そこに実際にいた人からであれば、ぜひ耳を傾けるべきです。

DAYS JAPAN 11月号の特集では、1982年のベイルートで虐殺の直後を目の当たりにした編集長 広河隆一が当時の状況について、自ら詳しく語っています。

【正直なところ私は、目の前の難民キャンプに入っていきたくなかった。10分前、別な道から足を踏み入れたとたんに、道路に横たわる死体を見た。驚いてキャンプから出た所で、近くに砲弾が撃ち込まれ、私はしばらく呆然としていた】

【ある講演会で、死が迫った時には何を考えるのか、と質問されたことがある。私は、自分の心の中から「生きたい」という気持ちを消していくと答えた】

【昼ごろ、難民キャンプに動きが出た。国際赤十字が入ってきて、これに続いて各国のジャーナリストが入ってきたのだ。・・・・大手メディアが入ってくるまでがフリーランスの仕事だ。私はキャンプを出た。出口を封鎖していたイスラエル戦車の上で、上半身裸の若い兵士が、ビーチパラソルをさして、読書をしていた姿が忘れられない。私はぐしゃぐしゃに泣きながら、キャンプを離れた】


私自身が【地球の上に生きる2012】で展示してきた写真の撮影された状況と、当時の広河の偽らざる心情を、今月号の記事ではじめて知りました。ぜひ、DAYS JAPAN 11月号特集
1982 嘆きのベイルート【パレスチナ難民キャンプの虐殺事件から30年】
をお読みください。

どうぞよろしくお願い致します。

営業部
佐藤典子
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2012年11月14日

寄付のご報告<2012年11月13日>

この度、心をつなごうチャリティーコンサート実行委員会様より、DAYS被災児童支援募金へ寄付をいただきましたので、ご報告いたします。

金額:324,068円

全て「沖縄・球美の里」子どもの保養に使用させていただきます。
心より感謝申し上げます。
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2012年11月13日

マクシンスキー特別講演【チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養】

チェルノブイリ被災地の子どもたちの保養施設 「希望21」所長であるヴャチェスラヴ・マクシンスキー氏が12月に来日DAYS JAPAN 編集長 広河隆一が司会と映像を担当し、「沖縄・球美の里」、東京、いわき市、同志社大学(京都)で講演会を行います。

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広河がチェルノブイリ子ども基金を通じて設立当初から多くの支援をしてきた「希望21」は、チェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシの子どもたちを援助するために、設立されたサナトリウムhttp://goo.gl/EOae4
きれいな環境でバランスのとれた食事や、様々なレクリエーションを通じて、子どもたちにもたらされてきたのは、体と心の健康の回復だけではなく、明日へ立ち向かっていくための希望。
「希望21」の現在とその意義を、所長であるマクシンスキー氏から直接聞くことができる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加下さい。

マクシンスキー講演会 福島の子どもたちと共に生きる
「チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養」


【講師】 ヴャチェスラヴ・マクシンスキー
(チェルノブイリ被災地の子どもたちのための保養所「希望21」所長)
【司会と映像】 広河 隆一
( DAYS JAPAN編集長、NPO法人「沖縄・球美の里」代表)

○久米島講演会と交流会
日 時 12月15日(土) 開演14:00( 開場 13:30 ) 
会 場 沖縄・球美の里

☆宿泊交流会付き参加費 5,000円
 (15日昼から1泊2日、講演、交流会参加、宿泊費込み 食費と交通費別)
※講演会のみ参加 500円
【申込み、問い合わせ】tokyo@kuminosato.net FAX 03-3322-0353

○東京講演会
日 時 12月16日(日) 開演18:30( 開場 18:00 )
会 場 北沢タウンホール
参加費 900円 ※事前の予約が必要です
【予約先】 tokyo@kuminosato.net(根本)FAX 03-3322-0353

○いわき講演会
日 時 12月17日(日) 開演18:00( 開場 17:30 )
会 場 いわき芸術文化交流館アリオス大リハーサル室
参加費 500円 ※託児所利用希望者のみ要予約
【お問い合わせ】tarachine@bz04.plala.or.jp(鈴木)FAX 0246-92-2526


○同志社大学(京都)講演会
日 時 12月19日(水) 開演18:30( 開場 18:00 )
会 場 同志社大学 新町キャンパス・臨光館201教室(R201)
資料代 500円 ※予約不要
【お問い合わせ】浅野健一研究室 電話075-251-3411(社会学部事務室)
        asanokenichi@nifty.com
 

営業部
佐藤典子

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2012年11月11日

正しい報道ヘリの会 11.11「反原発100万人大占拠」空撮写真

2012年11月11日反原発100万人大占拠デモ
ヘリからの空撮写真
撮影:広河隆一(正しい報道ヘリの会 提供)
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下記リンク先、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)のfotgazetで豊田直巳氏(JVJA)撮影の写真もご覧頂けます。
http://fotgazet.com/news/000266.html

空撮写真は、正しい報道ヘリの会企画者の広瀬隆さんの意向により、非営利目的に限って、どなたでもご利用できます。今後、様々な機会での映像記録・資料としてご利用ください。
 
これらの写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスです。
表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-NC-ND 2.1)
 
写真をご使用の際は、【撮影:広河隆一/正しい報道ヘリの会】 or 【(cc)Ryuichi HIROKAWA】
のクレジットを入れてください。
 
NGO・NPO団体や市民団体、または脱原発運動などの催しで、ポスター・チラシ・プラカード・パンフレット等の印刷物で使用される場合も、「無償提供」いたします。
(印刷用350dpiのデータは、ファイル名を明記の上、下記までお問合せください)
 
※ただしマスメディアや商業媒体での写真使用には、規定の「写真使用料」が発生いたしますのでご了承ください。(写真使用料の半額は、「正しい報道ヘリの会」に寄付されます)
 
写真使用に関するお問い合わせは
DAYS JAPAN編集部まで
editorial@daysjapan.net
電話 03-3322-4133
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2012年11月09日

【DAYS JAPAN】2013定期購読キャンペーンが開始されます

DAYS JAPAN 定期購読のご案内です。
DAYS JAPAN は広告収入に頼らないからこそ、大手メディアの報じない真実をお届けできます。
それを支えているのは定期購読の読者の皆さまです。
わたしたちの意志で未来をつくるために必要な、ジャーナリズムを守るため、
ぜひ定期購読でDAYS JAPAN を支えて下さい。

また、DAYS JAPAN を応援して下さる皆さまの意志を、少しでも、福島の人々への直接の支援になるようにしたいと考えました。そこで、皆さまの定期購読による利益の10%を、福島の原発事故で被災した子どもたちのための保養施設「沖縄・球美の里」へ送ります。

年間定期購読は7,700円。1冊820円×12冊=9,840円のところ2,140円もお得で、しかも送料はDAYS JAPAN が負担。また、特典として一部の商品が割引価格にてお買い求め頂けます。
さらにDAYS JAPAN 主催の講演会やイベントに割引で参加できる
会員証とオリジナルデザインのA4クリアファイルもプレゼントいたします。

A4clearfile - おもて.jpgA4clearfile - うら.jpg

詳細はHPをご覧ください。http://www.daysjapan.net/
お申込みはこちらのサイトから。
http://goo.gl/pu5pG

どうぞよろしくお願いいたします。

営業部
佐藤典子




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2012年11月07日

11月11日「正しい報道ヘリの会」準備は着々と進んでいます

広瀬隆氏より【11月11日 国会前マンモスデモ】の再度の呼びかけがありました。この日の様子は「正しい報道ヘリの会」でDAYS JAPAN 編集長 広河隆一が空撮することが決まっています。しかもリポーターは山本太郎さん。また、Ourplanet TVによるビデオ撮影と映像配信も予定され、準備は着々と進んでいます。

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20120729_Tokyo_diet_007_Ryuichi HIROKAWA.jpg

(参考:7月29日の空撮写真掲載ページ)
http://goo.gl/ydnZZ
http://goo.gl/og68t

実は先日、広瀬隆氏とお話する機会に恵まれました。その時に広瀬さんがおっしゃていた言葉に、まるで滝に打たれたかのような、清冽な衝撃を受けました。
「先を読んで行動するのは良くない。どんな社会にしたいのかという意志が大切」

当たり前のようだけれど、これだけ迷いなくきっぱり言ってのける方はそんなに多くはありません。広瀬さんの話に多くの人が引き込まれる理由が、良くわかりました。
それは明確な意識を持ち、意志を持って語っているから。そして意志をそのまま行動に移しているから。

今回のデモへの呼びかけも、そんな純粋な思いからの切実な呼びかけです。皆さんも、自らの意志のありかをもう一度見つめなおして、そしてもし創りたい未来の姿が、ほんの少しでも見えてきたら、ぜひ、ご参加下さい!

「今年度の抗議行動の締めくくりに。選挙前に私達の意志を示しましょう。数が集まる事に意味がある!」

【涙をこめて・・・今一度全国のみなさんに呼びかけます!!
11月11日列車・飛行機・電車・バスに飛び乗れ!
怒りの国会デモだ・・・

恒例の首相官邸前・金曜日デモは、11月9日(金)に休みとなり、
11月11日(日)に国会正門前デモに総力を結集することになっています。】


これは呼びかけの一部です。詳細は以下のリンクからご覧ください。
http://goo.gl/Yk6YX


営業部
佐藤典子
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2012年11月06日

同じ過ちを繰り返さないで/ナターシャ・グジー

ナターシャ・グジーの透き通るような歌声を一度聴いたら、きっと二度と忘れることはないと思います。まだDAYS JAPAN が創刊される前の1991年に広河が設立したチェルノブイリ子ども基金が、1996年に招聘したチェルノブイリ子ども民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」の一員として来日したナターシャ・グジーは、その後日本で本格的な音楽活動を開始します。

DAYS JAPAN 11月号にはそのナターシャ・グジーからのメッセージも掲載されています。

「今から26年前にチェルノブイリ原発が爆発しました。私は6歳でしたが、お父さんが原発で働いていたので、原発から3-5キロのところに住んでいました。住民は、夜中に起きた事故のことを知らされないまま、次の日を過ごしました。そして大量の放射能を浴びてしまいました。その次の日に、3日間だけ町を出るように言われましたが、その町に戻ることは二度とありませんでした。・・・・・・・」

ナターシャの話が胸を打つのは、チェルノブイリ原発事故を経験した本人の話だからです。その時の悲しみや想いを綴る言葉には、何の飾り気もなく素朴でありながら、まるで映画のように当時の鮮明な映像を私たちの脳裏に垣間見せてくれる、そんな力があります。

そのナターシャ・グジーのコンサートが久米島で開催されます。
彼女の水晶の歌声と、子ども時代に同じ境遇を経験した者ならではの嘘偽りの無い慈しみが、包み込むように子どもたちの心を守る、そんな奇跡のコンサートになると私は思っています。

ナターシャコンサート.jpg

コンサートin久米島
〜チェルノブイリから福島の子どもたちへ〜


日時: 2012年11月16日(金)18:30〜20:00(開場18:00)
会場: 久米島町具志川農村環境改善センター
*入場無料 *保育室あり
演奏: 歌とバンドゥーラ(ウクライナ民族楽器)
演奏 ナターシャ・グジー
スライド講演: 広河隆一(フォトジャーナリスト)
三線と民謡: 親子塾なんくる
共催: 沖縄・球美の里、久米島町、久米島町教育委員会
お問い合わせ: tokyo@kuminosato.net

営業部
佐藤典子
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2012年11月05日

子どもたちを守るために

子どもたちを守るために、いま私にできることって何だろう?

東日本大震災の直後には、「とにかく現地に行って被災した人たちを助けたい、必要とされる仕事なら何でもやりたい」そう思ってボランティアに駆け付けた人々が大勢いたのではないかと思います。ただ、被災した人々の力になりたい、という素直な気持ちから、いてもたってもいられずに行動を起こした無数の人々の姿に、これからの時代が今までとは違う、もっと良いものになっていくだろうと、そんな気がしていました。

あれから1年8か月あまり。原発事故の被害は、未だに何をどうすれば解決するのか、よくわからないままに時間だけが過ぎていっているような感がぬぐえません。放射能という脅威は、目に見えず、においもなく、味もないが故に、「何か役に立った、解決に近づいた」という実感が伴わないという側面があります。
しかし、それ故に実際にそこで生きている人たち、特に子どもたちには不気味な重みを伴って、長期間のしかかり続けるのです。
この状況の中で、自分が子どもたちのために何ができるのか、何か役にたっているのか、手応えも実感もわかず、漠然とした無力感に囚われてしまう人もいるのでは、と思います。

DAYS JAPAN 11月号には、17名の方が「私たちは子どもを守る」と題して、それぞれの分野から、いま子どもたちのために必要なこと、大人としての私たちにできることを提示してくれています。

DAYS JAPAN 編集長でもある広河隆一は、チェルノブイリでの経験から、いち早く子どもたちの保養所の設立に踏み切りました。この具体的なアクションは、瞬く間に多くの賛同者を集め、信じられないほどの短期間で、「沖縄・球美の里」での子どもたちの保養を始めることができました。
しかし、子どもたちを守るために一番大切なのはまさに「瞬く間に実行されること」なのです。

ぜひ、11月号を読んで下さい。いま、どれほど緊急に私たちの力が必要とされているのか、17名のメッセージが熱く訴えかけています。

営業部
佐藤典子
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2012年11月03日

11月8日(木)18:30〜 「沖縄・球美の里」東京事務局のボランティアミーティングをします!

福島の子どもたちの保養プロジェクト「沖縄・球美の里」では今月7日から第7次の保養が始まります。
そして、今月は久米島で写真展とコンサート、12月は希望21の所長、マクシンスキー氏の
国内各地での講演会が予定され、イベントが目白押しです。

沖縄・球美の里ではこれまでも多くのボランティアさんに支えられてきましたが
この3大イベントを成功させるために、皆さんの大きな大きなパワーが必要です。


そこで来週の木曜日にボランティアミーティングを開催することにしました。
今回は都内での開催になります。
球美の里の活動に興味があるけれど久米島まで行くのはちょっと、、、と思っている方
ボランティアさん同士のつながりが持ちたい方、是非ご参加ください。

*初めて参加希望の方は、根本までご連絡願います。


日時:11月8日(木) 18:30〜
場所:デイズジャパン (最寄駅:明大前)
   東京都世田谷区松原1-37-19武内ビル302
  

連絡先:根本美樹
    03-3322-4150
    nemoto@daysjapan.net


また、ミーティング前でもお手伝いいただきことがたくさんありますので
明日の土曜日、平日に来ていただけるボランティアさんを募集しています。
来ていただける方は根本までご連絡ください。

どうぞ宜しくお願いします。
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2012年11月02日

NPO法人「沖縄・球美の里」広河隆一から

みなさん
その後いかがお過ごしですか。沖縄・球美の里は、少しずつ変化しています。
私たちの団体は、10月から「特定非営利活動(NPO)法人沖縄・球美の里」になりました。
この度はいくつかのお知らせをします。

【1】お友達をご紹介ください 
新しいチラシが出来上がりました。お友達の方にお渡しいただき、ご支援をお勧めいただけましたら幸いです。

【2】久米島コンサート 11月16日に、6時から久米島の具志川農村環境改善センターでチェルノブイリ事故で被災したナターシャ・グジーのコンサートをします。無料です。私の話と島の民謡グループ「親子塾なんくる」も出演します。

【3】写真展 14日から25日までは久米島博物館で、
私の写真展「チェルノブイリ・フクシマそして世界の戦場」も開催します。この機会に久米島を訪問してみようと思われた方、ぜひ参加ください。保養期間中なので、施設にお泊りはできませんが、ご訪問は歓迎します。特に17日の午前中は9時以降11時半まで、ご訪問に対応する担当者を配置します。

【4】これらの問い合わせ受付については、いわき事務局ではなく東京事務局で行いますので、
   ファックス 03-3322-0353か
   メール tokyo@kuminosato.netの根本までご連絡ください。

【5】シンポジウム「福島の子どもを守るためにチェルノブイリの経験から学ぶ」 
ベラルーシから、保養施設「希望21」の所長を20年以上勤めてこられたマクシンスキーさんをご招待し、チェルノブイリ事故の後、汚染地で育った子どもたちを保養させるうえで、どのようなご苦労があったか、ご経験やその効果などを詳しく聞く機会を持ちたいと思っています。また同時に開始後半年目を迎えます球美の里の報告も私からさせていただきます。予定は次の通りです。

12月15日(土)14−18時 マクシンスキーさんの久米島講演会と交流会。
 会場:沖縄・球美の里のダイニングルームか図書室。

15日昼から球美の里で1泊2日で、講演、交流会参加、宿泊費と食事込みで参加費10000円で募集をします(交通費は別)。この時期は子どもの保養がありませんので、施設を利用していただきます。お申し込みやお問い合わせは、上記メールアドレスにお願いします。

現在も福島の子どもたちの通年の保養施設としては、沖縄・球美の里が、日本では唯一のものですが、私たちの運営の仕方を知って、北海道ほかに、同様の施設を建設する動きが起こっています。この機会に球美の里を訪問したいという方にはいい経験になると思います。関心のある友人の方にお知らせください。

そのほかのマクシンスキー講演会は次の通りです。

東京講演会:12月16日(日)18時半―21時半 
 会場:北沢タウンホール
(下北沢 03−5478−8005)、
 参加費:900円 
 予約先:tokyo@kuminosato.net (根本) 

福島県いわき市講演会:12月17日(月)18時― 
 会場:アリオス
(いわき芸術文化交流館 0246−22−8111)
 参加費:500円 託児所利用希望者のみ要予約。
 お問い合わせはtarachine@bz04.plala.or.jp(鈴木)まで

京都同志社大学講演会。12月19日(木)18時半―21時 
 会場:同志社大学今出川校地新町キャンパス・臨光館201教室 

 資料代:500円 予約不要 
 問い合わせ先:
 社会学部メディア学科・浅野健一研究室 asanokenichi@nifty.com 
 電話075−251−3411(学部事務室)
 
これから福島の子どもたちを健康に育てるためにはどのようなことに気を付けるべきかを知るためのいい機会になると思います。ご参加をお待ちします。

【5】 広河隆一郡山講演 
来年1月13日に郡山女子大で、私のジャーナリズムについて放送大学の講演会を行います。詳細は追ってDAYS JAPANホームページか球美の里のホームページでお知らせします。
また私の放送大学の番組(衛星放送)「フォトジャーナリズムとは何か」は、1月1日(火)22:15〜23:00にも再放送されます。

以上長い手紙で申し訳ありませんでしたが、よろしくお願いします。

2012年11月2日
NPO法人沖縄・球美の里 理事長 広河隆一
posted by デイズジャパン at 18:29| Comment(0) | 編集長便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする