2012年08月25日

沖縄・球美の里の第3次グループの途中経過の報告

沖縄・球美の里の第3次グループの途中経過の報告

未就学児童 6人
小学生 25人
中学生 4人
未就学児童の付き添いの母親 7人
福島からのグループ付添い 1人

8月20日(月)午後4時15分 久米島空港着
球美の里に到着後 オリエンテーション。スタッフの紹介
アロマテラピー開始(この日から24日まで実施)

21日(火)
午前中 沖縄の守り神シーサの焼き物作り
午後  ハテの浜で海水浴(砂州)

22日(水)
午前中 奥武島で浜遊び 貝殻拾い 生き物観察 ウミガメ館見学
午後  バーデハウス(海洋深層水の温浴施設)を母子が利用

23日(木)
午前中 等身大の自画像つくり
午後  ホタル館で自然観察と川の生き物採集
バーデハウス(女の子たち)

24日(金)
午前中 三板(さんば=沖縄の民俗楽器)作りと鳴らし方指導
午後  バーデハウス(男の子たち)
夜   子どもたちのエーサ練習(島の子どもたちとともに)

このような形で進めています。

25日(土)午後からははいよいよ沖縄も強風域に入り、26日深夜から27日にかけて、
久米島の真上を通過するとのことです。

私たちは役場の指示と支援のもとに、より安全な場所に移ることを計画中です。

広河隆一
posted by デイズジャパン at 16:34| Comment(0) | 沖縄・球美の里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いよいよ明日まで!!【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012】

横浜赤レンガ倉庫で8/15から開催されていた、【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012】いよいよ明日26日(日)が最終日となります。また、本日16:00〜「おばあちゃんと猫」の伊原美代子さんのトークショーがございます。DAYS定期購読の方は写真展入場料のみでこのトークショーに参加できます。当日受付も致しておりますので、ぜひご参加下さいね!(一般入場料は写真展込で¥1,000、詳細はこちらをご覧くださいhttp://goo.gl/0xBgB

また、写真展会場にいらして下さった小学生の皆さんからは、こんなコメントを頂いております。

・原発などの写真を見て、その時のことを思い出した。
・サルの温泉の写真が可愛かった。
・「他人の身体の一部が落ちてきて、口がきけなくなった」写真。ものすごいショックだと思いました。

特に可愛かったのはこのコメント
「白いねこをおばさんがたべようとしてた」
大丈夫、食べようとしたんじゃなくて、猫のフクマルがあんまり可愛くて、思わず耳を舐めていたのです。
それでもフクマルが健在がどうか心配な方は、ぜひ、今日の伊原さんのトークショーでご質問下さい・・・。

伊原美代子さん顔写真.jpg

どうぞ宜しくお願い致します!

営業・企画担当
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 11:50| Comment(0) | 企画部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

球美の里より

8月24日。晴れ。
福島のこどもたちの保養5日目。
子どもたちは午前のプログラムである、沖縄の民俗楽器さんばつくりと演奏を習っています。
午後は10人ずつバーディハウスで海洋深層水のプールで入浴。昨日までに女の子たちはプール体験終わりです。アトピーに効果が表れているとのこと。
夕方は、エイサーの練習参加の呼びかけがありますが、風次第です。
役場と台風対策を話し合っています。
今ベランダ側の入り口のガラスの前に、防風サッシの工事をしています。
屋根に追いかぶさるようになっていた松の枝は、昨日までに焼き物工房の方に切っていただきました。
保存食料の購入も進めています。屋根の瓦の補強も、きょうの午後に工事します。
発達しながらこちらに向かっている台風の眼が、久米島の上に来るのは、現在の予想では27日の月曜日。ここは明日の夜から暴風域に入予定です。最悪の場合に備えて、子どもたちは町の施設に避難させることも町と検討しています。具志川農業改善センターです。
島のコンビニからは、どんどん食料が消えています。
準備は着々と進んでいます。
保護者の方はご心配なく。
台風の防風圏内に入ったら、1時間ごとにいわきの事務所に報告をして、ホームページに掲載してもらいます。そちらをご覧ください。
広河
posted by デイズジャパン at 12:49| Comment(0) | 沖縄・球美の里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月23日

本日の東京新聞朝刊に広河のコメントが掲載されています

本日の東京新聞こちら特報部の記事【山本美香さん銃撃死】に、
DAYS JAPAN編集長 広河隆一のコメントが掲載されています。

「現場に行って、カメラを回して、自分の目で確かめる。
そして、そこで何が起こっているのかを多くの人々に伝えるのがジャーナリストの仕事です」
詳細は、ぜひ東京新聞の記事をご覧下さい。

現在開催中の【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012】の中心的なテーマが、まさに「フォトジャーナリズムと何か」ということでした。今回メインで展示する第8回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞の作品以外の展示作品を何にするか、企画中の段階だったとき、非常に悩んだ結果、2007年にビルマで取材中に銃撃を受けた長井健司さんの最後の様子を撮影した、第4回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞DAYS特別賞受賞のアドリース・ラティーフ氏の7枚組の写真を中心に、他の展示作品を決めようと思いました。それは「真実を伝える」という固い意志で現場に立ったフォトジャーナリストたちの存在を忘れないでほしい、という想いからでした。

今回、また同じ悲劇が繰り返されたことを深く悼むと共に、何よりも紛争や貧困にあえぐ地域に住み続けなければならない人たちのことを想い、DAYS JAPAN としてこれからも被害者の立場から真実を伝えていきたいと思います。

営業・企画担当
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 13:00| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

【伊原美代子さんトークショー】定期購読者の特典のお知らせ

横浜赤レンガ倉庫1号館2Fで開催中の
『DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012』の会場内で
8月25日(土)16:00〜開催される、
「おばあちゃんとねこ」でお馴染の伊原美代子さんのトークショーに、
DAYS JAPAN 定期購読者のみなさんを特別にご招待致します。

伊原美代子さん顔写真.jpg

お申込はこちらのフォームから。
http://goo.gl/W7GpU

定期購読者の皆さまにお送りしている【DAYS JAPAN 会員証】を、
受付にてご提示下さった方は、写真展会場入場料のみでご参加頂けます。
(65歳以上、高校生以下、障がい者の方は無料です)

また、会場で定期購読をお申込の方も、もちろん無料でご参加頂けます。
赤レンガ倉庫限定特典として、
広河のサイン入り写真とお好きなバックナンバーもプレゼント中。
伊原さんのお話も聞けて、特典も付く、この特別な機会を、どうぞお見逃しなく!!

営業・企画担当
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 19:57| Comment(0) | 企画部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

DAYS JAPAN 9月号の見どころ

DAYS JAPAN 9月号、表紙は広河が空撮した、国会正門前。
押し寄せる人の波が、光に照らされて、ものすごいパワーを感じさせてくれます。
もちろん、表紙だけではなく、中味も大注目です!

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今回の特集は【市民による権力の告発 人々の目覚め】
まずは広瀬隆さん/文による「私たちはあきらめず屈しない」
『福島原発事故責任者に対する告発状受理に関する声明文』は、広瀬さんならではの、妥協のない鮮明な姿勢が、まるで刃のように虚実を貫いています。

最終P10-17_demo_seki_03-1.jpg

さらに市民投稿ニュースサイト8bitNewsの記者 中田絵美さんが書く
「官邸前の闘いはこうして拡がった」
6月15日に彼女が発信した官邸前デモの映像は大きな反響を呼び、あっと言う間に海外まで広がりました。
早い時期から官邸前デモに参加していた彼女ならではの臨場感にあふれたルポタージュは必読です!

そして、DAYS JAPAN 編集長 広河隆一と、高橋邦典さんの写真が、現場の真実を克明に伝えてくれます。
9月号で使用された広河の空撮写真は、8月26日(日)まで開催中の
【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012】
でパネルになっております。

誌面では伝わらない、生のプリントの迫力を、ぜひ会場でお確かめ下さい。

http://www.facebook.com/daysjapan.yokofes

また、高橋邦典さんの第6回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作「枯葉剤の恐怖」も展示しています。
今回のデモの写真とは一味違う、高橋氏の真骨頂も、ぜひご覧くださいね!

営業・企画担当
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 17:47| Comment(0) | 営業部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベントのお知らせ】「いのちの海を埋め立てないで〜上関・祝島自然とともに生きる未来へ〜」

上関原発・祝島に関するイベントのお知らせをさせて頂きます。
下の二冊のようにDAYS JAPAN でも何度か取り上げられているテーマです。
関心のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
・2009年11月号「祝島 原発を拒否する人々」
・2010年12月号「希少動物の宝庫 原発で消える海」

以下、転送文になります。

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 2012.9.8シンポジウム
◆『いのちの海を埋め立てないで』
〜上関・祝島 自然とともに生きる未来へ〜

「奇跡の海」「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦が
上関原発の予定地となって、30年になります。
いま原発建設計画は、田ノ浦の対岸に暮らす祝島の人たちの息長い反対に
よって中断しています。

 しかし、中国電力は原発建設をあきらめていません。
一方、2008年に山口県に許可された海の埋め立てが、この10月に失効します。
海の埋め立ては地域の生態系に大きな影響を与えるため、
わたしたちはこのまま「奇跡の海」を残し、原発のない暮らしを実現したいと願っています。

佐藤正典さんや上関町、祝島の方々のお話をお聴きし、一緒に考え行動しましょう。

◆日 時:2012年9月8日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
◆会 場:日比谷コンベンションホール
(千代田区立日比谷図書館文化館地下・旧都立日比谷図書館)
アクセス:千代田区日比谷公園1-4 東京メトロ霞が関駅C4、B2出口より徒歩5分
都営三田線内幸町駅A7出口より徒歩3分、JR新橋駅より徒歩12分

◆基調講演
「瀬戸内海西部に残る豊かな内湾生態系」
講師:佐藤正典さん(鹿児島大学理学部)

◆シンポジウム
パネリスト:
佐藤正典さん(鹿児島大学理学部)
高島美登里さん(長島の自然を守る会)
山戸孝さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)

コーディネーター:
菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金)

◆参加費:1000円
◆定 員:200名
◆要予約
web予約フォーム: http://bit.ly/MYZG0x
FAX:03-3357-3801
※終了後、パレードもあります。16:30日比谷公園中幸門出発

◆主催:上関原発どうするの?〜瀬戸内の自然を守るために〜(略称:上関どうするネット)
ブログ:http://kaminoseki.blogspot.com/
問い合せ:Mail: dousuru_net@mail.goo.ne.jp 、Tel:03-3357-3800(原子力資料情報室/伴)
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posted by デイズジャパン at 17:47| Comment(0) | イベントのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

編集後記(DAYS JAPAN 2012年9月号)

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 7月29日午後、三重県の津市で開催されたイベントで、80分間講演をすることになっていた。私は30分間だけ講演し、参加者の方々にお詫びを言って会場を離れ、東京に急行した。そして新木場からヘリに飛び乗った。

 広瀬隆さんからへリの手配と空撮をしてほしいと頼まれたのが6月。しかし私は福島の子どもの保養所準備で、沖縄・久米島現場を離れられない。そこでイラクでの中継などの経験ある綿井健陽さんにこの仕事を頼んだ。毎週金曜日、拡大していくデモのニュースを聞き、現場に行きたくて地団駄を踏んだ。

 私のへリでの撮影経験は多い。チェルノブイリ原発もスリーマイル原発もハンフォード核工場もセラフィールドも福島原発もヘリで撮影した。エルサレムやガザは何度も飛んだ。

 しかし今回の撮影はこれまでとは違った。夜の撮影である。昼間でもヘリは振動して、望遠でブレのない写真を撮るのは困難だ。夜だと感度を上げても、40分の1秒くらいでシャッターを切らなければならない。風があれば手振れ補正をかけても、どうにもなるものではない。

 国会議事堂上空にさしかかった薄明るい頃、デモの人々が見つからなくて焦った。歩道は並木の陰だ。国会前は車しか見えない。そのうち暗くなると、人々の持つ明かりが見えるようになり、国会を包囲するように歩道を埋めている人々が浮かび上がった。そしてある瞬間に、歩道にいた人々が堰を切ったように車道に出てきた。同乗のOurPlanet-TVの白石さん、ビデオ撮影の綿井さんも驚く間に、人々が国会正門の道に溢れていく。ここで撮影に成功できなければ、みんなに申し訳ない。息を止めて何百枚と撮影した。そしてその中に何とか使える写真が見つかった。

 私は高校生の時に大阪の反安保の御堂筋デモに参加した。私の高校から300人の生徒と教師たちが参加した。この日日本全国でデモを行ったのは600万人。国会前を埋めていく人々の姿を見て、私は涙が出るのをこらえられなかった。(広河)
posted by デイズジャパン at 15:47| Comment(0) | 編集長便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月09日

広河トークショーにつきまして【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA】

【お詫び】
8月19日(日)に予定されておりました、
【DAYSフォトジャーナリズム祭 in YOKOHAMA 2012】の
広河隆一トークショーにつきまして、お知らせ致します。

当日、広河が「沖縄・球美の里」に滞在する必要が生じましたため、
今回の広河隆一トークショーは中止となりました。

既に参加をお申込の方々には誠に申し訳ありませんが、何卒ご了承頂けますでしょうか。

どうぞ宜しくお願い致します。

営業・企画部
佐藤典子
posted by デイズジャパン at 23:00| Comment(0) | 企画部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする